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授業科目名
統合臨床医学8周産期/麻酔/医療安全
担当教員
吉野 修
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DMF407 5 4 前期
<授業の概要>
・妊娠、分娩と産褥期の管理に必要な基礎知識とともに、母子保健、生殖医療のあり方を学ぶ。
・胎児・新生児・乳幼児・小児期から思春期にかけての生理的成長・発達とその異常の特徴及び精神・社会的な問題を理解する。
・全身麻酔・局所麻酔の基本および緩和ケアの基本を学ぶ。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>医学科向け
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシー未選択
1婦人科疾患・産科疾患の病態、症候、診断、治療法、および予後について説明できる。
2胎児・新生児・乳幼児・小児期から思春期にかけての生理的成長・発達およびその異常について説明できる。
3周産期の疫学、遺伝カウンセリング、遺伝と疾患、および環境と疾患について説明できる。
4全身麻酔・局所麻酔の基本および緩和ケアの基本について説明できる。
5提示されたシナリオ(症例)に対して的確な臨床推論を行い、その後の対応を示すことができる。
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
120%事前学習および、試問による学習到達度評価
220%事前学習および、試問による学習到達度評価
320%事前学習および、試問による学習到達度評価
420%試問による学習到達度評価
520%試問による学習到達度評価
合計100% 
<授業計画>
一般目標(GIO)
・妊娠、分娩と産褥期の管理に必要な基礎知識とともに、母子保健、生殖医療のあり方を学ぶ。
・胎児・新生児・乳幼児・小児期から思春期にかけての生理的成長・発達とその異常の特徴及び精神・社会的な問題を理解する。
・全身麻酔・局所麻酔の基本を学ぶ。
・緩和ケアの基本を学ぶ。
・患者の個別的背景を理解し、患者と医師の良好な関係を築くため、また、医療チームの各構成員の役割を理解し連携するために必要なコミュニケーション能力を獲得する。
・医療上の事故等や医療関連感染症を防止し、また、発生した場合の対処の仕方を学ぶ。
・医療従事者が遭遇する危険性(事故、感染等)について、基本的な予防・対処及び改善の方法を学ぶ。
・遺伝情報・ゲノム情報の特性を理解し、遺伝情報・ゲノム情報に基づいた診断と治療、未発症者を含む患者・家族の支援を学ぶ。
・環境要因によって生じる疾患の病態生理を理解し、症候、診断と治療を学ぶ。
・漢方医学に関する知識を学ぶ。

到達目標(SBOs):医学教育モデルコアカリキュラムを参照のこと
https://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2017/06/28/1383961_01.pdf
・D-10 妊娠と分娩
・E-7 成長と発達
・D-2-4)-(9) 先天性と周産期脳障害
・D-12 内分泌・栄養・代謝系(小児)
・D-13-3)-(1) 眼・視覚系に関する主要症候(斜視、弱視)
・E-2 感染症(一部)
・F-2-10 麻酔 ・F-2-9)-(2) 周術期管理  ・F-2-16) 緩和ケア
・E-1-1) 遺伝医療・ゲノム医療と情報の特性
・B-1-6) 社会・環境と健康(一部)

筆記試験:本試験:10/13(金) 3時限、追・再試験:10/30(月) 3時限

グループ学習: 9/21(木) 1-4時限 、9/29(金) 1-4時限

講義:最新の講義予定表はcoyoteを参照のこと。講義情報はCNS、Moodleに随時掲載します。

【社会医学】
・遺伝と疾患 [三宅 邦夫]
・環境と疾患 [三宅 邦夫]
・周産期の疫学 [山縣 然太朗]
・遺伝カウンセリング [山縣 然太朗]

【産婦人科】
・産科異常・異常妊娠①② [奥田 靖彦]
・産科異常・異常分娩①② [奥田 靖彦]
・産科症例検討①② [奥田 靖彦]
・産科学概論,産科正常・妊娠の生理①② [小笠原 英理子]
・産科正常・分娩の生理①② [小笠原 英理子]
・産科・産褥 [笹津 聡子]
・産科異常・偶発合併妊娠①② [笹津 聡子]
・産科異常・胎児異常 [大木 麻喜]
・産科異常・高血圧症候群 [大和田 壮]
・多胎 [大和田 壮]
・産婦人科質疑応答 [平田 修司]
・分娩シミュレーターの演習の準備講義  [田中 孝太]
・産科異常・産科ショック [深澤 宏子]
・産科異常・ショックの対応 [深澤 宏子]
・分娩シミュレータ ①②③④ 産婦人科医師

【小児科】
・新生児学・新生児正常 [小泉 敬一]
・乳幼児と小児科外来診療 [古市 嘉行]
・新生児学・新生児異常 [内藤 敦]
・先天異常・成育医療 [矢ヶ崎 英晃]

【外科2】
・新生児外科,小児外科 [大矢知 昇]

【脳神経外科】
・小児脳神経外科Ⅰ 総論 [埴原 光人]
・小児脳神経外科Ⅱ 奇形 [八木 貴]

【眼科】
・小児眼科,斜視,弱視 [古屋 敏江]

【薬理】
・麻酔薬の薬理作用 [小泉 修一]
・強心・昇圧薬 [繁冨 英治]

【麻酔科】
・ペインクリニック [阿部 文明]
・小児麻酔 [奥山 克巳]
・局所麻酔薬,脊椎麻酔と硬膜外麻酔 [岩下 博宣]
・術中輸液,輸血 [久米 正記]
・各科の麻酔管理 [古藤田 眞和]
・吸入麻酔薬・吸入麻酔法 [小口 健史]
・各科の麻酔管理 [松川 隆]
・麻酔に関連する合併症 [上田 健太]
・術前評価と麻酔計画 [石山 忠彦]
・麻酔器,モニタリング [浅野 伸将]
・静脈麻酔薬,麻薬,NLA [池本 剛大]
・心肺蘇生法 [田中 行夫]
・緩和医療,術後鎮痛 [平方 眞]
・筋弛緩薬 [和田 啓一]
<教科書>
(未登録)
<参考書>
  1. 武谷雄二 [ほか] 監修, プリンシプル産科婦人科学 2 産科編 第3版, メジカルビュー社, ISBN:9784758312202,
    (2014年出版)

  2. 高野義人監修, 麻酔科 第4版, 海馬書房, ISBN:9784907704841,
    (2012年出版 Step series)

  3. 稲田英一, 森崎浩, 西脇公俊編集, 標準麻酔科学 第7版, 医学書院, ISBN:9784260030304,
    (2018年出版 Standard textbook)

  4. 新川詔夫 [ほか] 編集, 医科遺伝学 改訂第2版, 南江堂, ISBN:4524212132,
    (1999年出版)

  5. Bertram G.Katzung [著] ; 荒木勉 [ほか訳], カッツング薬理学, 丸善, ISBN:9784621080733,
    (2009年出版)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
医師としての実務経験のある教員が、実践的教育を行っている。
[前年度授業に対する改善要望等への対応]
アンケート結果確認中