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授業科目名 解剖・人体生理学I
時間割番号 EEP121
担当教員名 安藤 大輔
開講学期・曜日・時限 前期・月・IV 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
解剖・人体生理学では、人体の解剖学(構造)と生理学(機能)について学ぶ。解剖・人体生理学Iでは、特に運動器である骨格系と筋系を中心に論じる。運動器の解剖学と生理学を学ぶことで日常生活や運動・スポーツ時の動きを生み出す仕組みを理解することを目的とする。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門人や社会への関心日本や世界、自然に関する広い教養を身につけている。
B子ども理解子ども理解のために必要な様々な発達理論を習得している。
C教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
D持続的変態力教師として学び続ける意志と課題探求力を身につけている。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
11.専門分野の読解力・文章表現力・口頭発表力の基礎となる解剖学・生理学の専門用語、特に主に骨・筋肉に関連する専門用語を記述できるA
22.骨・筋肉に関連するレポート課題により情報収集力・情報選択力及び文章表現力を高めるD
33.筋系・骨格系の発育・発達についての理解を深めるB
44.保健体育科領域の専門領域である生理学に関する専門教養を高めるC
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%テストにて筋系・骨格系の専門用語を記述できる能力を評価する
210%レポート課題により骨・筋肉に関連する情報収集力・情報選択力及び文章表現力を評価する
310%テストにて筋系・骨格系の発育・発達に関する理解度を評価する
430%テストにて筋系・骨格系の生理学に関する理解度を評価する
合計100% 
<授業の方法>
多量のスライドを用い、一斉講義形式にて行う。
※各種状況によりオンラインで実施する
※オンライン授業はライブ型で実施する
※Moodle,CNS等を利用して課題等に取り組むこともある
<受講に際して・学生へのメッセージ>
骨・筋肉の名称を一度の学習のみで覚えることは不可能であるため、繰り返し自主学習し、時間をかけて定着させよ。
オフィスアワーは毎週月・火曜日
<テキスト>
  1. エレイン N.マリーブ/著 林正健二/訳 今本喜久子/訳 遠藤健司/訳 大島千佳/訳 小田切陽一/訳, 人体の構造と機能 第4版, 医学書院, ISBN:978-4-260-02055-8
<参考書>
  1. 竹内修二, 好きになる解剖学, 講談社, ISBN:4061534394
  2. 竹内修二, 好きになる解剖学-part2-関節を動かし骨や筋を確かめよう, 講談社, ISBN:4061541609
  3. 目でみる筋力トレーニングの解剖学, 大修館書店, ISBN:4469264911
<授業計画の概要>
1タイトル解剖人体生理学を学ぶ意味
事前学習
事後学習
事前学習としてテキストの目次から全体の内容を把握する
事後学習として解剖人体生理学を学ぶことの意味を自分事として整理する
授業内容解剖人体生理学を学ぶ意味を体力・トレーニングを例に説明する
2タイトル筋学1(筋の構造と機能)
事前学習
事後学習
事前学習として筋肉がどのような構造をしているかを考えておく
事後学習としてテキストやノートを利用しながら筋肉の構造について整理する
授業内容筋肉の構造について分類、機能、構造について学習する
3タイトル筋学2(筋収縮)
事前学習
事後学習
事前学習として筋肉がどのような仕組みで収縮しているかを考えておく
事後学習としてテキストやノートを利用しながら筋肉の収縮の仕組みについて整理する
授業内容筋肉の収縮の仕組みについて分子レベルまで学習する
4タイトル筋学3(運動単位)
事前学習
事後学習
事前学習として筋力の調整がどのような仕組みでなされているかを考えておく
事後学習としてテキストやノートを利用しながら運動単位について整理する
授業内容筋力発揮や筋力調整を理解するために必要な運動単位について学習する
5タイトル筋学4(筋力差)
事前学習
事後学習
個人間での筋力差が生み出される理由について学習する
授業内容事前学習として個々間で筋力差が生じる原因について考えておく
事後学習としてテキストやノートを利用しながら筋力差について整理する
6タイトル筋学5(筋収縮様式)
事前学習
事後学習
事前学習として筋肉の収縮にはどのような様式があるかを考えておく
事後学習としてテキストやノートを利用しながら筋収縮様式について整理する
授業内容筋収縮の分類について学習する
7タイトル筋学6(筋肉痛)
事前学習
事後学習
事前学習として筋肉痛が生じる原因について考えておく
事後学習としてノートを利用しながら筋肉痛について整理する
授業内容筋肉痛について原因や対処方法を学習する
8タイトル筋エネルギー学1(3つの系)
事前学習
事後学習
事前学習としてどのように筋肉を収縮するためのエネルギーを生み出しているか考えておく
事後学習としてテキストやノートを利用しながらエネルギー産生の3つの系について整理する
授業内容筋収縮のために必要なエネルギーの供給機構について学習する
9タイトル筋エネルギー学2(トレーニング科学への応用)
事前学習
事後学習
事前学習として前回学んだ内容をどのようにトレーニングに応用できるかを考えておく
事後学習としてノートを利用しながらトレーニングへの応用について整理する
授業内容筋エネルギー供給系の理解がどのようにしてトレーニング科学へ応用に繋がるかを学習する
10タイトル骨学1(骨の名称)
事前学習
事後学習
事前学習として骨の名称をどの程度把握してしているかを整理しておく
事後学習としてテキストやノートを利用しながら骨の名称について整理する
授業内容骨の構造、機能や骨の名称について学習する
11タイトル骨学2(骨粗鬆症を考える)
事前学習
事後学習
事前学習として骨粗鬆症の原因についてを考えておく
事後学習としてノートを利用しながら骨粗鬆症について整理する
授業内容骨粗鬆症の原因や予防法について学習する
12タイトル関節学
事前学習
事後学習
事前学習として関節の名称をどの程度把握しているかを整理しておく
事後学習としてテキストやノートを利用しながら関節について整理する
授業内容関節や靭帯の構造や名称について学習する
13タイトル機能解剖学1(上肢)
事前学習
事後学習
事前学習として上肢の動作と筋肉の関係について考えておく
事後学習としてテキストやノートを利用しながら上肢の機能解剖について整理する
授業内容上肢の機能解剖について学習する
14タイトル機能解剖学2(下肢)
事前学習
事後学習
事前学習として下肢の動作と筋肉の関係について考えておく
事後学習としてテキストやノートを利用しながら下肢の機能解剖について整理する
授業内容下肢の機能解剖について学習する
15タイトルまとめ
事前学習
事後学習
事前学習としてこれまでの学習内容を確認し記憶する
事後学習としてテキストやノートを利用しながらこれまでに理解できていない部分を復習する
授業内容これまで学習した内容に関するテストを実施し、全体の振り返りや確認を行う
最終レポートに関する説明を行う
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
受講生の発言の機会を増やすために授業の進め方を一部見直す
<備考>
(未登録)