山梨大学電子シラバス−授業データ

授業科目名

健康危機への看護実践

担当教員

山田　章子

時間割番号

単位数

履修年次

期別

DNM202

後期

＜授業の概要＞

　感染症の大流行や災害など、地域の人々の健康危機に対し、災害発生時の救護だけでなく、被害を最小にする予防的視点を含めた健康危機管理体制について学ぶ。

＜本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー＞（能力・資質）

医学部>看護学科向け

記号	コンピテンシー（能力・資質）
A	専門	豊かな人間性	○
B		問題解決力能力	○
C		看護実践力	○
D		連携する力	◎
E		地域ケアに貢献する力	○

＜到達目標＞

目標NO	説明	コンピテンシーとの対応
目標NO	説明	看護
1	健康危機管理の概念を説明することができる	B
2	健康危機管理が必要となる状況下においても人々の尊厳と権利を守る方法について説明することができる	A
3	多様な社会情勢を踏まえ、新興・再興感染症および災害地域における医療活動の実際について説明することができる	C
4	健康危機管理に関わる多領域・多専門職・多機関との連携の必要性について説明することができる	D
5	健康危機管理に関わる多領域・多専門職・多機関との連携における看護の役割について説明することができる	D
6	平時の健康危機管理体制や健康危機への予防的視点における看護の役割について説明することができる	D
7	健康危機管理における国際協調について自己の考えを述べることができる	E

＜成績評価方法＞

目標No	割合	評価の観点
1	10%	定期試験や課題で評価する
2	15%	定期試験や課題で評価する
3	15%	定期試験や課題で評価する
4	15%	定期試験や課題で評価する
5	20%	定期試験や課題で評価する
6	20%	定期試験や課題で評価する
7	5%	定期試験や課題で評価する
合計	100%

＜授業計画＞

11月14日　3限　健康危機管理とは
11月15日　1限　新興・再興感染症の発生時の対応と、回復過程への援助における国際協調　（附属病院　Infection Control Docter）
11月21日　3限　新興・再興感染症の発生時の対応と、回復過程への援助（附属病院　感染認定看護師）
11月28日　3限災害・紛争時、回復過程への援助における国際協調 (附属病院　DMAT；医師)
12月 5日　3限　災害・紛争時、回復過程への援助（附属病院　DMAT；看護師）
12月12日　3限　感染症・災害等発生時の対応、回復過程への援助（グループワーク）
12月13日　3限　HIV感染者・エイズ患者の現状と県の取り組み【山梨県主催】（医学科と合同講義予定）　
1月16日　3限　地方行政における健康危機管理の実際
1月23日　3限　統括　

　状況により、予定を変更することがあります。

＜教科書＞

酒井明子, 長田恵子, 三澤寿美編, 災害看護第5版, メディカ出版, ISBN:9784840475457,
(2022年出版ナーシング・グラフィカ, . 看護の統合と実践)

＜参考書＞

［実務経験のある教員による授業科目の概要］

看護師として実務経験のある教員が、実務経験を授業に活かし実践的教育を行っている。

［前年度授業に対する改善要望等への対応］

課題を明確に提示する