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授業科目名 基礎化学
時間割番号 UPC109 B
担当教員名 宮嶋 尚哉/井上 久美/野原 愼士
開講学期・曜日・時限 前期・月・I 単位数 2
<対象学生>
工学部1年生(CL,AC,CS,ME,JM,EE,GE)
<授業の目的>
本講義では現代文明を支えている化学の基礎的事項を修得する。原子構造からはじまり、電子軌道、化学結合、反応速度など物理化学的な視点から物質の理解を深め、身近な化学についても触れていく。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>工学科1年次向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
工-A専門①教養・基礎知識工学の広い教養と自然科学の基礎知識を活用
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
工学
1化学で使う単位や計算に関する基礎事項を理解できること工-A
2原子構造、化学結合など構造に関する基礎事項を理解できること工-A
3元素の性質、酸化還元など化学の性質に関する基礎事項を理解できること工-A
4反応速度、化学平衡、熱力学など物理化学的な基礎事項を理解できること工-A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
125%毎回の小テストおよび定期試験で理解度をはかる
225%毎回の小テストおよび定期試験で理解度をはかる
325%毎回の小テストおよび定期試験で理解度をはかる
425%毎回の小テストおよび定期試験で理解度をはかる
合計100% 
<授業の方法>
講師が作成したスライドを予め配布し、講義ではスライドを投影しながら説明を行う。毎回の講義構成は、前回小テストの解説、今回の講義の概要説明、講義、小テスト、の順を基本とする。
本講義は「面接授業」形態を基本とするが、状況に応じて「ライブ型」あるいは「オンデマンド型」形態に変更する場合がある。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
高校での化学を理解していることが望ましい。
<テキスト>
  1. 藤野竜也 [ほか] 執筆, 新編基礎化学 第2版, 実教出版, ISBN:9784407352481,
    (2021年出版 専門基礎ライブラリー)
<参考書>
  1. アイザック・アシモフ著 ; 玉虫文一, 竹内敬人訳, 化学の歴史, 筑摩書房, ISBN:9784480092823,
    (2010年出版 ちくま学芸文庫, [ア32-1])
<授業計画の概要>
1タイトル講義の概要と基礎的事項
事前学習
事後学習
事前に配布した講義スライドにて本講義の目的・意図を概観する。
講義スライドを吟味し、理解が及ばなかった点は教科書や他の資料により理解する。
授業内容講義の進め方と注意事項、15回の講義内容概要、化学とはどのような学問であるか、工学部で基礎化学を学ぶ意義について説明し、小テストでその理解度をはかる。
2タイトル化学で使う単位と計算
事前学習
事後学習
事前に配布した講義スライドにて本講義の目的・意図を概観する。
講義スライドを吟味し、理解が及ばなかった点は教科書や他の資料により理解する。
授業内容前回の小テスト解説を中心に前回講義の復習をした後、化学で使う単位や計算に関する基礎事項について説明し、小テストでその理解度をはかる。
3タイトル原子構造
事前学習
事後学習
事前に配布した講義スライドにて本講義の目的・意図を概観する。
講義スライドを吟味し、理解が及ばなかった点は教科書や他の資料により理解する。
授業内容前回の小テスト解説を中心に前回講義の復習をした後、原子構造の現在のモデルとそこに至る歴史について説明し、小テストでその理解度をはかる。
4タイトル電子軌道
事前学習
事後学習
事前に配布した講義スライドにて本講義の目的・意図を概観する。
講義スライドを吟味し、理解が及ばなかった点は教科書や他の資料により理解する。
授業内容前回の小テスト解説を中心に前回講義の復習をした後、シュレディンガーの電子雲モデルを基礎とする電子軌道の構造について説明し、小テストでその理解度をはかる。
5タイトル化学結合と分子間力
事前学習
事後学習
事前に配布した講義スライドにて本講義の目的・意図を概観する。
講義スライドを吟味し、理解が及ばなかった点は教科書や他の資料により理解する。
授業内容前回の小テスト解説を中心に前回講義の復習をした後、分子軌道法および分子間力といった分子構造の考え方を説明し、小テストでその理解度をはかる。
6タイトル気体および溶液の性質
事前学習
事後学習
事前に配布した講義スライドにて本講義の目的・意図を概観する。
講義スライドを吟味し、理解が及ばなかった点は教科書や他の資料により理解する。
授業内容前回の小テスト解説を中心に前回講義の復習をした後、化学の基本となる物質の三態、気体の基本性質、溶液の基本性質を説明し、小テストでその理解度をはかる。
7タイトル中間試験・物質の形態まとめ
事前学習
事後学習
試験範囲の講義内容について、総復習を行う。
解けなかった問題を中心に、資料等を見ながら再度答案を検討する。
授業内容第2-6回の内容に関する試験およびまとめ
8タイトル化学反応とエネルギー①気体分子運動論と熱力学第一法則
事前学習
事後学習
事前に配布した講義スライドにて本講義の目的・意図を概観する。
講義スライドを吟味し、理解が及ばなかった点は教科書や他の資料により理解する。
授業内容試験解説を中心に前半講義の復習をした後、気体分子運動論と内部エネルギー、熱力学第一法則とエンタルピーについて説明し、小テストでその理解度をはかる。
9タイトル化学反応とエネルギー②熱力学の第二法則と反応の方向
事前学習
事後学習
事前に配布した講義スライドにて本講義の目的・意図を概観する。
講義スライドを吟味し、理解が及ばなかった点は教科書や他の資料により理解する。
授業内容前回の小テスト解説を中心に前回講義の復習をした後、熱力学の第二法則と反応の方向について説明し、小テストでその理解度をはかる。
10タイトル反応速度
事前学習
事後学習
事前に配布した講義スライドにて本講義の目的・意図を概観する。
講義スライドを吟味し、理解が及ばなかった点は教科書や他の資料により理解する。
授業内容前回の小テスト解説を中心に前回講義の復習をした後、反応速度の定義および反応速度を変える因子について説明し、小テストでその理解度をはかる。
11タイトル化学平衡
事前学習
事後学習
事前に配布した講義スライドにて本講義の目的・意図を概観する。
講義スライドを吟味し、理解が及ばなかった点は教科書や他の資料により理解する。
授業内容前回の小テスト解説を中心に前回講義の復習をした後、化学平衡とは何か、平衡定数、化学平衡の移動、各種化学平衡について説明し、小テストでその理解度をはかる。
12タイトル酸化・還元
事前学習
事後学習
事前に配布した講義スライドにて本講義の目的・意図を概観する。
講義スライドを吟味し、理解が及ばなかった点は教科書や他の資料により理解する。
授業内容前回の小テスト解説を中心に前回講義の復習をした後、酸化還元反応、電池、起電力の計算といった化学の性質に関する基礎事項を説明し、小テストでその理解度をはかる。
13タイトル無機材料・炭素材料と身近な有機化学
事前学習
事後学習
事前に配布した講義スライドにて本講義の目的・意図を概観する。
講義スライドを吟味し、理解が及ばなかった点は教科書や他の資料により理解する。
授業内容前回の小テスト解説を中心に前回講義の復習をした後、無機材料および炭素材料と身近な有機化学の視点から元素の性質に関する説明し、小テストでその理解度をはかる。
14タイトル期末試験・化学反応と材料まとめ
事前学習
事後学習
試験範囲の講義内容について、総復習を行う。
解けなかった問題を中心に、資料等を見ながら再度答案を検討する。
授業内容第8-13回の内容に関する試験およびまとめ
15タイトル総まとめ
事前学習
事後学習
事前に配布した講義スライドにて本講義の目的・意図を概観する。
講義スライドを吟味し、理解が及ばなかった点は教科書や他の資料により理解する。
授業内容試験解説を中心に後半講義の復習をした後、講師の研究内容を中心に化学に関する広いテーマについて概説して講義全体を総括し、小テストで講義全般の理解度をはかる。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
研究者としての素養・心構えなどの教育に,担当教員の実務経験を活かしている。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
新規開講科目につき該当しない。
<備考>
(未登録)