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授業科目名 運動学演習
(本年度非開講)
時間割番号 EEP217
担当教員名 木島 章文
開講学期・曜日・時限 後期・火・I 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
身体運動を外側から観察する経験を得ることが第1の目的である.
次に詳細なデータ測定と解析を通して,動作制御の仕組みとその習熟差を推察する.
最終的には動作出力あるいは成績を進展させる実験的介入法を立案・検証するまでに至りたい.
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシー未選択
1「運動学」の視点で身体動作を分析する態度を身につけること 
2観察した動作から,本質的な変量を抽出できること 
3観察をもとに,発展方法の開発に知恵を練る癖をつけること 
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
130%序盤の活動を通して,基本的な変量について十分な理解が見受けられる
230%ハードウェアを用いて動作を正確に計測でき,ソフトウェアを操作して目的関数を算出できる
340%目的関数を増大させる独立変数を設定できる
合計100% 
<授業の方法>
随所にレポートを課す.活発な議論に基づき,理解に無理が生じない内容にしたい.
<受講に際して・学生へのメッセージ>
随所にレポートを課す.活発な議論に基づき,理解に無理が生じない内容にしたい.教科書は各自で購入することを期待しつつ,参考書は研究室所蔵のものを使用する予定である.
<テキスト>
  1. 阿江通良, 藤井範久著, スポーツバイオメカニクス20講, 朝倉書店, ISBN:4254690401,
    (2002年出版)
<参考書>
  1. David A. Winter著 ; 長野明紀, 吉岡伸輔訳, バイオメカニクス : 人体運動の力学と制御, ラウンドフラット, ISBN:4904613139,
    (2011年出版)
<授業計画の概要>
1タイトル効率的かつ確実な身体運動の特性(1)
事前学習
事後学習
前期開講科目「運動学」の復習
授業内容基本的な変量を受講生が説明する
2タイトル効率的かつ確実な身体運動の特性(2)
事前学習
事後学習
前期開講科目「運動学」の復習
授業内容諸技術の要点を受講生が説明する
3タイトル分析動作の選定
事前学習
事後学習
前期開講科目「運動学」で用いた動画の確認
授業内容分析の標的とする動作で重要な変量を検討する
4タイトル動作の測定計画
事前学習
事後学習
モーションキャプチャの動作確認
授業内容モーションキャプチャシステムの操作方法
5タイトル動作測定
事前学習
事後学習
習熟動作と未習熟動作の計測と数値化
授業内容Microsoft Excel上で運動学変数を算出する
6タイトル動作分析
事前学習
事後学習
ソフトウェアを自機にインストールしておく
授業内容MatlabあるいはフリーウェアOctaveを用いて,事前に検討した標的変量を算出,提示する.
7タイトル効率性と確実性の評価
事前学習
事後学習
酸素消費量の計測機材を確認しておく
授業内容所定の動作における運動量と生理学的エネルギー消費との対応を確認する
8タイトルまとめ:運動学変量の計測と評価
事前学習
事後学習
自機におけるソフトウェアの動作確認
授業内容これまでの資料をまとめて,計測と評価の要点を説明する
9タイトル学習実験の提案
事前学習
事後学習
前期開講科目「運動学」を含め,これまで扱ってきた動作の学習可能性を検討しておく
授業内容動作効率・成績の変容を促す動作学習の実験を計画する
10タイトル実験計画の確定
事前学習
事後学習
計測すべき目的関数とパフォーマンスの関係について見当をつけておく
授業内容学習実験の独立変数を確定する
11タイトル実験実施(1)
事前学習
事後学習
独立変数の操作と従属変数の計測に係る手続きをまとめておく
授業内容計画書=倫理審査申請書の説明
12タイトル実験実施(2)
事前学習
事後学習
実験機材の準備
授業内容受講生を対象とした予備実験の実施
13タイトルデータ分析(1)
事前学習
事後学習
自機上での計算
授業内容基本的な運動学変量の割り出し
14タイトルデータ分析(2)
事前学習
事後学習
自機上での計算
授業内容目的関数の割り出し
15タイトルまとめ(レポート作成の要点)
事前学習
事後学習
運動学に関する卒業論文の見直し
授業内容レポートの相互確認を通したまとめの要点の説明
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
<備考>
(未登録)