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授業科目名
救急医学 BCC実習
担当教員
森口 武史
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DMG546 1 4,5 通期
<授業の概要>
1.適切な救急初療を行うための医師として必須の知識を身につける。
2.救急集中治療がチーム医療であることを理解し必要なコミュニケーション能力を身につける。
3.救急外来での救急診療を見学し,最前線でのチーム医療を体験する。
4.最重症患者に対するcritical careについて学び,最先端の重症患者管理を体験する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>医学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門チーム医療の実践
B医学知識と問題対応能力
C診療技術と患者ケア
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
医学
1救急患者に多い疾患について知る。B
2救急搬送された外来患者およびICU入室患者を受け持つ。A
3担当医師と一緒に患者の診療にあたり,それぞれの病態や患者管理についての考え方を理解する。C
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
120%ミニ講義やシミュレーショントレーニングに参加し,取り組みと達成度を評価票を用いて評価する。
230%救急外来実習に参加し,取り組みと達成度を評価票を用いて評価する。
350%救急科管理となる重症患者について日々の診療に参加し,その取り組みと達成度を評価票を用いて評価する。
合計100% 
<授業計画>
月 9:30~11:00 オリエンテーション,担当医紹介 (担当教官:森口)
11:00~12:30 病棟実習(担当教官:全員)
13:30~17:15 病棟実習,病棟回診(担当教官:全員)

火 8:30~12:30 ICUカンファレンス,病棟回診,病棟実習(担当教官:全員)
18:00~ 2次救急実習 2グループに分かれて実習(担当教官:2次救指導医)


水 8:30~10:30 ICUカンファレンス,病棟回診,病棟実習(担当教官:全員)
10:30~11:30 ドライブスルーPCR見学(担当教官:森口)
11:30~12:30 病棟実習(担当教官:全員)
13:30~15:00 講義・実習「気道管理・挿管/BLS」(担当教官:針井/伊瀬)
15:00~17:15 病棟実習,病棟回診(担当教官:全員)

木 8:30~12:30 ICUカンファレンス,病棟回診,病棟実習(担当教官:全員)
13:30~15:00 講義・実習「ECMO・急性血液浄化」(担当教官:阪田/渡邉)
15:00~17:15 病棟実習,病棟回診(担当教官:全員)

金 8:30~12:30 ICUカンファレンス,病棟回診,病棟実習(担当教官:全員)
13:30~15:00 講義・実習「Echo」(担当教官:原田/菅原)
15:10~16:00 査問・課題提出・総括ミーティング (担当教官:森口)
<教科書>
  1. 日本集中治療医学会編集, 集中治療医学, 秀潤社, ISBN:4879622397,
    (2001年出版)

  2. 日本救急医学会監修 ; 日本救急医学会専門医認定委員会編集, 救急診療指針 改訂第3版, へるす出版, ISBN:9784892695988,
    (2008年出版)
<参考書>
  1. 日本救急医学会ICLSコース企画運営委員会ICLSコース教材開発ワーキング編 ; 山畑佳篤著, 日本救急医学会ICLSコースガイドブック 改訂第4版, 羊土社, ISBN:9784758118002,
    (2016年出版)

  2. 日本外傷学会外傷初期診療ガイドライン改訂第6版編集委員会編集, 外傷初期診療ガイドライン : JATEC 改訂第6版, へるす出版, ISBN:9784867190142,
    (2021年出版)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
医師として実務経験のある教員が、実践的教育を行っている。
[前年度授業に対する改善要望等への対応]