山梨大学電子シラバス>検索結果一覧>授業データ



授業科目名 家庭科の本質と目標・内容構成
時間割番号 KSU508
担当教員名 岡松 恵/神山 久美/志村 結美/田中 勝/今井 千裕
開講学期・曜日・時限 前期・水・II 単位数 2
<対象学生>
1・2年
<授業の目的および概要>
 学習指導要領を踏まえて、家庭科の教育目的・目標や現代に求められている資質・能力を再確認し、児童・生徒の実態に即した効果的な授業設計、授業実践のあり方を、理論と実践の融合を図りながら検討し、授業改善していく力の基礎を養う。
<到達目標>
【ストレートマスター】
・家庭科の教育目的・目標を理解し、指導内容と指導法を実践的に検討することができる。
・家庭科の現状と課題を把握し、現代に求められる家庭科の教育目的・目標を説明することができる。
・先行授業実践の分析を踏まえて、児童・生徒の実態に即した効果的な授業設計を行い、改善することができる。
【現職教員学生】
・家庭科の教育目的・目標を理解し、指導内容と指導法を実践的に検討することができる。
・家庭科の現状と課題を把握し、現代に求められる家庭科の教育目的・目標を説明することができる。
・自らの経験を含めた先行授業実践の分析を踏まえて、児童・生徒の実態を再確認し、効果的な授業設計を行い、改善することができる。
<授業の方法>
講義・演習
 家庭科における児童・生徒の実態に即した指導内容と指導方法のあり方を、理論と実践の両面から分析する。また、育成をめざす能力に対して指導内容をどのように系統化、構造化して学習を進めるべきか等の検討を行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %課題に関するレポートにより理解度を評価 
2受講態度 10  %積極的参加状況 
3発表/表現等 40  %授業改善に関するプレゼン内容を評価 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
  1. 文部科学省, 小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 家庭編, 東洋館出版社, ISBN:978-4-491-03466-9
  2. 文部科学省, 中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 技術・家庭編, 開隆堂, ISBN:978-4-304-02154-1
  3. 文部科学省, 高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 家庭編, 教育図書, ISBN:978-4-87730-419-5
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
第1回 イントロダクション~家庭科の独自性について考えよう~
第2回 小・中・高等学校における家庭科教育の歴史的変遷と現代的課題~現代に求められている家庭科教育とは?~
第3回 家庭科における食育のあり方について考えよう
第4回 家庭科学習における調理の意義と課題
第5回 衣生活の抱える現代的課題と家庭科の学習内容について考えよう
第6回 家庭科学習における被服製作実習の意義と課題
第7回 住生活における現代的課題と家庭科の学習内容
第8回 家庭科における住生活学習の指導方法と授業実践
第9回 家族・家庭生活の現代的課題と家庭科の学習内容について考えよう
第10回 家族・家庭生活の課題解決を図る授業実践を考えよう
第11回 消費生活・環境の現代的課題と家庭科の学習内容について考えよう
第12回 消費生活・環境の指導方法と授業実践
第13回 家庭科教育の指導論 授業改善についてケーススタディで考えよう
第14回 家庭科教育の指導論・評価論 授業を評価しよう
第15回 家庭科教育の指導論・評価論 授業を改善しよう
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
前年度と同様に実施