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授業科目名
担当教員
応用生体防御学特論
幸田 尚
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
PIB704 2 (未登録) 1 前期 (未登録) (未登録)
[概要と目標]
人類の健康な暮らしを支える上で、生物特有の生体防御機構は欠かすことができない。その破綻はさまざまな疾病に直結するため、生体防御に関する幅広い知見を習得し、健康維持への応用を考案する必要がある。本講義では、生体防御に関わる生命現象を分子、細胞、組織および個体レベルで解明し、発生工学と融合させることによって、健康維持に貢献する先進的方法論を学修する。具体的には、生体防御破綻を起因とする疾患等を例示して、発生工学技術を利用した治療法や病態モデルについて討議し、生殖・再生医療を含めた医療および生命科学研究に応用可能な新技術の創造力を涵養する。
[到達目標]
・生体防御機構およびその破綻がもたらす影響の分子レベルでの高度な理解と、発生工学を利用したその解析・解決法に関する知識・技術の習得
・英文学術雑誌等への論文投稿能力の構築
[必要知識・準備]
一般的な生物学の知識を必要とする。また、分子生物学、実験動物学および免疫学等の基礎を習得しておくこと。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 70  %講義内容の理解、問題点の探求力 
2受講態度 30  %積極的討議、創造的研究への取組みを評価する 
[教科書]
  1. ALBERTS/JOHNSON/LEWIS/RAFF/ROBERTS/WALTER, 細胞の分子生物学, ニュートンプレス, ISBN:4-315-51867-2,
    (中村桂子他訳)

  2. 小幡裕一 他, 生物機能モデルと新しいリソース・リサーチツール, エル・アイ・シー, ISBN:9784900487482
  3. Murphy/Walport/Travers, 免疫生物学, 南江堂,
    (笹月 健彦訳)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
第1回 生体防御とは
第2回 生体防御のメカニズム(1)
第3回 生体防御のメカニズム(2)
第4回 生体防御の破綻
第5回 生体防御の破綻と疾患(1)
第6回 生体防御の破綻と疾患(2)
第7回 生体防御破綻疾患の治療法(1)
第8回 生体防御破綻疾患の治療法(2)
第9回 生体防御破綻疾患モデル(1)
第10回 生体防御破綻疾患モデル(2)
第11回 生体防御破綻疾患と発生工学(1)
第12回 生体防御破綻疾患と発生工学(2)
第13回 発生工学の応用(1)
第14回 発生工学の応用(2)
第15回 総括
[前年度授業に対する改善要望等への対応]
?授業評価アンケートで学生から出された改善要望への対応
アンケート結果確認中。