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授業科目名
フィジカルアセスメント
担当教員
山田 章子/才川 恵/赤池 大貴/中込 由紀代/倉本 直樹/安藤 晴美/谷口 珠実/坂井 郁恵/宮田 知子/寺田 あゆみ/門西 知香
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DND208 2 2 前期
<授業の概要>
1.対象者の身体状態を的確に系統的に把握するための手技を習得する
2.得た情報の持つ意味を考え身体状態を査定する
3.学生同士で、対象者・看護師の役割を交互に行いながら学習する
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>看護学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門豊かな人間性
B問題解決力能力
C看護実践力
D自己研鑽力
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
看護
1看護におけるフィジカルアセスメントの意義と重要性について説明することができるD
2成長・発達段階を考慮した基本的なフィジカルイグザミネーションを、正確かつ安全・安楽に実施できるC
3対象者にわかりやすい説明を行い、対象者が理解しながら実施することができるA
4得た情報を正確に記録することができるB
5得た情報における情報の持つ意味を考えることができるB
6事例患者に対し系統的にフィジカルアセスメントを実施することができるC
7主体的に取り組み、自己の課題を見出すことができるD
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
110%定期試験で説明できているか否か評価する
225%技術評価表を用いての評価、定期試験で説明できているか否かで評価する
35%演習および技術評価表を用いて評価する
410%課題および定期試験でできているか否か評価する
530%定期試験および課題できているか否か評価する
65%演習および課題で評価する
715%演習の取り組み状況および課題で評価する
合計100% 
<授業計画>
4月 3日 3,4限【講義】       フィジカルアセスメント①
4月 8日 3,4限【講義/演習】    フィジカルアセスメント②/血圧測定
4月15日 3,4限【演習A/B】     呼吸状態の観察/一般状態・耳の観察
4月22日 3,4限【演習A/B】     一般状態・耳の観察/呼吸状態の観察
5月 1日 1,2限【演習A/B】     頭頚部の観察/心臓血管・乳房の観察
5月 1日 3,4限【演習A/B】     心臓血管・乳房の観察/頭頚部の観察
5月13日 3,4限【演習A/B】     腹部の観察/筋骨格系の観察
5月20日 3,4限【演習A/B】     筋骨格系の観察/腹部の観察
5月27日 3,4限【演習 】    眼の観察/神経系の観察
6月 3日 3,4限【講義】       小児の身体の特長
6月10日 3,4限【演習】       小児のフィジカルアセスメント   
6月17日 3,4限【技術確認/課題学習】血圧測定/事例患者のフィジカルアセスメント
6月24日 3,4限【演習】       事例患者に対する系統的なフィジカルセスメント①  
7月 1日 3,4限【演習】       事例患者に対する系統的なフィジカルセスメント②
7月 8日 3,4限           まとめ
7月16日 4限     統括

注1)基本的にAグループとBグループに分かれて講義・演習を行う。(上記でA・Bの記載がないところはA・B一緒に行うもしくは時間で入れ替えて行う)
注2)講義に関するお知らせは、CNSもしくはMoodleを用いて行う
       
<教科書>
  1. 高橋照子, 芳賀佐和子, 佐藤冨美子編集, 実践!フィジカル・アセスメント : 看護者としての基礎技術 改訂第3版, 金原出版, ISBN:9784307701884,
    (2008年出版)

  2. 松尾ミヨ子他, デジタル ナーシンググラフィカ 基礎看護学② 基礎看護技術Ⅰ, メディカ出版
<参考書>
  1. フィジカルアセスメント, メディックメディア, ISBN:9784896327816,
    (2019年出版 看護がみえる / 医療情報科学研究所編集, vol. 3)

  2. 山内豊明著, フィジカルアセスメントガイドブック : 目と手と耳でここまでわかる 第2版, 医学書院, ISBN:9784260013840,
    (2011年出版)

  3. 日野原重明, 刷新してほしいナースのバイタルサイン技法, 日本看護協会出版会, ISBN:9784818009264
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
看護師として実務経験のある教員が、実務経験を授業に活かし実践的教育を行っている。
[前年度授業に対する改善要望等への対応]
・演習前に実施が難しい手技に関しては、シミュレーターを用いて実演を行う
・実施時に学生が質問しやすいよう、3から4ペアに1教員を配置する
・事前課題を明確に学生に提示する