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授業科目名 保育者指導
時間割番号 EED323
担当教員名 秋山 麻実
開講学期・曜日・時限 後期・火・II 単位数 2
<対象学生>
教育学部2~4年次生
<授業の目的>
この科目は「連携開設科目(主幹大学:山梨県立大学)」です。
連携開設科目の履修や授業の実施については大学ホームページ(https://www.yamanashi.ac.jp/campuslife/332)に掲載「梨大履修ガイド」(教養教育連携開設科目履修ガイド)を確認してください。

1.保育者の役割と子どもの育ちについて理解する。
2.現在の保育制度の情勢と、保育士の制度的な位置づけを理解する。
3.保育士の専門性と保育実践について考察し、理解する。
4.保育者同士や保育施設と他の機関の連携・協働について理解する。
5.保育者の資質向上とキャリア形成について理解する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門他者との協働保護者や地域との連携・協力の重要性を理解している。
Bチーム内での自らの役割を自覚して、他者と協働できる。
C教職への熱意教育に関する情熱と使命感・倫理観をもっている。
D持続的変態力教師として学び続ける意志と課題探求力を身につけている。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1保育士の仕事、専門性、社会と保育を取り巻く情報について理解する。A
2保育者同士の協働性について理解する。B
3保育施設と他の機関との連携・協働について理解する。A
4保育士としてのキャリア形成について理解する。C
5社会における保育の役割、保育をめぐる政治的情勢について考察する。B
6保育実践と子どもの育ちについて、記録をもとに話し合い、考察する。D
7保育士としてのキャリア形成とライフコースについて考察する。C
8子どもに寄り添い育ちを支えるための、保育士の専門性と必要な態度を養う。C
9人間の権利と保育・教育を結びつけて思考する態度を養う。D
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
110%保育士の仕事、専門性、社会と保育を取り巻く情報について理解したか。
210%保育者同士の協働性について理解したか。
310%保育施設と他の機関との連携・協働について理解したか。
410%保育士としてのキャリア形成について理解したか。
510%社会における保育の役割、保育をめぐる政治的情勢について考察できたか。
610%保育実践と子どもの育ちについて、記録をもとに話し合い、考察できたか。
710%保育士としてのキャリア形成とライフコースについて考察できたか。
815%子どもに寄り添い育ちを支えるための、保育士の専門性と必要な態度が身に付いたか。
915%人間の権利と保育・教育を結びつけて思考したか。
合計100% 
<授業の方法>
授業は対面授業実施を基本とするが、受講生の話し合いや出席のしやすさを考慮して、ハイブリッド型やオンライン型の授業を織り込む場合がある。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
この科目は「連携開設科目(主幹大学:山梨県立大学)」です。
 山梨大学教育学部の学生が連携開設科目として履修する場合、履修や授業の実施日については、大学ホームページ(https://www.yamanashi.ac.jp/campuslife/332)に掲載「梨大 履修ガイド」(教養教育連携開設科目履修ガイド)を確
認してください。

授業内でメールアドレスを渡すので、質問等はメールで行ってください。
授業内の発言を、積極的に行ってもらいたいです。保育を語ることの楽しさを身につけてほしいと願っています。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル保育者の役割と職務内容の確認
事前学習
事後学習
特になし
授業資料の振り返り
授業内容社会における保育・保育者の役割と職務内容について学ぶ。
2タイトル子どもの権利、育ちの「支援」という思想
事前学習
事後学習
子どもの権利についての授業資料を読む
支援についての授業資料をふりかえる
授業内容子どもの権利思想を確認し、それに対して「支援」がどのような意義を持つかを考える。
3タイトル児童福祉法における保育士と福祉職
事前学習
事後学習
児童福祉法その他の資料について読む
福祉概念についてふりかえる
授業内容児童福祉法を確認し、児童福祉施設と保育士の職務について学ぶ。
4タイトル福祉分野と社会
事前学習
事後学習
福祉概念について概観する資料を読む
福祉国家についての資料を振り返る
授業内容福祉国家という存在がどのように生まれ、資本主義や民主主義とどのように関係するのかについて学ぶ。
5タイトル欠格事由、信用失墜行為及び秘密保持義務等
事前学習
事後学習
規程に関する授業資料を読む
具体的な保育場面に即して振り返る
授業内容保育士の欠格事由、信用失墜行為、秘密保持義務について学ぶ。
6タイトル保育士の仕事に必要な資質・能力の獲得
事前学習
事後学習
保育史の資質・能力に関する授業資料を読む
保育実践事例に即して振り返る
授業内容保育士の仕事に必要な資質・能力について概観する。
7タイトル「養護と教育」の意味
事前学習
事後学習
保育記録をまとめる
具体的な事例の読み取りの方法を振り返る
授業内容養護と教育に関して、具体的な保育実践事例に即して考える。
8タイトル家庭との連携と保護者に対する支援
事前学習
事後学習
保育記録を読む
具体的に実現可能なプランを考える
授業内容実践記録に基づきながら、家庭との連携と子育て支援について学ぶ。
9タイトルPDCAサイクルの理解
事前学習
事後学習
保育記録をまとめる
具体的な事例の話し合い方について振り返る
授業内容保育記録に基づいて、実践の振り返りとディスカッションについて学ぶ。
10タイトル子どもの理解から保育実践へ
事前学習
事後学習
保育記録をまとめる
具体的な事例の話し合い方について振り返る
授業内容保育記録に基づいて、子どもの理解を深め、実践とのつながりについて学ぶ。
11タイトル省察・評価に基づく保育の質の向上
事前学習
事後学習
保育記録をまとめる
具体的な事例の話し合い方について振り返る
授業内容保育者として気になることについて話し合うことが、どのように実践につながるのかについて、模擬的に話し合いながら学ぶ。
12タイトル職員間の協働・リーダーシップの意味と保育施設の取組
事前学習
事後学習
授業資料を読む
リーダーシップについてふりかえってまとめる
授業内容職員間の協働とリーダーシップのあり方について、具体的な保育施設の取り組みを事例にしながら考える。
13タイトル保育者の権利意識と保育
事前学習
事後学習
授業資料を読む
労働問題と保育職について振り返る
授業内容労働者としての保育者の権利を守ることが、保育とどのようにつながるのかについて、歴史的に学ぶ。
14タイトル地域における自治体や専門機関等との連携・協働
事前学習
事後学習
授業資料を読む
地方自治体の取り組みを調べる
授業内容幼児教育センターおよび療育や相談支援組織などと園との連携・協働の構造について学ぶ。
15タイトル保育者のキャリア形成
事前学習
事後学習
自身のキャリア観について整理する
自身のキャリア観について再考する
授業内容保育者のキャリア形成について、現状の取り組みとともに、ライフ・イベントとの関わりなどについて課題を含めて考える。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
アンケート結果確認中
<備考>
(未登録)