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授業科目名 メカトロニクス工学実習II
時間割番号 TJM222
担当教員名 石田 和義/牧野 浩二/小谷 信司/孫 瀟
開講学期・曜日・時限 前期・月・III-IV 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
現在のあらゆる工業製品には電気・電子の技術が用いられているので,電気電子の知識を習得することは製品の設計開発を行う上で必要不可欠である.本科目では,基本的な電気電子回路の製作などの実習に取り組み,電気電子回路の実際的な知識などを習得する.本科目は2時限連続で実施する.
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部(~2023年度入学生)>メカトロニクス工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
JM-A専門2.三分野での活躍を目指す技術者・研究者にとって必要な基礎知識と技術基本的な電気回路の動作を理解したうえで、回路図の読み書きと、それに基づく電子回路の製作ができる。
JM-B3.三分野のうち、一つ以上のより専門的な技術と知識。少なくとも一分野の技術と知識を十分に身につけ、さらに一つ以上の分野の技術と知識も身につける。2.電気分野線形素子、基本的な電子デバイスからなる回路の動作原理・特性を説明し、それらの素子を使った回路を設計できる。
JM-C論理回路、順序回路の解析・設計ができる。
JM-D3.情報分野組込みシステムにおいて、ソフトウェアを開発することができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
JM
1電気回路および電子回路の図面の読み書きができるJM-B
2図面に従って基本的な電気回路電子回路が製作できるJM-A
3論理回路、順序回路の設計ができるJM-C
4Deep LearningとPython言語の基礎知識を基にして、ライントレースロボット制御プログラムを作成できるJM-D
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
135%実習の進捗度およびレポート記載内容で評価する
235%実習の進捗度およびレポート記載内容で評価する
310%実習の進捗度およびレポート記載内容で評価する
420%実習の進捗度およびレポート記載内容で評価する
合計100% 
<授業の方法>
1.受講前に以下の必要な知識等を復習すること
  ・高校までに学んだ電気、電子に関する基礎知識
  ・基礎ゼミで学んだ電気、電子に関する基礎知識
  ・基礎ゼミで学んだ各種計測機器の取扱方法
  ・基礎ゼミで学んだ素子、回路に関する知識
2.限られた時間での実習であるため,必ず事前学習を行うこと
3.グループ単位で実習を行うため,役割分担を明確にすること
4.実習中は,他の受講生・TA・教員へ積極的に質問すること
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・週ごとに割り当てられている実習項目の目的と実習手法について指導書をよく読み,何のために,何を,どのように実習するかをある程度理解しておく必要がある
・事前学習として,ブレッドボードの配線図を考えること
・グループ内で実習時の役割分担を明確にして,限られた時間内で効率良く測定すること
・レポート作成時の注意事項を守ること
<テキスト>
  1. (オリジナルテキストを配布)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル第1回:ガイダンス,レポート作成の演習
事前学習
事後学習
事前学習:必要知識等の総復習
事後学習:レポート作成
授業内容ガイダンス
指導書・レポート表紙等の配布
レポート作成の演習
2タイトル第2回:トランジスタの静特性とインバータ回路(その1)
事前学習
事後学習
事前学習:回路図の把握とブレッドボード用配線図の作成
事後学習:レポート作成の準備
授業内容指導書4章の実習(その1)
3タイトル第3回:トランジスタの静特性とインバータ回路(その2)
事前学習
事後学習
事前学習:回路図の把握とブレッドボード用配線図の作成
事後学習:レポート作成
授業内容指導書4章の実習(その2)
4タイトル第4回:ダイオードを使った論理回路と表示回路の作製(その1)
事前学習
事後学習
事前学習:回路図の把握とブレッドボード用配線図の作成
事後学習:レポート作成の準備
授業内容指導書5章の実習(その1)
5タイトル第5回:ダイオードを使った論理回路と表示回路の作製(その2)
事前学習
事後学習
事前学習:回路図の把握とブレッドボード用配線図の作成
事後学習:レポート作成
授業内容指導書5章の実習(その2)
6タイトル第6回:中間評価
事前学習
事後学習
事前学習:当日までの指示内容を把握
事後学習:必要に応じてレポート作成
授業内容レポート振り返り
総括とまとめ
7タイトル第7回:TTL-ICとNAND回路
事前学習
事後学習
事前学習:回路図の把握とブレッドボード用配線図の作成
事後学習:レポート作成
授業内容指導書6章の実習
8タイトル第8回:オペアンプ(その1)
事前学習
事後学習
事前学習:回路図の把握とブレッドボード用配線図の作成
事後学習:レポート作成の準備
授業内容指導書10章の実習(その1)
9タイトル第9回:オペアンプ(その2)
事前学習
事後学習
事前学習:回路図の把握とブレッドボード用配線図の作成
事後学習:レポート作成
授業内容指導書10章の実習(その2)
10タイトル第10回:トランジスタによる非安定マルチバイブレータ(その1)
事前学習
事後学習
事前学習:回路図の把握とブレッドボード用配線図の作成
事後学習:レポート作成の準備
授業内容指導書7章の実習(その1)
11タイトル第11回:トランジスタによる非安定マルチバイブレータ(その2)
事前学習
事後学習
事前学習:回路図の把握とブレッドボード用配線図の作成
事後学習:レポート作成
授業内容指導書7章の実習(その2)
12タイトル第12回:実習予備日,レポート指導
事前学習
事後学習
事前学習:必要に応じて,回路図の把握とブレッドボード用配線図の作成
事後学習:レポート作成
授業内容指導書に基づく実習の予備日・まとめ
使用部品の片付け
レポート指導
13タイトル第13回:Deep Learningの実習(その1)
事前学習
事後学習
事前学習:配布資料の内容把握
事後学習:レポート作成
授業内容Python演習
14タイトル第14回:Deep Learningの実習(その2)
事前学習
事後学習
事前学習:配布資料の内容把握
事後学習:レポート作成
授業内容Deep Learning基礎
15タイトル第15回:Deep Learningの実習(その3),評価
事前学習
事後学習
事前学習:配布資料の内容把握
事後学習:レポート作成
授業内容ライントレース
総括とまとめ
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
ハードウエアの性能と特徴を考慮したソフトウエア設計の実務経験を持ち、その実務経験を「メカトロニクス工学実習II」で修得する項目の実践応用に活かす。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
前年度授業からの変更点(予定)
・実習の進捗状況に応じて、各テーマの実施回数を調整することがある。
<備考>
(未登録)