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授業科目名
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担当教員
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土木エンジニアのための力学
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吉田 純司/齊藤 成彦/後藤 聡
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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GTC505 | 2 | (未登録) | 1 | 前期 | 月 | I | ||||||||||||
[概要と目標] | ||||||||||||||||||
本講義では,建設技術者として設計や開発で必要となる連続体力学について学習する.特に,学部までの講義では連続体力学は全くカリキュラムに含まれていないことから,本講義で基礎から学習していく.具体的には,連続体力学の基礎(応力やひずみの定義,つり合い式の導出など)および固体の線形弾性体について学習し,弾性体の具体的な事例として梁・トラス構造についても詳しく学習する.次いで,塑性論および破壊力学など,固体材料の非線形構成モデルについて学習する.最後に,土の構成式の概論、土の静的・動的モデルについて学習する.動的な荷重における土の非線形応力・ひずみ関係,重複反射理論による地盤の波動伝搬特性,地震における砂地盤の液状化現象などについて,力学モデルによる説明を行う. | ||||||||||||||||||
[到達目標] | ||||||||||||||||||
・応力テンソルとは何かを説明できること. ・ひずみテンソルとは何かを説明できること. ・線形弾性体において簡単な変位場が与えられたとき,ひずみテンソルおよび応力テンソルを計算できること. ・構造物に利用される建設用材料の弾塑性挙動を理解し、材料の破壊について理解する. ・構造物に利用される建設用材料中での物質移動および反応について理解する. ・土の静的・動的モデルと動的試験結果の関係を理解する. ・砂地盤の液状化現象などを力学的に理解する. |
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[必要知識・準備] | ||||||||||||||||||
大学1,2年で習う解析学の基礎事項. | ||||||||||||||||||
[評価基準] | ||||||||||||||||||
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[教科書] | ||||||||||||||||||
(未登録) | ||||||||||||||||||
[参考書] | ||||||||||||||||||
[講義項目] | ||||||||||||||||||
1.連続体力学の基礎事項(吉田純司) 2.応力とその性質(吉田純司) 3.ひずみの定義と物理的意味(吉田純司) 4.線形弾性体(吉田純司) 5.線形弾性体と境界値問題(吉田純司) 6.弾塑性構成則の基礎概念(斉藤成彦) 7.応力不変量と材料の破壊(斉藤成彦) 8.破壊基準(斉藤成彦) 9.硬化・完全塑性(斉藤成彦) 10.弾塑性論に基づく構造解析(斉藤成彦) 11.動的な荷重における土の非線形応力・ひずみ関係1(後藤聡) 12.動的な荷重における土の非線形応力・ひずみ関係2(後藤聡) 13.重複反射理論による地盤の波動伝搬特性(後藤聡) 14.地震時における砂地盤の液状化現象の力学モデル1(後藤聡) 15.地震時における砂地盤の液状化現象の力学モデル2(後藤聡),総括評価:まとめ(全教員) |
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[前年度授業に対する改善要望等への対応] | ||||||||||||||||||
・昨年度は内容を詰め込み過ぎたため,少し減らして,まとまるような内容に変更した. |