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授業科目名 排泄看護学特論
時間割番号 GSN514 A
担当教員名 谷口 珠実/三井 貴彦
開講学期・曜日・時限 前期・月・IV 単位数 2
<対象学生>
医工農学看護学専攻
<授業の目的および概要>
排泄障害をもつ対象者を理解し、排泄障害による問題や課題のある対象者に対する排泄看護について学ぶ。排泄リハビリテーション看護を発展させるための基礎的能力を習得する。
<到達目標>
看護研究を遂行するために以下の内容を実施できる。
1.排泄学の歴史的背景が説明できる
2.排泄障害を持つ対象者の状況を説明できる
3.ストーマ看護における課題を説明できる
4.排泄看護における個人・家族のケースマネジメントに必要な知識を記述できる
5.排泄看護を実施できる
<授業の方法>
講義と演習で進める。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %レポート内容 
2受講態度 50  %授業への出席・参加状況 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
  1. 日本創傷・オストミー・失禁管理学会編, 排泄ケアガイドブック 新版, 照林社, ISBN:9784796525336,
    (2021年出版)

  2. 谷口珠実, 武田正之編著, 下部尿路機能障害の治療とケア : 病態の理解と実践に役立つ, メディカ出版, ISBN:9784840461368,
    (2017年出版 Uro-Lo : 泌尿器care&cure : みえる・わかる・ふかくなる, 別冊)

  3. ストーマリハビリテーション講習会実行委員会編, ストーマリハビリテーション基礎と実際 第3版, 金原出版
<参考書>
  1. 谷口珠実, 加藤久美子編著, 女性泌尿器科疾患の治療とケア : 骨盤臓器脱&尿失禁, メディカ出版, ISBN:9784840469104,
    (2019年出版 Uro-Lo : 泌尿器care&cure : みえる・わかる・ふかくなる, 別冊)

  2. 榊原隆次, 関戸哲利, 西村かおる編著, 認知症の排泄ケアベッドサイドマニュアル, 中外医学社, ISBN:9784498064386,
    (2020年出版)

  3. 後藤百万, 本間之夫, 前田耕太郎, 味村俊樹編集, 排泄リハビリテーション : 理論と臨床 改訂第2版, 中山書店, ISBN:9784521749358,
    (2022年出版)

  4. 日本排尿機能学会用語委員会編集, 日本排尿機能学会標準用語集, 中外医学社, ISBN:9784498064348,
    (2020年出版)

  5. 日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会編集, ストーマ・排泄リハビリテーション学用語集 第4版, 金原出版, ISBN:9784307702393,
    (2020年出版)
<授業計画の概要>
1.排泄学と排泄看護の変遷
2.下部尿路障害、骨盤底障害の疾患を学ぶ (三井貴彦)
3-6.排泄障害を持つ対象者を取り巻く、文化・社会的背景と、身体・心理状況について学ぶ。主に、小児領域(先天性疾患・小児がん)、周産期、更年期、高齢者、がん領域、脳血管領域・難病領域の排泄障害の課題について学ぶ (谷口珠実)
7.ストーマ造設に伴う排泄機能障害と受容の過程ボディイメージの変化に対する看護
ストーマ保有者の社会復帰を促進する生活支援 の概要を学ぶ (谷口珠実)
8-13.排泄障害の検査方法、排泄障害をもつ対象者とその家族の情報を収集しアセスメントするための排泄学の基礎を学ぶ (谷口珠実)
14-15.排尿機能障害,排便機能障害の評価方法と看護介入を学び、排泄看護の実践について討議する。 (谷口珠実)

課題学習:看護実践事例における排泄看護の展開をまとめ、発表する
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
自発的変更:就業と並行した長期履修のため、授業の進度を学生のペースに合わせて進める。