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授業科目名
精神看護学概論
担当教員
坂井 郁恵/飯塚 恵美
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DNL201 2 2 後期
<授業の概要>
対象者理解の基盤となるこころの健康(メンタルヘルス)について、精神力動理論や成長発達、社会・環境との関連など広い視野で学ぶ。
さらに、精神保健医療福祉に関する歴史・法律・制度の変遷を体系的に学習し、精神疾患を抱えた方やその家族の人権や権利擁護について理解し、精神看護実践の基礎となる考え方や態度を養うことを目的とした授業である。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>看護学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門豊かな人間性
B問題解決力能力
C地域ケアに貢献する力
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
看護
1人の尊厳及び人権の意味を理解し、精神医療における人権擁護が必要な理由および看護職の役割を述べることができる。A
2こころの健康(メンタルヘルス)とは何かを理解し、身体機能、社会・環境と の関連について説明できる。B
3精神障害者と家族をとりまく環境について、精神保健医療福祉の歴史・法律・制度を踏まえて理解し、精神看護実践に求められる基本的知識と技術、態度を習得することができる。B
4メンタルヘルスの概念の変遷、疾病対策・医療対策の動向および、精神医療における社会の変革の方向を理解し、精神看護を発展させていくことの重要性について説明できる。C
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
120%講義への参加状況および、課題・筆記試験によって適切な内容を自分の言葉で説明できたか否かを評価する
225%講義への参加状況および、課題・筆記試験によって正しく説明できたか否かを評価する
330%講義への参加状況および、課題・筆記試験によって看護実践に求められる基礎的知識・技術が習得できているか否かを評価する
425%講義への参加状況および、課題・筆記試験によって正しく説明できたか否かを評価する
合計100% 
<授業計画>
1. 10月 1日(火) 13:10-14:40 精神看護とは(坂井)
2. 10月 8日(火) 13:10-14:40 こころの健康とは(宮田)
3. 10月15日(火) 13:10-14:40 こころのとらえ方(精神力動理論と自我防衛機制)(坂井)  
4. 10月22日(火) 13:10-14:40 ストレスコーピング・危機理論(宮田)
5. 10月29日(火) 13:10-14:40 ライフサイクル各期の特徴と危機(飯塚)
6. 11月 5日(火) 13:10-14:40 生活する場におけるこころの健康問題(坂井)
7. 11月12日(火) 13:10-14:40 精神医療の歴史と現状/海外(坂井)
8. 11月19日(火) 13:10-14:40 精神医療の歴史と現状/日本(坂井)
9. 11月26日(火) 13:10-14:40 精神障害者と家族(宮田)
10. 12月 3日(火) 13:10-14:40 精神保健福祉法(坂井)
11. 12月10日(火) 13:10-14:40 障害者総合支援法他(坂井)
12. 12月17日(火) 13:10-14:40 精神医療における倫理と人権(飯塚)
13. 1月 7日(火) 13:10-14:40 精神医療におけるスティグマ(飯塚)
14. 1月14日(火) 13:10-14:40 災害時の精神保健医療活動(坂井)
15. 1月21日(火) 13:10-14:40 諸外国の精神保健医療福祉(坂井)
16. 1月28日(火) 13:10-14:40 総括評価(坂井 他)
※授業内容は前後で移動する場合がある

各授業は面接授業にて実施する。
授業形態や授業内容の変更がある場合は、事前にCNS掲示板等にて連絡する。
<教科書>
(未登録)
<参考書>
  1. 出口禎子, 鷹野朋実編, 情緒発達と精神看護の基本 第5版, [見本版], メディカ出版, ISBN:4840475415,
    (2022年出版 ナーシング・グラフィカ, . 精神看護学)

  2. 出口禎子, 鷹野朋実編, 精神障害と看護の実践 第5版, [見本版], メディカ出版, ISBN:4840475423,
    (2022年出版 ナーシング・グラフィカ, . 精神看護学)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
授業を担当する教員が臨床での看護実践の経験をもつことを活かし、看護対象者が置かれている実際の環境や彼らが抱えている問題に対して具体的な説明を織り交ぜ、対象者の特徴を理解できるように授業展開を行っていく。
[前年度授業に対する改善要望等への対応]
アンケート結果確認中