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授業科目名 機械力学
時間割番号 TME210
担当教員名 野田 善之
開講学期・曜日・時限 前期・木・II 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
本講義では、機械工学の基礎科目の一つである機械力学に関する講義を行う。特に、基本的な機械の運動と機械の変換・伝達する仕組み(機構学)や運動の状態を解析する機械運動学および機構の力学関係を表現する機構動力学に関する知識を身につける。
機械技術者として、機械を構成する機構の運動状態や力学関係を解析し、設計に活かす動的設計を行うことは必須である。また、2年次後期に開講する振動工学で必要となる基礎的知識を習得する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部(~2023年度入学生)>機械工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
ME-A専門機械技術者として社会の要求を満たすための問題を設定しそれらを自力で解決するとともに、持続して自己の能力の向上に努めることができる。
ME-B機械工学の知識・技術に加えて、機械工学に関する最先端の技術を修得し、多様化する社会の要請に応じて、それを利用・応用することができる。
ME-C基礎的・専門的学力や論理的な表現力さらにコミュニケーション能力を修得し、科学的知見と技術を総合して社会的課題を解決する能力を身につける。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
ME
11.機構の運動特性の基礎的な解析法を説明できること。ME-C
22.目的の運動や力を得るための機構要素の組み合わせを構成できること。ME-A
33.自動車や航空機などで用いられる運動機構の運動方程式を記述し、力学関係を説明できること。ME-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
140%テスト・課題で該当する項目を正しく説明できたか否かを評価する
250%テスト・課題で該当する項目を正しく構成できたか否かを評価する
310%テスト・課題で該当する項目を正しく説明できたか否かを評価する
合計100% 
<授業の方法>
【基本事項】
本科目を履修する上で、以下の知識が必要となる。
1. 質点・剛体の力学(力とモーメントの釣り合い、運動の法則、拘束関係 etc)
2. 理工系の数学(ベクトル、複素数、微積分 etc)
☆カリキュラムの中の位置づけ
 ・機械工学科カリキュラムにおいて以下の科目を履修しておくこと。
   基礎物理学I・II、微分積分学I・II、線形代数学I・II
 ・後続科目: 振動工学

【授業の方法】
・(反転授業)Moodle上に演習課題、学修の進め方、関連資料などの必要事項をアップロードし、学生が解決課題を回答。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
  1. 藤田 勝久, 機械運動学 ―機械力学の基礎から機構動力学解析まで-, 森北出版, ISBN:9784627665210
<参考書>
  1. 安田 仁彦, 機構学, コロナ社, ISBN:9784339040692
  2. 小野 京右, メカトロニクス時代の機械力学, 培風館, ISBN:9784563035165
<授業計画の概要>
1タイトル機械の運動 (機械と機構、機械の構成、機械運動の分類)
事前学習
事後学習
事前学習は講義動画を閲覧し、演習課題に取り組む。事後学習では発展問題に取り組む
授業内容・授業の最初に、この授業全体の到達目標、授業の進め方、課題提出の仕方、成績評価の仕方に関するガイダンスを行う。
・機械の定義や構成要素について講義する。
・演習課題に取り組む
2タイトル運動の自由度
事前学習
事後学習
事前学習は講義動画を閲覧し、演習課題に取り組む。事後学習では発展問題に取り組む
授業内容・運動の自由度について講義する。
・演習課題に取り組む
3タイトル運動の瞬間中心
事前学習
事後学習
事前学習は講義動画を閲覧し、演習課題に取り組む。事後学習では発展問題に取り組む
授業内容・運動の瞬間中心について講義する。
・演習課題に取り組む
4タイトル運動方程式(ニュートンの法則)
事前学習
事後学習
事前学習は講義動画を閲覧し、演習課題に取り組む。事後学習では発展問題に取り組む
授業内容・ニュートンの法則による運動方程式の導出について講義する。
・演習課題に取り組む
5タイトル運動方程式(ダランベールの原理)
事前学習
事後学習
事前学習は講義動画を閲覧し、演習課題に取り組む。事後学習では発展問題に取り組む
授業内容・ダランベールの原理による運動方程式の導出について講義する。
・演習課題に取り組む
6タイトル運動方程式(ラグランジュの運動方程式)
事前学習
事後学習
事前学習は講義動画を閲覧し、演習課題に取り組む。事後学習では発展問題に取り組む
授業内容・ラグランジュの運動方程式の導出について講義する。
・演習課題に取り組む
7タイトルこれまでの授業のまとめ
事前学習
事後学習
事前学習は講義動画を閲覧し、演習課題に取り組む。事後学習では発展問題に取り組む
授業内容・これまでの授業について講義する。
・演習課題に取り組む
8タイトル平面運動機構のベクトル解析 (ベクトル解析の基礎)
事前学習
事後学習
事前学習は講義動画を閲覧し、演習課題に取り組む。事後学習では発展問題に取り組む
授業内容・平面運動機構のベクトル解析について講義する。
・演習課題に取り組む
9タイトル平面運動機構のベクトル解析 (速度の解析)
事前学習
事後学習
事前学習は講義動画を閲覧し、演習課題に取り組む。事後学習では発展問題に取り組む
授業内容・平面運動機構のベクトル解析について講義する。
・演習課題に取り組む
10タイトル平面運動機構のベクトル解析 (加速度の解析)
事前学習
事後学習
事前学習は講義動画を閲覧し、演習課題に取り組む。事後学習では発展問題に取り組む
授業内容・平面運動機構のベクトル解析について講義する。
・演習課題に取り組む
11タイトル平面運動機構のベクトル解析 (座標変換)
事前学習
事後学習
事前学習は講義動画を閲覧し、演習課題に取り組む。事後学習では発展問題に取り組む
授業内容・平面運動機構のベクトル解析について講義する。
・演習課題に取り組む
12タイトル平面運動機構のベクトル解析 (座標変換を用いた速度と加速度の解析)
事前学習
事後学習
事前学習は講義動画を閲覧し、演習課題に取り組む。事後学習では発展問題に取り組む
授業内容・平面運動機構のベクトル解析について講義する。
・演習課題に取り組む
13タイトル平面運動機構の運動学的拘束(回り対偶による拘束)
事前学習
事後学習
事前学習は講義動画を閲覧し、演習課題に取り組む。事後学習では発展問題に取り組む
授業内容・平面運動機構の運動学的拘束について講義する。
・演習課題に取り組む
14タイトル平面運動機構の運動学的拘束(すべり対偶による拘束)
事前学習
事後学習
事前学習は講義動画を閲覧し、演習課題に取り組む。事後学習では発展問題に取り組む
授業内容・平面運動機構の運動学的拘束について講義する。
・演習課題に取り組む
15タイトルこれまでの授業のまとめ
事前学習
事後学習
事前学習は講義動画を閲覧し、演習課題に取り組む。事後学習では発展問題に取り組む
授業内容・これまでの授業のまとめについて講義する。
・演習課題に取り組む
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
担当教員は自動車製造業での機械設計に関する実務経験を有する。その実務の中で体験した、機械力学や機構動力学を用いた動的設計の具体例を説明しつつ、発展問題では機械設計における機械力学問題の具体例を提示する。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
・機構の運動などを動画やアニメーションを用いて、より分かり易くする。
・機構例の実社会での適用先を具体的に示す。
<備考>
・講義に関する連絡はYins-CNSを通じて行う。
・オフィスアワーは授業終了後