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授業科目名
感染制御学
担当教員
井上 修
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DME402 1 4 後期
<授業の概要>
感染症学は古くて新しい学問領域であり、感染制御学は1980代以降になってから発展した新しい学問領域です。感染症では感染症の検査、診断、治療、ワクチンによる予防の考え方に加え、疫学や公衆衛生学、臨床免疫学を学びます。感染制御学では、感染伝播のコントロールの考え方を学び、新興感染症対策にも役立つ個人防護具の着脱実習も行います。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>医学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門医学知識と問題対応能力
B診療技術と患者ケア
C社会における医療の実践
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
医学
1病原微生物の感染・伝播機序およびその予防対策を説明することができるA
2主な感染症の病因、病態生理、症候、診断と治療を説明できるA
3個人防護具の着脱を適切に行う事が出来るA
4臨床検査:検査の方法、適応と異常所見を説明し、結果を解釈できるB
5保健統計の意義と現状、疫学とその応用、疾病の予防について説明できるC
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
170%1 医学的知識及び問題解決能力を筆記試験にて評価する
230%2 個人防護具の着脱については実技評価表に基づいて評価する
3%
4%
5%
合計100% 
<授業計画>
一般目標(GIO)
・感染症の病態生理、症候、診断、検査、治療、疫学について学ぶ
・感染制御の考え方と個人防護具の使い方について学ぶ

到達目標(SBOs):医学教育モデルコアカリキュラム令和4年度改訂版を参照のこと
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001026762.pdf
・PS-03-03:感染症
・CS-05-04:感染制御

授業期間:10月28日(月)~11月1日(金)1~4限
授業方法:面接授業
授業内容:下記の通り(変更がある場合は、CNSにて随時掲載するので確認のこと)
筆記試験:後日実施(日時はCNSにて掲載するので確認のこと)

【講義】
10月28日(月)2限・感染症の診断と治療 [池村 辰之介先生]
  〃    3限・感染症の集中治療 [森口 武史先生]
  〃    4限・臨床免疫学 [中尾 篤人先生]
10月29日(火)3限・抗菌薬の適正使用① [鈴木 哲也先生]
  〃    4限・抗菌薬の適正使用② [井上 修 先生]
10月31日(木)2限・臨床ウイルス学 [森石 恆司先生]
  〃    4限・総論・感染制御 [井上 修先生]
11月 1日(金)2限・感染症の検査 [井上 克枝先生]
  〃    3限・感染症の疫学・公衆衛生 [山縣 然太朗先生]
  〃    4限・ワクチンによる予防 [犬飼 岳史先生] 

【演習】
10月30日(水)1、2限 ・個人防護具の正しい着脱とN95のフィッティングテスト [入倉 悠先生、井上 修先生]

感染状況により、以下の対策を講じることがある。
学生間の距離はできるだけ空ける/定期的に窓を開けて、換気を行う/授業前、後に手洗い、手指消毒を徹底する
<教科書>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
実務経験および研究実績の豊富な講師陣が、臨床現場で必要となる知識や注意点についてそれぞれの専門分野からの視点で講義及び演習を行う。
[前年度授業に対する改善要望等への対応]
新規開設科目につき該当しない