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授業科目名 情報科教育法I
時間割番号 EEC298
担当教員名 三井 一希
開講学期・曜日・時限 前期・水・II 単位数 2
<対象学生>
1~4年
<授業の目的>
学習指導要領に示されている高等学校情報科の目標や内容を体系的に理解することを目的とする.情報科全体の目標や構造を把握した上で,具体的な学習内容を確認しながら,授業設計の方法,指導方法,評価方法,教材研究の方法などについて考察することを通じて,理解を深める.また,指導案の作成についても学び,実践的な指導力の育成を目指す.
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A専門持続的変態力教師として学び続ける意志と課題探求力を身につけている。
B共通汎用能力2・情報リテラシー情報選択力収集した文献や資料から、適切な情報を選択し、活用できる。
C5・問題解決力構想力多様な解決方法を案出・検討し、適切な方法を選択できる。
D実行力計画に従って解決に取り組むことができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1学習指導要領における情報科の目標,内容,全体構造を説明できるA
2情報科の学習内容について指導上の留意点を説明できるB
3情報科における評価の考え方を説明できるB
4情報科に関する教材研究を行うことができるD
5情報科に関する発展的な学習内容を探究し,学習指導への位置づけを提案できるC
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
120%レポートで自らの言葉で具体的に説明できたか否かを評価する
220%レポートで自らの言葉で具体的に説明できたか否かを評価する
320%レポートで自らの言葉で具体的に説明できたか否かを評価する
420%授業中の演習の様子、学修成果物から評価する
520%模擬授業の様子から評価する
合計100% 
<授業の方法>
学修効果の最大化を目指し,対面授業とオンデマンド型のオンライン授業を組み合わせたブレンド型で授業を実施する予定である.
対面授業では個人演習やグループ演習の機会を多く取り入れる.
<受講に際して・学生へのメッセージ>
高度情報化社会を生きる児童生徒は,多様なメディアから必要な情報を取捨選択し,活用できる情報活用能力を身につけることが求められています.
本科目を通じて,自身の情報活用能力も高められるようにしてください.
<テキスト>
  1. 文部科学省 [著], 高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 情報編, 開隆堂出版, ISBN:9784304021633,
    (2019年出版)
<参考書>
  1. 文部科学省 [著], 高等学校情報科「情報Ⅰ」教員研修用教材,
    (https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1416756.htm)

  2. 文部科学省 [著], 高等学校情報科「情報Ⅱ」教員研修用教材,
    (https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/mext_00742.html)
<授業計画の概要>
1タイトル情報科Ⅰの概要
事前学習
事後学習
・授業前に,学習指導要領の指定箇所を読み,特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に,授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・授業全体の到達目標,授業の進め方,課題提出の方法,成績評価の仕方等に関するガイダンスを行います
・情報科Ⅰの全体像についての理解を深めます
2タイトル情報科の成立過程と科目編成
事前学習
事後学習
・授業前に,学習指導要領の指定箇所を読み,特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に,授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・情報科の成立過程についての理解を深めます
・情報科の科目編成の変遷とそのねらいについての理解を深めます
3タイトル共通教科情報科の目標・内容・取扱い
事前学習
事後学習
・授業前に,学習指導要領の指定箇所を読み,特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に,授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・共通教科情報科の目標・内容・取扱いについての理解を深めます
・大学入試における情報科の扱いについての理解を深めます
4タイトル指導法の検討「情報Ⅰ:情報社会の問題解決」
事前学習
事後学習
・授業前に,学習指導要領の指定箇所を読み,特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に,授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・「情報Ⅰ:情報社会の問題解決」の全体像について理解を深めます
・「情報Ⅰ:情報社会の問題解決」の指導上の留意点や授業の実際についての理解を深めます
5タイトル指導法の検討「情報Ⅰ:情報デザインとコミュニケーション」
事前学習
事後学習
・授業前に,学習指導要領の指定箇所を読み,特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に,授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・「情報Ⅰ:情報デザインとコミュニケーション」の全体像について理解を深めます
・「情報Ⅰ:情報デザインとコミュニケーション」の指導上の留意点や授業の実際についての理解を深めます
6タイトル指導法の検討「情報Ⅰ:コンピュータとプログラミング」
事前学習
事後学習
・授業前に,学習指導要領の指定箇所を読み,特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に,授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・「情報Ⅰ:コンピュータとプログラミング」の全体像について理解を深めます
・「情報Ⅰ:コンピュータとプログラミング」の指導上の留意点や授業の実際についての理解を深めます
7タイトル指導法の検討「情報Ⅰ:情報通信ネットワークとデータの活用」
事前学習
事後学習
・授業前に,学習指導要領の指定箇所を読み,特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に,授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・「情報Ⅰ:情報通信ネットワークとデータの活用」の全体像について理解を深めます
・「情報Ⅰ:情報通信ネットワークとデータの活用」の指導上の留意点や授業の実際についての理解を深めます
8タイトル指導法の検討「情報Ⅱ:情報社会の進展と情報技術」
事前学習
事後学習
・授業前に,学習指導要領の指定箇所を読み,特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に,授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・「情報Ⅱ:情報社会の進展と情報技術」の全体像について理解を深めます
・「情報Ⅱ:情報社会の進展と情報技術」の指導上の留意点や授業の実際についての理解を深めます
9タイトル指導法の検討「情報Ⅱ:コミュニケーションとコンテンツ」
事前学習
事後学習
・授業前に,学習指導要領の指定箇所を読み,特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に,授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・「情報Ⅱ:コミュニケーションとコンテンツ」の全体像について理解を深めます
・「情報Ⅱ:コミュニケーションとコンテンツ」の指導上の留意点や授業の実際についての理解を深めます
10タイトル指導法の検討「情報Ⅱ:情報とデータサイエンス」
事前学習
事後学習
・授業前に,学習指導要領の指定箇所を読み,特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に,授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・「情報Ⅱ:情報とデータサイエンス」の全体像について理解を深めます
・「情報Ⅱ:情報とデータサイエンス」の指導上の留意点や授業の実際についての理解を深めます
11タイトル指導法の検討「情報Ⅱ:情報システムとプログラミング」
事前学習
事後学習
・授業前に,学習指導要領の指定箇所を読み,特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に,授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・「情報Ⅱ:情報システムとプログラミング」の全体像について理解を深めます
・「情報Ⅱ:情報システムとプログラミング」の指導上の留意点や授業の実際についての理解を深めます
12タイトル指導法の検討「情報Ⅱ:情報と情報技術を活用した問題発見・解決の探究」
事前学習
事後学習
・授業前に,学習指導要領の指定箇所を読み,特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に,授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・「情報Ⅱ:情報と情報技術を活用した問題発見・解決の探究」の全体像について理解を深めます
・「情報Ⅱ:情報と情報技術を活用した問題発見・解決の探究」の指導上の留意点や授業の実際についての理解を深めます
13タイトル専門教科情報科の目標・内容・取扱い
事前学習
事後学習
・授業前に,学習指導要領の指定箇所を読み,特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に,授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・専門教科情報科の目標・内容・取扱いについての理解を深めます
・共通教科情報科との比較を通じて,専門教科情報科が目指す資質・能力の育成について考察します
14タイトル教材研究の方法と実践(模擬授業の実施と振り返りを含む)
事前学習
事後学習
・授業前に,学習指導要領の指定箇所を読み,特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に,授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・模擬授業を通じて教材研究の方法について理解を深めます
・模擬授業の振り返りを通じて授業改善の方法について理解を深めます
15タイトル指導案の作成と評価(模擬授業の実施と振り返りを含む)
事前学習
事後学習
・授業前に,学習指導要領の指定箇所を読み,特に大事だと思った箇所にマーキングをする
・授業後に,授業で扱った内容を整理してまとめる
授業内容・模擬授業を通じて指導案の作成について理解を深めます
・模擬授業を通じて評価方法について理解を深めます
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
授業担当者は公立学校での教職経験を有する.
学校現場の現代的な課題を踏まえて授業を実施するとともに,授業中に適宜学校現場の様子を話題にする.
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
新設科目のため該当しない
<備考>
・受講生の要望や状況によって,授業内容の一部を変更する場合がある.
・タブレット端末やノートパソコンを毎回持参し,インターネットに接続できる状態にして受講すること.