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授業科目名 ケミカルバイオロジー特論
時間割番号 GLB514
担当教員名 川上 隆史
開講学期・曜日・時限 後期・月・V 単位数 2
<対象学生>
バイオサイエンスコースの学生
<授業の目的および概要>
ケミカルバイオロジー研究分野の学術雑誌に記載される研究手法・ケミカルバイオロジー技術を理解・説明できるようになることを目標とする。
<到達目標>
・ケミカルバイオロジー研究に関する基礎・応用知識の習得。
・ケミカルバイオロジー研究の学術雑誌等による専門的読解力の構築。
<授業の方法>
ケミカルバイオロジー研究分野の学術雑誌を用いて、研究手法・ケミカルバイオロジー技術をプレゼンテーション形式で紹介してもらいます。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1受講態度 50  %受講態度を評価します。 
2発表/表現等 50  %プレゼンテーションとディスカッションの内容を評価します。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
細胞生物学、分子生物学(遺伝子工学含む)、生化学、有機化学について『学部生レベル(修士入試レベル)の完全な理解を前提』とします。
<テキスト>
  1. 長野哲雄, 川西徹編, 次世代医薬とバイオ医療, 東京化学同人, ISBN:9784807920181,
    (2022年出版)

  2. 柳田俊彦編, 薬の基本とはたらきがわかる薬理学, 羊土社, ISBN:9784758121699,
    (2023年出版)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
学術雑誌を使って、指向性進化法(directed evolution法)を含む、ケミカルバイオロジー研究分野の最新の技術をプレゼンテーション形式で紹介して頂き、ケミカルバイオロジー研究に関するディスカッションを行なっていきます。
分子進化工学
SELEX
RNAアプタマー
DNAアプタマー
リボザイム
非天然核酸アプタマー
抗体の指向性進化
ファージディスプレイ法
酵母ディスプレイ法
リボソームディスプレイ法
mRNAディスプレイ法
抗体代替タンパク質の指向性進化
ペプチドの指向性進化
低分子化合物の指向性進化
ツーハイブリッド法
in vitro compartmentalization(IVC)
in cell selection (CRISPR screening等)
FACSによる指向性進化
DNA encoded library(DEL)
PROTAC
LYTAC
Chemically induced dimerization(CID)
Photo-caging
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
改善要望なし。