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授業科目名 プログラミング基礎
時間割番号 TCS103
担当教員名 小俣 昌樹
開講学期・曜日・時限 前期・火・I 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
本授業では,プログラミングの基本概念と基礎知識を学修する.プログラミングを「問題解析」・「データ構造とアルゴリズムの設計」・「コーディング」の3つのステップで構成される問題解決の過程として捉え,現在広く普及しているC++言語を使用して,その方法を学ぶ.具体的には,プログラムの基本構造である順次・選択・反復やオブジェクト指向プログラミングなどの文法および記述方法について学修する.本授業は,後続のプログラミングに関する授業やソフトウェア開発に関する授業のための基礎的な位置づけにある.
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部(~2023年度入学生)>コンピュータ理工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
CS-A専門6.情報科学、及び、数学や自然科学等の知識と手法を用いて、以下のことができる。6b.要求、時間、費用、資源等の制約条件を考慮した上で、複数の解が存在するような複雑な問題の中から適切な解を見つけ出すことができ
CS-B6c.各種のツールや手法に関する十分な知識をもち、それらをシステムの設計・開発・運用に応用できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
CS
11.プログラミングおよびアルゴリズムの基本概念を説明できること.CS-B
22.プログラミングの基本技法を理解して使用できること.CS-B
33.問題解決のための簡単なプログラムを作成できること.CS-A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
120%試験(中間期)および試験(期末期)における筆記によって,説明できることを評価する.
260%試験(中間期),試験(期末期),および小テストにおける筆記によって,理解して使用できることを評価する.
320%試験(期末期)および小テストによる筆記によって,作成できることを評価する.
合計100% 
<授業の方法>
<感染症等への対策が必要な場合 ライブ型とオンデマンド型を混用>
・[オンデマンド型]LMSに掲示された授業資料や関連資料などを閲覧したり,Learning Management System(LMS)の演習課題や大福帳などに取り組んだりする.
・[ライブ型]授業時間中,ビデオ通話で個別の質問を受け付ける.

<感染症等への対策が必要ない場合 面接授業とオンデマンド型>
・[面接授業]授業時間に,教室で,対面での講義を行なう.
・[オンデマンド型]授業時間外学修のために,LMSに授業資料などを掲示する.
<受講に際して・学生へのメッセージ>
「情報処理及び実習」を履修申告しているか,履修済みであること.
<テキスト>
  1. 高橋麻奈著, やさしいC++ 第5版, SBクリエイティブ, ISBN:4797392592,
    (2017年出版)
<参考書>
  1. 高橋航平著, 独習C++ 新版, 翔泳社, ISBN:4798150231,
    (2019年出版)
<授業計画の概要>
1タイトルプログラミングのための基礎知識
事前学習
事後学習
・授業前までに,教科書のLMSで指示されたページを読んで,練習に取り組みます.
・授業前までに,Learning Management System(LMS)に掲示されているナレーション付きスライドショーなどを閲覧します.
・授業後に,LMSに掲示された<補足資料>や<発展学習>を閲覧します.
授業内容・最初に,この授業全体の到達目標,授業の進め方,成績評価の仕方になどに関するガイダンスを行います.
・「プログラミングのための基礎知識」についての講義を行ないます.
・C++言語のコーティングに使用するソフトウェアを紹介します.
・理解度を確認するための演習を実施します.
2タイトル変数,式と演算子
事前学習
事後学習
・授業前までに,教科書のLMSで指示されたページを読みます.
・授業前までに,LMSに掲示されているナレーション付きスライドショーなどを閲覧します.
・授業後に,LMSに掲示された<授業後復習課題>に取り組みます.
授業内容・「変数,式と演算子」についての講義を行ないます.
・理解度を確認するための演習を実施します.
3タイトル条件分岐
事前学習
事後学習
・授業前までに,小テストのため,前回までの授業内容を振り返って学修内容を確認します.
・授業前までに,LMSの<事前学修>資料を読みます.
・授業前までに,LMSに掲示されているナレーション付きスライドショーなどを閲覧します.
・授業後に,LMSに掲示された<授業後復習課題>に取り組みます.
授業内容・「条件分岐」についての講義を行ないます.
・理解度を確認するための演習を実施します.
・前回までの内容に関する小テストを実施します.
4タイトル繰り返し
事前学習
事後学習
・授業前までに,教科書のLMSで指示されたページを読みます.
・授業前までに,LMSに掲示されているナレーション付きスライドショーなどを閲覧します.
・授業後に,LMSに掲示された<授業後復習課題>に取り組みます.
授業内容・「繰り返し」についての講義を行ないます.
・理解度を確認するための演習を実施します.
5タイトル関数(1)(宣言,定義)
事前学習
事後学習
・授業前までに,教科書のLMSで指示されたページを読みます.
・授業前までに,LMSに掲示されているナレーション付きスライドショーなどを閲覧します.
・授業後に,LMSに掲示された<授業後復習課題>に取り組みます.
授業内容・「関数の宣言と定義」についての講義を行ないます.
・理解度を確認するための演習を実施します.
6タイトル関数(2)(引数と参照),配列
事前学習
事後学習
・授業前までに,小テストのため,前回までの授業内容を振り返って学修内容を確認します.
・授業前までに,LMSに掲示された<事前学修>を行います.
・授業前までに,LMSに掲示されているナレーション付きスライドショーなどを閲覧します.
・授業後に,LMSに掲示された<授業後復習課題>に取り組みます.
授業内容・「関数の引数と参照および配列」についての講義を行ないます.
・理解度を確認するための演習を実施します.
・前回までの内容に関する小テストを実施します.
7タイトル中間評価:まとめ
事前学習
事後学習
授業前までに,前回までの授業内容を振り返って学修内容を確認します.
授業内容・試験(中間期)を実施します.
・これまでの学修内容を振り返ったうえで,今後の学修内容を説明します.
8タイトルクラスの基本
事前学習
事後学習
・授業前までに,教科書のLMSで指示されたページを読みます.
・授業前までに,LMSに掲示されているナレーション付きスライドショーなどを閲覧します.
・授業後に,LMSに掲示された<授業後復習課題>に取り組んだり<補足資料>を読んだりします.
授業内容・「クラスの基本」についての講義を行ないます.
・理解度を確認するための演習を実施します.
9タイトルクラスの機能
事前学習
事後学習
・授業前までに,教科書のLMSで指示されたページを読みます.
・授業前までに,LMSに掲示されているナレーション付きスライドショーなどを閲覧します.
・授業後に,LMSに掲示された<授業後復習課題>に取り組みます.
授業内容・「クラスの機能」についての講義を行ないます.
・理解度を確認するための演習を実施します.
10タイトルクラスの宣言と利用
事前学習
事後学習
・授業前までに,LMSの<事前学修>に取り組みます.
・授業前までに,LMSに掲示されているナレーション付きスライドショーなどを閲覧します.
・授業後に,LMSに掲示された<授業後復習課題>に取り組んだり<発展>の資料を閲覧したりします.
授業内容・「クラスの宣言と利用」についての講義を行ないます.
・理解度を確認するための演習を実施します.
11タイトルストリームとファイルの入出力
事前学習
事後学習
・授業前までに,小テストのため,前回までの授業内容を振り返って学修内容を確認します.
・授業前までに,教科書のLMSで指示されたページを読みます.
・授業前までに,LMSに掲示されているナレーション付きスライドショーなどを閲覧します.
・授業後に,LMSに掲示された<授業後復習課題>に取り組んだり<発展>の資料を閲覧したりします.
授業内容・「ストリームとファイルの入出力」についての講義を行ないます.
・理解度を確認するための演習を実施します.
・前回までの内容に関する小テストを実施します.
12タイトル変数の寿命とスコープ
事前学習
事後学習
・授業前までに,教科書のLMSで指示されたページを読みます.
・授業前までに,LMSに掲示されているナレーション付きスライドショーなどを閲覧します.
・授業後に,LMSに掲示された<授業後復習課題>に取り組んだり<発展>の資料を閲覧したりします.
授業内容・「変数の寿命とスコープ」についての講義を行ないます.
・理解度を確認するための演習を実施します.
・次回以降のために,これまでの復習を行います.
13タイトル単純ソート
事前学習
事後学習
・授業前までに,LMSで指示された<事前学修資料>を閲覧します.
・授業前までに,LMSに掲示されているナレーション付きスライドショーなどを閲覧します.
・授業後に,LMSに掲示された<授業後復習課題>に取り組んだり<発展>の資料を閲覧したりします.
授業内容・「単純ソート」についての講義を行ないます.
・理解度を確認するための演習を実施します.
14タイトル関数(3)(再帰)
事前学習
事後学習
・授業前までに,小テストのため,前回までの授業内容を振り返って学修内容を確認します.
・授業前までに,LMSの<事前学修>に取り組みます.
・授業前までに,LMSに掲示されているナレーション付きスライドショーなどを閲覧します.
・授業後に,LMSに掲示された<授業後復習課題>に取り組みます.
授業内容・「関数(3)(再帰)」についての講義を行ないます.
・理解度を確認するための演習を実施します.
・前回までの内容に関する小テストを実施します.
15タイトル総括評価:まとめ
事前学習
事後学習
授業前までに,前回までの授業内容を振り返って学修内容を確認します.
授業内容・試験(期末期)を実施します.
・これまでの学修内容を振り返り,夏季休業中の取り組み方や後期の関連授業について確認します.
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
前年度と同様に実施
<備考>
本授業では,Learning Management System(LMS)として,山梨大学 e-Learning システム(Moodle)を使用する.
http://moodle.yamanashi.ac.jp/