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授業科目名 英語授業実践演習
時間割番号 EEC288
担当教員名 古家 貴雄
開講学期・曜日・時限 後期・金・III 単位数 2
<対象学生>
教育学部2年次生
<授業の目的>
英語科の授業を計画し,構成を考え,実施するために必要な知識と技能を身につけるため,授業観察と分析の方法を学習する。コミュニケーションの育成を目指した授業に含まれる要因を考え、4技能指導の授業構成のあり方に目を向ける。教師の質問の質とそれに対する生徒の反応の様子についても分析し、考察を行う。教育実習や教職に就いた場合の実際の指導場面を想定して,英語科の授業を行うための実践的指導力を育成することを目的とする。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門授業力・実践的技能教科書にある題材や単元等に応じた教材・資料を開発・作成することができる。
B教材研究を生かした授業を構想して、指導案を作成することができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1教科書にある単元指導計画に従って教材を開発・作成することができる。A
2教材研究を実施し,教科書にある単元の授業を行うための学習指導案を作成することができる。B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%受講態度,発表/表現等
250%レポート,課題
合計100% 
<授業の方法>
学習指導要領に基づいた指導を行う上で必要な知識をもち実際の指導ができるようにするため,授業においては次の方法を用いて授業を行う。
・演習形式で授業を進める。
・複数回のグループディスカッションを行う。
・授業前の講義内容の事前学習の上で,小グループによるディスカッションを行う。
(面接授業)
<受講に際して・学生へのメッセージ>
中学校及び高等学校の英語科に関する実践的指導力を身につけることを目的とします。英語科の免許状取得及び英語で教育実習を行う学生は受講してください。
<テキスト>
  1. 東京書籍, NEW HORIZON English Course 1, 東京書籍,
    (第1回オリエンテーションにて,テキスト購入について説明します。)

  2. 東京書籍, NEW HORIZON English Course 2, 東京書籍,
    (第1回オリエンテーションにて,テキスト購入について説明します。)

  3. 東京書籍, NEW HORIZON English Course 3, 東京書籍,
    (第1回オリエンテーションにて,テキスト購入について説明します。)
<参考書>
  1. 米山朝二・杉山敏・多田茂, 新版英語科教育実習ハンドブック, 大修館書店, ISBN:4469245755
<授業計画の概要>
1タイトルオリエンテーション
事前学習
事後学習
授業前に,中等英語科の授業を行う上での疑問点を整理しておく。
授業後にオリエンテーションの説明に沿って次回からの授業準備に取り組む。
授業内容授業の進め方や成績評価の方法等について理解する。
2タイトル学習指導要領の理念に基づく授業映像の分析
事前学習
事後学習
授業前に,学習指導要領解説を読み,授業イメージを持つとともに,疑問点を整理し,学習への課題意識をもつ。
授業後に,視聴した授業映像について学ぶべき点と解決すべき点を整理すると同時に,他の授業映像を見て,学習指導要領の理念に基づいた授業イメージを持てるようにする。
授業内容授業前にもった疑問点や課題意識が解決されたか,また,新たに学び取ったことは何かについて整理しながら授業映像を視聴する。
3タイトル学習指導案作成・授業づくりのための観点
事前学習
事後学習
授業前に,国立教育政策研究所,都道府県総合教育センターなどにアクセスし,複数の学習指導案例をPDFファイルにて入手し,学習指導案に記載すべき項目を把握する。
授業後に,授業内で取り上げられた記載項目を整理し,学習指導案記載および授業づくりに必要な項目を整理するとともに,それらを自らの学習指導案・授業づくりのための観点リストに書き加えるようにする。
授業内容授業前に把握した学習指導案に記載すべき項目に加え,今回の授業で学んだ項目や新たに記載すべきであると気づいた項目を整理する。
4タイトル指導と評価の一体化を可能にする目標設定
事前学習
事後学習
授業前に,CAN-DOリストについての予習を深める。
授業後に,指導と評価の一体化を可能にする目標設定の振り返りを行い,模擬授業や教育実習,今後の指導実践で運用可能となるように各自で実践を試みる。
授業内容授業前に把握したCAN-DOリストについての知識と今回の授業で学んだことを統合し,指導と評価の一体化を可能にする目標設定法を理解し,各自で演習に取り組む。
5タイトル指導と評価の一体化を可能にする授業設計法
事前学習
事後学習
授業前に,学習指導要領解説を読み,言語活動を意識した授業づくりの重要性について理解を深める。
授業後に,授業前に理解を深めた言語活動の重要性とともに,今回の授業で学んだことを統合し,指導と評価の一体化を可能にする授業設計法を整理するとともに,模擬授業や教育実習,今後の指導実践にむけての授業づくりについての見通しをもつ。
授業内容授業前に理解を深めた言語活動の重要性と今回の授業で学んだことを統合し,指導と評価の一体化を可能にする授業設計法を理解し,演習に取り組む。
6タイトル指導と評価の一体化を可能にする単元計画作成法
事前学習
事後学習
授業前に,教育課程及び各教科の年間指導計画,カリキュラムマネジメントについて理解を深める。
授業後に,授業前に理解を深めた教育課程及び各教科の年間指導計画,カリキュラムマネジメントとともに今回の授業で学んだことを統合し,指導と評価の一体化を可能にする単元指導計画法を整理するとともに,模擬授業や教育実習,今後の指導実践にむけての授業づくりについての見通しをもつ。
授業内容授業前に理解を深めた言語活動の重要性と今回の授業で学んだことを統合し,指導と評価の一体化を可能にする授業設計法を理解し,演習に取り組む。
7タイトル言語習得に係る理論から実践への応用
事前学習
事後学習
授業前に,言語習得理論に関する文献を調べ,理論からの実践への応用について疑問点を明らかにする。
授業後に,言語習得理論並びに今回の授業で学んだ理論を整理し,模擬授業や教育実習,今後の指導実践にむけて理論と実践の統合がなされた授業づくりについての見通しをもつ。
授業内容授業前に理解を深めた言語習得理論と今回の授業で学んだことを統合し,理論をもとにして指導実践の在り方を検討する観点を把握する。
8タイトルICT機器の活用・板書技術・模擬授業実施にむけて
事前学習
事後学習
授業前に,ICT機器の活用に関する文献を調べ,ICT機器を授業に活用する際の疑問点を明らかにする。
授業後に,ICT機器の活用並びに今回の授業で学んだ板書技術を整理するとともに,模擬授業や教育実習,今後の指導実践にむけて効果的な板書及びICT機器の使用についての見通しをもつ。
授業内容授業前に理解を深めたICT機器の活用に加え,今回の授業でICT機器の活用並びに板書技術について理解を深め,実践を試みる。
9タイトル授業構想検討(第1段階:意図的・計画的な指示と発問)
事前学習
事後学習
授業前に,第1回から第8回までに学修した内容を振り返り,授業づくりに向けて必要な知識や技能を確認する。
授業後に,授業内で考案された模擬授業は理論と実践が関連付けられたものであるかを検証し,各自で次回にむけての準備を完成させる。
授業内容模擬授業づくりにおいて,適切な授業のねらいに基づいた指導過程の構築と指導の方法の具現化を図る。
10タイトル模擬授業実施(第1段階:意図的・計画的な指示と発問)
事前学習
事後学習
授業前に,模擬授業づくりを行う上での課題や疑問点となったことを整理して模擬授業実践に臨む。
授業後に,模擬授業の参観や意見交流を通して得られた自らの見解をもとに,指導と評価の一体化のための指導力向上に必要な知識や技能を整理し獲得する。
授業内容模擬授業を実施したり参観したりして,模擬授業づくりを行う上での課題や疑問点となったことを解決すると同時に授業づくりの在り方について視野を広げる。
11タイトル授業構想検討(第2段階:ICT機器を活用した指導実践)
事前学習
事後学習
授業前に,第1回から第8回までに学修した内容を振り返り,授業づくりに向けて必要な知識や技能を確認する。
授業後に,授業内で考案された模擬授業は理論と実践が関連付けられたものであるかを検証し,各自で次回にむけての準備を完成させる。
授業内容模擬授業づくりにおいて,適切な授業のねらいに基づいた指導過程の構築と指導の方法の具現化を図る。
12タイトル模擬授業実施(第2段階:ICT機器を活用した指導実践)
事前学習
事後学習
授業前に,模擬授業づくりを行う上での課題や疑問点となったことを整理して模擬授業実践に臨む。
授業後に,模擬授業の参観や意見交流を通して得られた自らの見解をもとに,指導と評価の一体化のための指導力向上に必要な知識や技能を整理し獲得する。
授業内容模擬授業を実施したり参観したりして,模擬授業づくりを行う上での課題や疑問点となったことを解決すると同時に授業づくりの在り方について視野を広げる。
13タイトル授業構想検討(第3段階:理論と実践の統合を意識した授業改善)
事前学習
事後学習
授業前に,第1回から第8回までに学修した内容を振り返り,授業づくりに向けて必要な知識や技能を確認する。
授業後に,授業内で考案された模擬授業は理論と実践が関連付けられたものであるかを検証し,各自で次回にむけての準備を完成させる。
授業内容模擬授業づくりにおいて,適切な授業のねらいに基づいた指導過程の構築と指導の方法の具現化を図る。
14タイトル模擬授業実施(第3段階:理論と実践の統合を意識した授業改善)
事前学習
事後学習
授業前に,模擬授業づくりを行う上での課題や疑問点となったことを整理して模擬授業実践に臨む。
授業後に,模擬授業の参観や意見交流を通して得られた自らの見解をもとに,指導と評価の一体化のための指導力向上に必要な知識や技能を整理し獲得する。
授業内容模擬授業を実施したり参観したりして,模擬授業づくりを行う上での課題や疑問点となったことを解決すると同時に授業づくりの在り方について視野を広げる。
15タイトル総括・まとめ
事前学習
事後学習
授業前に,第1回から第14回までを省察し模擬授業づくりを行う上での課題や疑問点となったことをあらためて整理する。
授業後に,教育実習や今後の指導実践にむけて,指導と評価の一体化を実現するための確固たる授業イメージをもつと同時に必要な知識や技能を整理し獲得する。
授業内容第1回から第14回までの学修を振り返り,教育実習や今後の指導実践に向けた授業づくりの技術を確認する。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
アンケート結果確認中
<備考>
(未登録)