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授業科目名
助産業務管理
担当教員
小林 康江
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DNG4054 2 4 通期
<授業の概要>
妊産褥婦や新生児が施設(病産院、助産所)での安全で安楽な診療や援助を受けられるために、助産業務の特徴と助産業務を遂行するために必要な管理の概要と原則についての知識を身につける。また、実習施設における管理の特徴を知り、その上で実習に望む準備を行う。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>看護学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門問題解決力能力
B看護実践力
C自己研鑽力
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
看護
1助産業務管理の概念・目的・機能と管理過程を説明できる。A
2助産師の業務範囲と法的責任、義務を説明できる。A
3産科病棟・外来及び助産所の業務管理の実情を説明できる。A
4周産期医療システムにおける医療と地域の多職種連携について助産師の役割について説明できる。
5実習病棟内の看護者同士・他職種との連携の在り方について説明できる。
6他者と協調・協働して行動でき、他者に方向性を示し、目標の実現のために力を集めることができる。
7これからの産科医療と助産師活動について創造できる。B
8文献検索を行い、自己の疑問の解決、よりよい助産管理のあり方について思考し、ワードを用いてレポートを作成することができる。C
9自らを律して、自己の良心や社会の規範やルールに則って行動できる。C
10助産学生としての意識を持ち、社会の発展のために将来助産師として積極的に関与できる力を養う。C
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
110%助産業務管理の概念・目的・機能と管理過程を、口述試験で自らの言葉で具体的に説明できたか否かを評価する。
210%助産師の業務範囲と法的責任、義務について、口述試験で自らの言葉で具体的に説明できたか否かを評価する。
315%産科病棟・外来及び助産所の業務管理の実情を、レポートで自らの言葉で具体的に説明できたか否かを評価する。
415%シャドーイングや臨地講義をもとに、周産期医療システムの多職種間における助産師の役割について具体的に説明できたか否かを評価する。
515%シャドーイングや臨地講義をもとに、看護職間・多職種間の連携を具体的に説明できたか否かを評価する。
610%自らの考えをスタッフや学生、教員に報告し、協調、協働して行動できるか否かを評価する。
710%産科病棟・助産所の管理の実際を見学し、レポートで自らの言葉で具体的に説明できたか否かを評価する。
85%必要な文献を入手し、助産管理のあり方について自らの言葉で具体的に説明できたか否かを評価する。
95%自らを律して、自己の良心や社会の規範やルールに則って行動できる。
105%常に最善を尽くして物事に取り組んでいる否かを評価する。
合計100% 
<授業計画>
1  1月22日  3限     助産活動におけるケアの目的とゴール  小林
2  1月22日  4限     母子保健政策 小林
3  6月17日  1限    法律に基づく助産師の業務管理 小林
4  6月17日  2限    医療安全とリスクマネジメント(1)リスクマネジメントの考え方 小林  
5  6月17日  3限    大学病院における助産業務管理 産科病棟師長
6  6月17日  4限    大学病院における院内助産 産科病棟師長 
7   7月         医療安全とリスクマネジメント(2) 助産師と記録 小林    
8 7月         医療安全とリスクマネジメント(3) 記録と振り返りから考える助産ケアの質の向上 小林    
9 実習期間中  実習病院における管理の実際(臨地講義) 小林
10  実習期間中  実習病院における管理の実際(臨地講義) 小林
11  実習期間中  実習病院における管理の実際(臨地講義) 小林 
12  実習期間中  実習病院における管理の実際(臨地講義) 小林
13  11月     助産所における管理の実際(臨地講義) 杉山
14  11月     助産所における管理の実際(臨地講義) 杉山
15 11月     助産所における管理の実際(臨地講義) 杉山

授業は面接授業を基本として行う。
<教科書>
  1. 我部山キヨ子編集 ; 八木橋香津代 [ほか] 執筆, 助産管理 第6版, 医学書院, ISBN:9784260047098,
    (2022年出版 助産学講座, 10)
<参考書>
  1. 福井トシ子, 井本寛子編, 助産師業務要覧 1.基礎編 新版 第4版2024年版, 日本看護協会出版会, ISBN:9784818026186,
    (2023年出版)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
助産業務管理実施者による、二次医療圏と助産所での助産業務管理の実際について臨地講義を含めた授業を行う。
[前年度授業に対する改善要望等への対応]
前年度と同様に実施