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授業科目名 国際関係論II
時間割番号 LSS311
担当教員名 小松 志朗
開講学期・曜日・時限 前期・水・IV 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
この授業で、学生は現代の具体的な諸問題について考えることを通じて、国際関係の理解を深める。まずは、国家と脱国家的主体というアクターの本質や特徴を整理する。次に、そうしたアクターが世界の様々な諸問題の解決にどう取り組んでいるのかを見ていく。学生は、そのような観点から国際関係を広く見渡すなかで、地域や社会の在り方を決める構成要素とその特徴について問題意識を育み、自分なりのものの見方と意見を確立する。なお、この授業は「国際関係論I」の応用編という位置づけにある。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
生命環境学部>地域社会システム学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
SS-A専門社会科学系の基礎社会のしくみを体系的かつ多面的に理解し、社会科学の基礎的な概念を用いて説明できる。
SS-B政治学の基礎と発展市民として政治を観察し、それに積極的に関わってゆくための思考力と判断力の基礎を修得し、地域や社会の在り方を決める構成要素とその特徴を、基礎的な専門知識を用いて説明できる。
SS-C課題解決の意欲と態度地域社会で生じる諸課題を発見し、その課題の解決に向けて、多様な観点から考察し、その考え方を表現できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
SS
1国家と脱国家的主体というアクターの本質や特徴を正確に説明できること。SS-A
2国家と脱国家的主体の行動と相互関係を、地域や社会の在り方を決める構成要素とその特徴に関連付けて理解し、そこから重要な論点を抽出して自分の意見を論理的な文章で分かりやすく説明できること。SS-B
3地域社会で生じる諸課題とその解決方法について、国家と脱国家的主体の観点から論理的な文章で分かりやすく説明できること。SS-C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
130%授業内の課題と期末テストにより評価する。
250%授業内の課題と期末テストにより評価する。
320%授業内の課題と期末テストにより評価する。
合計100% 
<授業の方法>
【面接授業】
・授業は対面で行う。ただし、新型コロナウイルスの感染状況によってはオンラインに変更する可能性もあり、その場合は期末テストを期末レポートに切り替える。
・講義を中心に進めるが、学生同士のディスカッションも時々行う。
・毎回、授業の最後に課題を出す(その回の内容に関する簡単な論述問題)。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
教科書は初回授業までに購入しておくこと。参考書は授業中に紹介する。
<テキスト>
  1. 村田晃嗣他, 国際政治学をつかむ(新版), 有斐閣, ISBN:978-4-641-17722-2
<参考書>
  1. 授業中に随時紹介する。
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス
事前学習
事後学習
授業前に、シラバスを読む。
授業後に、配布資料を読み直して、自分が必要だと考える参考書を準備する。
授業内容授業の内容と進め方を概説する。
2タイトル脱国家的主体
事前学習
事後学習
授業前に、教科書の関連箇所を読む。
授業後に、授業内の課題を中心に教科書と配布資料を用いて復習を行う。さらに学習を深めたい場合は、参考書を読む。
授業内容現代の国際関係においてますます存在感を増している脱国家的主体について考える。 
3タイトル環境問題:概要と論点
事前学習
事後学習
授業前に、教科書の関連箇所を読む。
授業後に、授業内の課題を中心に教科書と配布資料を用いて復習を行う。さらに学習を深めたい場合は、参考書を読む。
授業内容環境問題に国際社会がこれまでどのように取り組んできたのかを振り返る。
4タイトル環境問題:脱国家的主体の役割
事前学習
事後学習
授業前に、教科書の関連箇所を読む。
授業後に、授業内の課題を中心に教科書と配布資料を用いて復習を行う。さらに学習を深めたい場合は、参考書を読む。
授業内容環境問題に関して脱国家的主体が果たす役割を考える。
5タイトル人権と民主主義:概要と論点
事前学習
事後学習
授業前に、教科書の関連箇所を読む。
授業後に、授業内の課題を中心に教科書と配布資料を用いて復習を行う。さらに学習を深めたい場合は、参考書を読む。
授業内容人権と民主主義という西洋発の理念がグローバルに広がっていく過程を検証する。
6タイトル人権と民主主義:脱国家的主体の役割
事前学習
事後学習
授業前に、教科書の関連箇所を読む。
授業後に、授業内の課題を中心に教科書と配布資料を用いて復習を行う。さらに学習を深めたい場合は、参考書を読む。
授業内容人権と民主主義に関して脱国家的主体が果たす役割を考える。
7タイトル開発援助:概要と論点
事前学習
事後学習
授業前に、教科書の関連箇所を読む。
授業後に、授業内の課題を中心に教科書と配布資料を用いて復習を行う。さらに学習を深めたい場合は、参考書を読む。
授業内容途上国への開発援助の実態と成果、今後の課題を概観する。
8タイトル開発援助:脱国家的主体の役割
事前学習
事後学習
授業前に、教科書の関連箇所を読む。
授業後に、授業内の課題を中心に教科書と配布資料を用いて復習を行う。さらに学習を深めたい場合は、参考書を読む。
授業内容開発援助に関して脱国家的主体が果たす役割を考える。
9タイトル核兵器:概要と論点
事前学習
事後学習
授業前に、教科書の関連箇所を読む。
授業後に、授業内の課題を中心に教科書と配布資料を用いて復習を行う。さらに学習を深めたい場合は、参考書を読む。
授業内容国際関係における核兵器の役割と問題点を整理し、さらに核軍縮の可能性について検討する。
10タイトル核兵器:脱国家的主体の役割
事前学習
事後学習
授業前に、教科書の関連箇所を読む。
授業後に、授業内の課題を中心に教科書と配布資料を用いて復習を行う。さらに学習を深めたい場合は、参考書を読む。
授業内容核兵器に関して脱国家的主体が果たす役割を考える。
11タイトル感染症:概要と論点
事前学習
事後学習
授業前に、教科書の関連箇所を読む。
授業後に、授業内の課題を中心に教科書と配布資料を用いて復習を行う。さらに学習を深めたい場合は、参考書を読む。
授業内容国境を越えてグローバルに広がる感染症に対して、国際社会はどう立ち向かうべきか。新型コロナウイルスの事例を手がかりに有効な対策を探る。
12タイトル感染症:脱国家的主体の役割
事前学習
事後学習
授業前に、教科書の関連箇所を読む。
授業後に、授業内の課題を中心に教科書と配布資料を用いて復習を行う。さらに学習を深めたい場合は、参考書を読む。
授業内容感染症に関して脱国家的主体が果たす役割を考える。
13タイトル地域と国際関係:日本の事例
事前学習
事後学習
授業前に、教科書の関連箇所を読む。
授業後に、授業内の課題を中心に教科書と配布資料を用いて復習を行う。さらに学習を深めたい場合は、参考書を読む。
授業内容地域(都道府県、市町村)と国際関係の結びつきについて、日本の事例を手がかりに考える。 
14タイトル地域と国際関係:海外の事例
事前学習
事後学習
授業前に、教科書の関連箇所を読む。
授業後に、授業内の課題を中心に教科書と配布資料を用いて復習を行う。さらに学習を深めたい場合は、参考書を読む。
授業内容地域(州、市町村など)と国際関係の結びつきについて、海外の事例を手がかりに考える。 
15タイトルまとめ
事前学習
事後学習
・授業前に、これまでの学習内容を振り返り、テストに備える。
・授業後に、テストについての教員の解説をもとに、自分の回答を見直す。
授業内容前半1時間でこれまでの学習内容に関する総括評価のためのテストを実施し、後半30分でその解説を行う。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
前年度授業のアンケートでは、グループワークとワークシートに取り組む時間が足りなかったとの意見が多かったので、授業の構成を見直してそれらの時間を十分に確保する。
<備考>
(未登録)