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授業科目名 英語オーラルコミュニケーション
時間割番号 CEG2OAD
担当教員名 高畑 伸子
開講学期・曜日・時限 前期・月・II 単位数 2
<対象学生>
<授業の目的>
医療に従事する看護師として直面する現場での対応を英語で行うことができる力を身につける。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養異文化理解と外国語リテラシー自文化と異文化に対する知識と理解を基に、自己や社会のあり方について相対的視点から意見を述べることができる。
「英語」で自らの専攻分野の内容を理解し、その内容について簡単に表現することができる。
「ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語」で基礎的な内容について読み書き、口頭でのやりとり・意思疎通ができる。
B汎用能力1・コミュニケーションスキル文章表現力適切な手順を踏んで学術的な文章を書くことができる。
C傾聴力相手の意見を丁寧に聴き、その意味・意図を自分自身で表現できる。
D口頭発表力自分の意見を、一定の論理的根拠を伴って、わかりやすく話すことができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1・日本と海外の看護の現場で使う表現を英語という言語だけでなく文化的背景も理解し、運用力を目指すことができるA
2・英語のオーラル・コミュニケーションで適切な発話表現ができるように語用論への認識を高めることができるB
3・200語程度の自然な速さの英語を聞いて、要点を正しく理解することができるC
4・聴き取ったことや与えられたテーマについて、英語で3分間程度、口頭で説明できるD
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
135%期末期知識テスト25% 小テスト10%:授業や課題で該当する項目や内容を正確に理解できたかを評価する
230%会話分析 :患者との英語でのやり取りや会話表現の背後にある意図を読みとることができたかを評価する
315%Feedbackや課題:授業で学んだ英文の内容や気づきを具体的に説明できたかを評価する。また授業内での協働活動を評価する
420%オーラルテスト:場面や状況に応じた自然な英語による会話ややり取りができるかどうかを評価する
合計100% 
<授業の方法>
授業の実施方法:
・対面授業を実施するが、状況に応じてライブ型のオンライン授業になる可能性がある。
・予習とまとめを提出し、それを前提として授業を実施する。それらは評価点に加算される。課題は基本的にMoodleを媒介として提出する。
・基本的に毎回、前週の既習事項の定着度を確認するために小テストを行う。
・授業は教科書の構成に従って演習形式で行うが、随時、他の教材や資料を加えた活動をするため、多少の変更がある。
・適宜グループ活動や多くの課題を通して学習を進め、評価点に加算する。
・Moodle上に演習課題、課題の進め方、関連資料などの必要事項をアップロードし、学生が自ら進んで解答(回答)して学習に取り組んでいく。

学習内容:
・各ユニットごとに、まず語彙の確認をする。次に重要な会話表現を整理し、完成した会話文を練習する。ポイントとなる発音の練習をする。
・想定される場面での会話文を作文し、学習を通して確認と練習をする。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
会話の練習は教室の外では難しいと思います。ぜひ授業時間中に会話文を覚えてしまうつもりで一生懸命練習してください。積極的に授業に参加し、医療現場で必要となる語彙や表現を身につけましょう。
<テキスト>
  1. 竹林修一編著, 実践看護英語 : 専門用語の習得と英会話能力の養成, 英宝社, ISBN:9784269660311,
    (2014年出版)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトルHospital Departments
事前学習
事後学習
授業前:教科書から出題の会話Writing課題5つ (p.8, p.14, p.20, p.26, p.32)を書く→Moodleに提出
    
授業後:授業の復習をする。授業での活動や学習のFeedbackや課題をMoodleに提出
授業内容1.オリエンテーション
第1回: オリエンテーションー授業や課題の進め方について/Writing小テストを実施する方法や設定の説明

2.授業
Hospital Departments-いろいろな診療科の名前を覚える。また、症状によって行く診療科を選び、表現する。
プリント対応
2タイトルGetting to Know the Patients 1-患者の病気の症状を知る
事前学習
事後学習
授業前:教科書の Unit 1 (p.3-p.8): Getting to Know the Patients 1 予習とまとめ→Moodleに提出

授業後:授業の復習をする。授業での活動や学習のFeedbackや課題 p.8会話再考をMoodleに提出
授業内容第2回:教科書「実践看護英語」Essential English for Nursing Unit 1 (p.3-p.8)
   Getting to Know the Patients 1-患者の病気の症状を知る 理解と演習
3タイトルGetting to Know the Patients 2-患者の外科症状を知る
事前学習
事後学習
授業前:教科書の Unit 2 (p.9-p.14): Getting to Know the Patients 2 予習とまとめ→Moodleに提出
    
授業後:授業の復習をする。授業での活動や学習のFeedbackや課題 p.14会話再考をMoodleに提出
授業内容第3回:教科書「実践看護英語」Essential English for Nursing Unit 2 (p.9-p.14)
   Getting to Know the Patients 2-患者の外科症状を知る 理解と演習
4タイトルGetting to Know the Patients 3-患者の皮膚の症状を知る / 初診時応対
事前学習
事後学習
授業前:教科書の Unit 3 (p.15-p.20): Getting to Know the Patients 3 予習とまとめ→Moodleに提出

授業後:授業の復習をする。授業での活動や学習のFeedbackや課題 p.20会話再考をMoodleに提出
授業内容第4回:教科書「実践看護英語」Essential English for Nursing Unit 3 (p.15-p.20)
Getting to Know the Patients 3-患者の皮膚の症状を知る / 初診時応対 理解と演習
5タイトルGetting to Konw the Patients 4-患者の生活習慣や既往症を知る
事前学習
事後学習
授業前:教科書の Unit 4 (p.21-p.26): Getting to Know the Patients 4 予習とまとめ→Moodleに提出
    
授業後:授業の復習をする。授業での活動や学習のFeedbackや課題 p.26会話再考をMoodleに提出
授業内容第5回:教科書「実践看護英語」Essential English for Nursing Unit 4 (p.21-p.26)
Getting to Know the Patients 4-患者の生活習慣や既往症を知る 理解と演習
6タイトルExamination 1-検査時の指示や応対を知る
事前学習
事後学習
授業前:教科書の Unit 5 (p.27-p.32): Examination 1 予習とまとめ→Moodleに提出

授業後:授業の復習をする。授業での活動や学習のFeedbackや課題 p.31-p.32会話再考をMoodleに提出
授業内容第6回:教科書「実践看護英語」Essential English for Nursing Unit 5 (p.27-p.32)
Examination 1-検査時の指示や応対を知る 理解と演習
7タイトルParts of the Body / Hospital Objects
事前学習
事後学習
授業前:教科書から出題の会話Writing課題5つ (p.38, p.44, p.63, p.69, p.82)を書く→Moodleに提出
    
授業後:授業の復習をする。授業での活動や学習のFeedbackや課題をMoodleに提出
授業内容第7回:Parts of the Body / Hospital Objects-身体のいろいろな部位の名前を覚える。また病院で使う医療品を即座に表現できるようにする。
プリント対応
8タイトルExamination 2-患者の同意を得る
事前学習
事後学習
授業前:教科書の Unit 6 (p.33-p.38): Examination 2 予習とまとめ→Moodleに提出

授業後:授業の復習をする。授業での活動や学習のFeedbackや課題 p.38会話再考をMoodleに提出
授業内容第8回:教科書「実践看護英語」Essential English for Nursing Unit 6 (p.33-p.38)
Examination 2-患者の同意を得る 理解と演習
9タイトルInstruction Medication-処方箋の服用法の説明
事前学習
事後学習
授業前:教科書の Unit 7 (p.39-p.44):Instruction Medication 予習とまとめ→Moodleに提出

授業後:授業の復習をする。授業での活動や学習のFeedbackや課題 p.44会話再考をMoodleに提出
授業内容第9回:教科書「実践看護英語」Essential English for Nursing Unit 7 (p.39-p.44)
Instruction Medication-処方箋の服用法の説明 理解と演習
10タイトルTreating the Patients 1-回復に向かう患者への応対
事前学習
事後学習
授業前:教科書の Unit 8 (p.45-p.51): Treating the Patients 1予習とまとめ→Moodleに提出

授業後:授業の復習をする。授業での活動や学習のFeedbackや課題をMoodleに提出
授業内容第10回:教科書「実践看護英語」Essential English for Nursing Unit 8 (p.45-p.51)
Treating the Patients 1-回復に向かう患者への応対 理解と演習
11タイトルTreating the Patients 2 / Emergency -患者の心情理解(治療時および緊急時)
事前学習
事後学習
授業前:教科書の Unit 9 (p.52-p.57): Treating the Patients 2および Unit 14 (p.83-p.88): Emergency 予習とまとめ→Moodleに提出

授業後:授業の復習をする。授業での活動や学習のFeedbackや課題をMoodleに提出
授業内容第11回:教科書「実践看護英語」Essential English for Nursing Unit 9 (p.52-p.57)
Treating the Patients 2 / Emergency -患者の心情理解(治療時および緊急時) 理解と演習
12タイトルTreating the Patients 3-次回の予約や電話対応のしかた
事前学習
事後学習
授業前:教科書の Unit 10 (p.58-p.63): Treating the Patients 3 予習とまとめ→Moodleに提出

授業後:授業の復習をする。授業での活動や学習のFeedbackや課題 p.63会話再考をMoodleに提出
授業内容第12回:教科書「実践看護英語」Essential English for Nursing Unit 10 (p.58-p.63)
Treating the Patients 3-次回の予約や電話対応のしかた 理解と演習
13タイトルOperation / Pregnancy-手術を受ける患者や妊婦への応対
事前学習
事後学習
授業前:教科書の Unit 11 (p.64-p.69): Operation およびUnit 12 (p.70-p.75): Pregnancy 予習とまとめ→Moodleに提出

授業後:授業の復習をする。授業での活動や学習のFeedbackや課題 p.69会話再考をMoodleに提出
授業内容第13回:教科書「実践看護英語」Essential English for Nursing Unit 11 (p.64-p.69)
Operation/ Pregnacy-手術を受ける患者や妊婦への応対 理解と演習
14タイトルIn the Hospital-病院内を案内する
事前学習
事後学習
授業前:教科書の Unit 13 (p.76-p.82): In the Hospital 予習とまとめ→Moodleに提出

授業後:授業の復習をする。授業での活動や学習のFeedbackや課題 p.82会話再考をMoodleに提出
授業内容第14回:教科書「実践看護英語」Essential English for Nursing Unit 13 (p.76-p.82)
In the Hospital-病院内を案内する 理解と演習
15タイトル総括・まとめ
事前学習
事後学習
教科書や会話の振り返り →Moodleに提出
授業内容15.発表・総括・評価
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
アメリカで6年半、外国語教育として私立・公立高等学校、州立大学で、また国内では中学校・高等学校・大学での英語・国語・日本語と言語教育全般にかかわる教授体験をもとに、コミュニケーション能力や言語の運用を高める指導を重視して実践的な授業を行います。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(J) 論理的な表現・伝達能力
 コミュニケーション能力を有し、論理的に表現することができる。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
・実践的な授業構成を心がけており、この数年来、学生のパフォーマンスがあがり、また学生の授業に対する取り組みや評価も好評であり嬉しく思いながら、さらにアクティブ・ラーニングの要素を深く取り入れて内容の濃い授業にしたいと考えている。

・具体的には、学生たちにも好評であった毎回の授業のFeedback(リフレクションペーパー)の質や精度をさらに充実させたい。教員からのmodelingや双方向だけでなく学生、教員全員で学び合う形を構築していきたい。その営みの中にAssertive Communicationを取り入れ、学習のFeedbackだけでなく、将来、プロフェッショナルの看護師として現場に立った時に応用できる表現法を認知し、実践することを視野にいれる。

・オーラルコミュニケーションの授業なので、オーラルを重要視しているがオーラルテストの実施方法をもっとauthenticな形にできるように工夫する。
<備考>
(未登録)