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授業科目名 ネイチャーガイド演習1
時間割番号 CPYK09
担当教員名 吉田 均
開講学期・曜日・時限 集中・(未登録)・(未登録) 単位数 1
<対象学生>
全学部生
<授業の目的>
この科目は「連携開設科目(主幹大学:山梨県立大学)」です。
授業の実施日については、大学ホームページ(https://www.yamanashi.ac.jp/campuslife/332)に掲載「教養教育連携開設科目履修ガイド」の令和6年度連携開設科目(主幹大学:山梨県立大学)一覧(PENTAS YAMANASHI)を確認してください。

山梨県には、世界文化遺産やユネスコエコパークなど、自然の美しさはもちろん、多様な歴史や文化を色濃く残す山岳地域が広がっています。本科目は、ネイチャーガイドをキーワードに、山岳信仰などの地域の歴史や文化なども紹介しながら、季節に合った多様な視点で、その現代的な意義や概要を学びます。また実際に県内で実施されているネイチャーツアーに参加し、体験的な学習を行います。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養地域理解自らの生活の場である地域の特色・課題を説明できる。
B汎用能力5・問題解決力計画力課題の解決に向けた実現可能な計画を具体的に立案できる。
C実行力計画に従って解決に取り組むことができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1山梨の自然・歴史・文化の特性や環境の保全について人に説明できる。A
2人と自然に対してホスピタリティ精神を持ち、地域の魅力を伝えることができる。A
3自然と社会との共存を図りながら新たな活用方法やビジネスモデルを提案することができる。B
4人と自然を愛し、社会の継続的な発展に向けた観光活用と、それに取り組む主体的な態度を持つことができる。C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
120%講義での参加態度・姿勢により評価する
220%フィールドワークでの参加態度・姿勢により評価する
330%共同作業に対する積極性と活動内容により評価する
430%レポートにより評価する
合計100% 
<授業の方法>
1、 講義は、座学(対面式)と現地演習のハイブリットで実施を予定しています。
2、アクティブラーニングの一環で、学外での実践演習を行います。その際は、ネイチャーツアーを実施する際、必要となる役割を分担して実施していただきます。
3、事前にオンディマンド講義を受講していただく場合があります。
4、必要な連絡や講義の詳細は、講義で指定するグーグル・クラスルームにアップする予定です。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
1、演習では、里山程度ですが、実際に1日登山をしながら実習をします。一定以上の体力と気力、そして他者との協調性が必要です。
2、講義は、初心者向けです。事前に特別な知識や技能は問われません。
3、本講義は、フィールドワークを含むため、変則的な時間割で実施します。また予定時間を超過する可能性もあります。下記の備考を必ず参照の上、履修してください。
<テキスト>
  1. 教科書の指定はありません。随時紙媒体のプリントやパワーポイントの資料などを配布します。
<参考書>
  1. 菊地俊夫, 有馬貴之編著, 自然ツーリズム学, 朝倉書店, ISBN:9784254166484,
    (2015年出版 よくわかる観光学, 2)

  2. 瓜生中 [著], よくわかる山岳信仰, KADOKAWA, ISBN:9784044006105,
    (2020年出版 角川文庫, 22436)

  3. 内山節著, 日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか, 講談社, ISBN:9784062879187,
    (2007年出版 講談社現代新書, 1918)
<授業計画の概要>
1タイトル(10/12土) オリエンテーションとネイチャーガイドに関する説明
事前学習
事後学習
事前に指定した過去の動画による講義風景などの確認を行っていただきます。
授業内容授業の最初に、授業の進め方、評価方法に関するガイダンスを行います。ユネスコエコパークとネイチャーガイドの概要について紹介します
2タイトル(10/12土) 山岳信仰とは
事前学習
事後学習
授業の振り返り(講義の成果と課題)を指定した意見用紙に記入します。
授業内容演習地域に関連した山岳信仰に関する歴史文化財や古道について紹介します。
3タイトル(10/12土) フィールドワークに関する説明と注意事項
事前学習
事後学習
授業の振り返り(講義の成果と課題)を指定した意見用紙に記入します。あわせて各自自宅で、演習の準備をしていただきます。
授業内容甲武信ユネスコエコパーク内の深草観音など、次回の演習コースの説明と役割分担の検討を行います。
4タイトル(10/13日) フィールドワーク(1):積翠寺付近から深草観音へのトレッキング(往路)
事前学習
事後学習
休憩時間などを使用して、現状の確認と質疑応答をします。
授業内容甲武信ユネスコエコパーク内の積翠寺付近と深草観音への往路で、景観や文化財に関する実習をします(山梨県甲府市)。
5タイトル(10/13日) フィールドワーク(2):深草観音とその周辺地域での実習。
事前学習
事後学習
休憩時間などを使用して、現時点での成果と課題を議論します。
授業内容同パーク内の深草観音とその周辺地域で、景観と自然・文化財の学習をします。(山梨県甲府市)。
6タイトル(10/13日) フィールドワーク(3):深草観音から積翠寺へのトレッキング(復路)
事前学習
事後学習
休憩時間などを使用して、現状の確認と質疑応答をします。
授業内容同パーク内の深草観音から積翠寺への復路で、景観や文化財に関する実習をします(山梨県甲府市)。
7タイトル(10/27日) フィールドワークの報告会(1):情報共有
事前学習
事後学習
報告会の振り返り(講義の成果と課題)を指定した意見用紙に記入します。
授業内容フィールドワークで収集した写真や映像、データを使い、担当ごとに報告し、情報を共有します。
8タイトル(10/27日) フィールドワークの報告会(2):報告書の作成
事前学習
事後学習
休憩時間などを使用して、現時点での成果と課題を議論します(20分)。事後学習として、役割分担に従い、次回講義での報告の準備をしていただきます(20分)
授業内容報告会の振り返り(講義の成果と課題)を指定した意見用紙に記入します。また事後学習では、チームで最終報告書を完成させていただきます。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
笹川平和財団プログラムオフィサー、外務省専門調査員、東京財団研究員、環日本海経済研究所客員研究員として、国際交流や国際協力・地域振興政策を企画実施し、関連政策を研究してきました。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
授業評価アンケート対象外
<備考>
・本科目は、次の時間帯と場所で実施します。
10/12(土) 12:00~17:00 山梨県立大学飯田キャンパス
10/13(日) 8:00~17:00 現地演習(集合・解散場所 山梨県立大学飯田キャンパス)
10/27(日) 13:00~16:30 山梨県立大学飯田キャンパス
・学外実習については、交通費・参観費など、若干実費が発生する可能性があります(詳細は、開講時に告知)。
・他大学の学生や社会人等とともに学ぶ「PENTAS YAMANASHI」の科目です。