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授業科目名 ソフトウェア工学及び演習I
時間割番号 TCS216
担当教員名 高橋 正和
開講学期・曜日・時限 後期・火・IV 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
適切なソフトウェアを開発するには,使用者の要求を正しく理解して,それをプログラムに反映させることが必須である.本授業では,代表的な分析・設計・実装の手法である構造化手法とオブジェクト指向手法について概説する.さらに,実習を行うことで,これらの手法を用いて小規模なソフトウェアの分析・設計・実装を行う技術を習得する.
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部(~2023年度入学生)>コンピュータ理工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
CS-A専門4.チームの一員としてシステム開発に参画し貢献することができる。
CS-B6.情報科学、及び、数学や自然科学等の知識と手法を用いて、以下のことができる。6a.解決すべき問題を形式化することができる。
CS-C6b.要求、時間、費用、資源等の制約条件を考慮した上で、複数の解が存在するような複雑な問題の中から適切な解を見つけ出すことができ
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
CS
1(1)要求分析について説明することができ,小規模なソフトウェアの要求を分析できることCS-C
2(2)構造化分析・設計手法を説明でき,小規模なソフトウェアに対して適用できることCS-A
3(3)オブジェクト指向分析・設計手法を説明でき,小規模なソフトウェアに対して適用できることCS-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
110%中間評価(テスト)および期末評価(テスト)で理解度を評価する
245%中間評価(テスト)で理解度を評価する
345%期末評価(テスト)で理解度を評価する
合計100% 
<授業の方法>
対面で実施できる場合:教室で対面授業をする.
対面で実施できない場合:授業時間に授業をライブ配信し視聴してもらう.
<受講に際して・学生へのメッセージ>
ソフトウェアを設計する際の考え方を理解するように努めること.
<テキスト>
  1. 神長明、郷健太郎、杉浦茂樹、高橋正和、藤田茂、渡辺喜道, ソフトウェア工学の基礎, 共立出版
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル受講案内,要求分析と設計とは,構造化手法の考え方
事前学習
事後学習
特になし
授業内容構造化手法とは
2タイトル構造化分析・設計手法(1)
事前学習
事後学習
特になし
授業内容データ・フロー・ダイヤグラム
3タイトル構造化分析・設計手法(2)
事前学習
事後学習
特になし
授業内容データ・コンテキスト・ダイヤグラムなど
4タイトル構造化分析・設計手法(3)
事前学習
事後学習
特になし
授業内容構造図と擬似コードなど
5タイトル構造化分析・設計手法(4)
事前学習
事後学習
特になし
授業内容総合演習1
6タイトル構造化分析・設計手法(5)
事前学習
事後学習
特になし
授業内容総合演習2
7タイトル中間評価(総括とまとめ)
事前学習
事後学習
特になし
授業内容中間テスト
8タイトルオブジェクト指向分析・設計手法(1)
事前学習
事後学習
特になし
授業内容オブジェクト指向分析・設計手法の考え方
9タイトルオブジェクト指向分析・設計手法(2)
事前学習
事後学習
特になし
授業内容ユースケース図,クラス図
10タイトルオブジェクト指向分析・設計手法(3)
事前学習
事後学習
特になし
授業内容クラス図、オブジェクト図
11タイトルオブジェクト指向分析・設計手法(4)
事前学習
事後学習
特になし
授業内容シーケンス図
12タイトルオブジェクト指向分析・設計手法(5)
事前学習
事後学習
特になし
授業内容総合演習1
13タイトルオブジェクト指向分析・設計手法(6)
事前学習
事後学習
特になし
授業内容総合演習2
14タイトルオブジェクト指向分析・設計手法(7)
事前学習
事後学習
特になし
授業内容総合演習3
15タイトル評価(総括とまとめ)
事前学習
事後学習
試験準備
授業内容期末試験
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
担当教員の企業でのソフトウェア開発経験をもとに、ソフトウェア開発における共通言語である構造化手法、オブジェクト指向手法について概説するとともに小規模ソフトウェアの設計を実施する.この作業を通じてソフトウェア設計の共通言語であるDFD、UMLを読み書きをできるようにする.
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
アンケート結果確認中
<備考>
授業はオンライン形式で実施する.
試験の実施方法(対面、オンライン)は状況を見て判断する.