授業科目名	英米文学講読II
時間割番号	EEL215
担当教員名	加藤　千晶
開講学期・曜日・時限	前期・金・IV	単位数	2
＜対象学生＞
２年次
＜授業の目的＞
イギリスのロマン主義からヴィクトリア朝期に至るまでの詩、童謡、物語（童話）を読み、英語に特有のリズムや韻律の特徴とその効果、作品の文化的背景を理解し、外国語教育の実践に生かすことができるような広い視野を獲得する。 この科目は「連携開設科目（主幹大学：山梨大学）」です。 県立大学国際政策学部の学生が連携開設科目（英語）として履修する場合、履修や授業の実施日については、大学ホームページ（https://www.yamanashi.ac.jp/campuslife/332）に掲載「県大 履修ガイド」（教養教育連携開設科目履修ガイド）を確認してください。
＜本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー＞（能力・資質）
教育学部向け 記号 コンピテンシー（能力・資質）   A 専門 教科等の専門教養 取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。 ◎ B 取得見込みの教員免許に対応する学習指導要領の活用の仕方を習得している。 ○ C 教育課程編成に関する基礎的な知識を習得している。 ○
＜到達目標＞  到達目標とは
目標NO 説明 コンピテンシーとの対応 教育 1 英語で書かれた、特にイギリスの代表的文学作品の精読を通じて、様々な英語表現を学び、作品の背景となるイギリスの文化や歴史、国民性についての理解を深めること A 2 取得見込みの教員免許に対応する学習指導要領の内容を念頭に置きつつ、イギリス文学の知識を深め、文学を理解する感受性を育むことができること B 3 教育課程編成に関する基礎的な知識をふまえて、イギリスの代表的文学作品の効果的な鑑賞・理解ができること C
＜成績評価の方法＞
目標No 割合 評価の観点 1 80% レポート40％（授業内容の理解、論理性、独自性）、プレゼンテーション30％（準備、内容理解と独創性、発表態度）、受講態度30％（課題提出を含む積極的授業参加） 2 10% レポート40％（授業内容の理解、論理性、独自性）、プレゼンテーション30％（準備、内容理解と独創性、発表態度）、受講態度30％（課題提出を含む積極的授業参加） 3 10% レポート40％（授業内容の理解、論理性、独自性）、プレゼンテーション30％（準備、内容理解と独創性、発表態度）、受講態度30％（課題提出を含む積極的授業参加） 合計 100%
＜授業の方法＞
主に履修者の発表を中心にすすめます。テキストの音読のあと、日本語訳、解釈を確認し、調べたことなどを発表し、ディスカッションで理解を深めます。 山梨県立大学との連携解説科目であるため、新型コロナウィルスの感染状況にかかわらず、オンラインと対面のハイブリッドで授業を行います。オンラインは、基本的に山梨県立大学の履修者向けであり（対面参加も可能です）、山梨大学の履修者は、対面参加を原則とします。また、オンラインで受講する場合、原則として、カメラ・オンで参加してください（事情がある場合は、初回の授業で申し出てください）。対面授業では、学生間の距離の確保、定期的な換気に留意します。 新型コロナウィルスの感染状況、また授業の進行状況等の事情によっては、オンラインのみになることもあります。
＜受講に際して・学生へのメッセージ＞
ディスカッションやプレゼンテーションを交えて授業を行います。また、随時、Moodleのディスカッションフォーラムに意見を投稿する課題があります。必ず辞書を使って予習をして、建設的な批判力と柔軟な発想力を持って授業にのぞんで下さい。 連携開設科目として山梨大学・山梨県立大学の双方の学生が交流できるような機会を設けるようにします。
＜テキスト＞
配布資料
＜参考書＞
松浦暢編訳, 英詩の歓び : 青春,そして夢と追憶, 平凡社, ISBN:4582763669, (2000年出版 平凡社ライブラリー, 366) 富士川義之、加藤千晶、松村伸一、真屋和子、荒川裕子著, 文学と絵画 : 唯美主義とは何か, 英宝社, ISBN:4269710969, (2005年出版 英宝社ブックレット)
＜授業計画の概要＞
1 タイトル オリエンテーション：イギリス文学の詩・物語の特徴について 事前学習 事後学習 授業前に、これまでに読んだことのある（聴いたことのある）英語の詩（歌）の特徴を思い出す。 授業後にオリエンテーションの内容を確認し、第2回以降の授業の予習に取り組む。 授業内容 授業で扱う作品の背景的・基礎的知識の概説　授業の進め方や成績評価の方法についての説明 2 タイトル William Blake, Songs of Innocence and of Experience 事前学習 事後学習 授業前に、指示された範囲のテクストを読み、わからないことは調べて、授業内での発言や発表に備える。 授業後に、学んだことを振り返り、Moodleにコメントを投稿し、教員や履修者と共有する。 授業内容 講義を聞いたあと、履修者同士のディスカッションで理解を深め、意見を発表する。 3 タイトル William Wordsworth, The Lucy Poems 事前学習 事後学習 授業前に、指示された範囲のテクストを読み、わからないことは調べて、授業内での発言や発表に備える。 授業後に、学んだことを振り返り、Moodleにコメントを投稿し、教員や履修者と共有する。 授業内容 講義・履修者の発表を聞いたあと、ディスカッションで理解を深め、意見を発表する。 4 タイトル Christina Rossetti, Sing-Song: A Nursery-Rhyme Book 事前学習 事後学習 授業前に、指示された範囲のテクストを読み、わからないことは調べて、授業内での発言や発表に備える。 授業後に、学んだことを振り返り、Moodleにコメントを投稿し、教員や履修者と共有する。 授業内容 講義・履修者の発表を聞いたあと、ディスカッションで理解を深め、意見を発表する。 5 タイトル Dante Gabriel Rossetti 　短い抒情詩 事前学習 事後学習 授業前に、指示された範囲のテクストを読み、わからないことは調べて、授業内での発言や発表に備える。 授業後に、学んだことを振り返り、Moodleにコメントを投稿し、教員や履修者と共有する。 授業内容 講義・履修者の発表を聞いたあと、ディスカッションで理解を深め、意見を発表する。 6 タイトル Dante Gabriel Rossetti ”The Blessed Damozel” 1　詩の形式と状況設定 事前学習 事後学習 授業前に、指示された範囲のテクストを読み、わからないことは調べて、授業内での発言や発表に備える。 授業後に、学んだことを振り返り、Moodleにコメントを投稿し、教員や履修者と共有する。 授業内容 講義・履修者の発表を聞いたあと、ディスカッションで理解を深め、意見を発表する。 7 タイトル Dante Gabriel Rossetti ”The Blessed Damozel” 2　韻律・押韻の効果 事前学習 事後学習 授業前に、指示された範囲のテクストを読み、わからないことは調べて、授業内での発言や発表に備える。 授業後に、学んだことを振り返り、Moodleにコメントを投稿し、教員や履修者と共有する。 授業内容 講義・履修者の発表を聞いたあと、ディスカッションで理解を深め、意見を発表する。 8 タイトル Dante Gabriel Rossetti” The Blessed Damozel” 3　視覚・聴覚等のイメージの効果 事前学習 事後学習 授業前に、指示された範囲のテクストを読み、わからないことは調べて、授業内での発言や発表に備える。 授業後に、学んだことを振り返り、Moodleにコメントを投稿し、教員や履修者と共有する。 授業内容 講義・履修者の発表を聞いたあと、ディスカッションで理解を深め、意見を発表する。 9 タイトル Dante Gabriel Rossetti ”The Blessed Damozel” 4　具象と象徴の融合について 事前学習 事後学習 授業前に、指示された範囲のテクストを読み、わからないことは調べて、授業内での発言や発表に備える。 授業後に、学んだことを振り返り、Moodleにコメントを投稿し、教員や履修者と共有する。 授業内容 講義・履修者の発表を聞いたあと、ディスカッションで理解を深め、意見を発表する。 10 タイトル Oscar Wilde "The Happy Prince"　キリスト教、ギリシャ・ローマ神話の影響 事前学習 事後学習 授業前に、指示された範囲のテクストを読み、わからないことは調べて、授業内での発言や発表に備える。 授業後に、学んだことを振り返り、Moodleにコメントを投稿し、教員や履修者と共有する。 授業内容 講義・履修者の発表を聞いたあと、ディスカッションで理解を深め、意見を発表する。 11 タイトル Oscar Wilde "The Happy Prince"　比喩表現について 事前学習 事後学習 授業前に、指示された範囲のテクストを読み、わからないことは調べて、授業内での発言や発表に備える。 授業後に、学んだことを振り返り、Moodleにコメントを投稿し、教員や履修者と共有する。 授業内容 講義・履修者の発表を聞いたあと、ディスカッションで理解を深め、意見を発表する。 12 タイトル Oscar Wilde "The Happy Prince"　反復、倒置法、押韻による音の効果 事前学習 事後学習 授業前に、指示された範囲のテクストを読み、わからないことは調べて、授業内での発言や発表に備える。 授業後に、学んだことを振り返り、Moodleにコメントを投稿し、教員や履修者と共有する。 授業内容 講義・履修者の発表を聞いたあと、ディスカッションで理解を深め、意見を発表する。 13 タイトル Oscar Wilde "The Happy Prince"　テーマについて 事前学習 事後学習 授業前に、指示された範囲のテクストを読み、わからないことは調べて、授業内での発言や発表に備える。 授業後に、学んだことを振り返り、Moodleにコメントを投稿し、教員や履修者と共有する。 授業内容 講義・履修者の発表を聞いたあと、ディスカッションで理解を深め、意見を発表する。 14 タイトル ディスカッション 事前学習 事後学習 授業前に、指示された範囲のテクストを読み、わからないことは調べて、授業内での発言や発表に備える。 授業後に、学んだことを振り返り、Moodleにコメントを投稿し、教員や履修者と共有する。 授業内容 この授業を通して学んだ作品のテーマや物語の技法、文化的背景等、様々な事柄に関して、特に関心を持ったことについて議論を行い、課題レポートに向けて準備をする。 15 タイトル まとめ　 事前学習 事後学習 授業前に、これまで学んだことを振り返り、特に関心を持ったことや疑問点について整理し、発言の準備をする。 授業後に、課題レポートを作成・提出し、シラバスの到達目標の達成度について自己評価する。 授業内容 この授業を通して学んだ作品のテーマや物語の技法、文化的背景等、様々な事柄に関して、特に関心を持ったこと、気づいたことを履修者と教員が共有し、疑問点を解決して、課題レポートに向けて準備をする。 16 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 17 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 18 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 19 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 20 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 21 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 22 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 23 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 24 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 25 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 26 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 27 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 28 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 29 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容 30 タイトル 事前学習 事後学習 授業内容
＜前年度授業に対する改善要望等への対応＞
1人の作家の作品を学期を通じて読むのでなく、複数の作家の異なるジャンルの作品を取り入れるようにする。
＜備考＞
履修者の理解度、関心により多少の変更の可能性があります。