授業科目名				担当教員
有機化学特論				桑原　哲夫／佐藤　玄
時間割番号	単位数	コース	履修年次	期別	曜日	時限
GTA501	2	(未登録)	1	前期	金	I
［概要と目標］
有機化学は、創薬、高分子化学、生命現象の解明、機能性材料開発など、人類の衣食住に関わる幅広い分野において重要な学問である。本講義では、医薬品開発と創薬研究、および具体的な生体関連有機化合物の合成と機能について解説する他、生体模倣化学と超分子、および具体的な分子マシーンに代表される超分子型機能性材料についても解説する。このような有機化学が関わる最先端の知識に理解を深め、習得することを目的とする。
[到達目標]
医薬品につながる生体関連有機化合物の合成と機能について理解する。 生体模倣化学と超分子の合成と機能について理解する。
［必要知識・準備］
学部での有機化学関連授業を復習し準備することを推奨する。
［評価基準］
No 評価項目 割合 評価の観点 1 小テスト／レポート  80  % 理解度、応用力を評価するためのクイズ形式の小テストかレポート  2 受講態度  20  % 授業への積極性（挙手・発言等）
［教科書］
(未登録)
［参考書］
(未登録)
［講義項目］
1. 医薬品開発の流れ 2. 創薬研究の実例 3. 生体分子の機能 4. 植物アルカロイドの合成と機能 5. 抗生物質の合成と機能 6. テルペン化合物の合成と機能 7. 創薬研究の最前線 8． 生体模倣化学 9.　分子認識と超分子化学 10.　分子集合体の形成と自己組織化構造体 11.　ロタキサンの合成と機能 12.　カテナンの合成と機能 13.　モレキュラーマシーンの合成と機能 １4.　ナノ構造体の合成と利用 １5． 超分子材料の今後の展開 尚、授業は原則として対面式であるが、状況に応じてオンライン形式の講義となることもある。
［前年度授業に対する改善要望等への対応］
担当教員追加のため、第１回目から第７回目までの授業内容を変更した。