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授業科目名 超小型電動車の仕組みとその強度評価
分類・系統自然科学 科学系
時間割番号 CAN038
担当教員名 林 丈晴
開講学期・曜日・時限 後期・木・I 単位数 2
<対象学生>
1,2,3,4年
<授業の目的>
電動車は、バッテリーで電気エネルギーを受け、モータで電気エネルギーが運動エネルギーへ変換され、動力伝達装置を経てタイヤが回転する「機械」といえる。本講義では、超小型電動車に焦点を当て、その仕組みを、その設計に関連した内容を物理的・数学的・工学的に解説する。具体的には、まず、当電動車を動かすための動力について解説し、そのバッテリー、モータ、動力伝達装置および制御方法を述べる。その上で、当電動車に関連させて強度評価・強度設計について講義する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
全学共通教育科目向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
B汎用能力2・情報リテラシー情報収集力図書館やインターネットなどから多様な文献や資料を入手できる。
C5・問題解決力構想力多様な解決方法を案出・検討し、適切な方法を選択できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
共通
1「機械」の概要を理解し、超小型電動車の基礎的事項とそれに関連する強度評価法・強度設計法を説明できる。また、これらの各事項を深く掘り下げ自らの知識を深化させる。A
2「機械」の概要を理解し、超小型電動車の基礎的事項とそれに関連する強度評価法・強度設計法を説明できる。また、これらの各事項を深く掘り下げ自らの知識を深化させる。B
3「機械」の概要を理解し、超小型電動車の基礎的事項とそれに関連する強度評価法・強度設計法を説明できる。また、これらの各事項を深く掘り下げ自らの知識を深化させる。C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
140%試験
230%試験
330%試験
合計100% 
<授業の方法>
同時双方向リアルタイム動画配信授業または対面授業(授業日によって異なる。)
<受講に際して・学生へのメッセージ>
物理・数学を駆使します。高校レベルの物理や数学をよく学習して授業に臨んでください。
<テキスト>
  1. 福田 勝己, 材料評価のおはなし (おはなし科学・技術シリーズ), 日本規格協会, ISBN:9784542902909,
    (〈丈夫で壊れないための設計法〉で用います。)
<参考書>
  1. 福田 勝己, 材料評価のおはなし (おはなし科学・技術シリーズ), 日本規格協会, ISBN:9784542902909
<授業計画の概要>
1タイトル電動車を動かすには~トルク、転がり係数、走行抵抗~
事前学習
事後学習
電動車を動かすには~トルク、転がり係数、走行抵抗~について予習復習
授業内容電動車を動かすには~トルク、転がり係数、走行抵抗~
2タイトルエネルギーとその変換
事前学習
事後学習
エネルギーとその変換について予習復習
授業内容エネルギーとその変換
3タイトルモータの作動原理とその特性
事前学習
事後学習
モータの作動原理とその特性について予習復習
授業内容モータの作動原理とその特性
4タイトルバッテリー
事前学習
事後学習
バッテリーについて予習復習
授業内容バッテリー
5タイトル動力伝達装置の役割と仕組み
事前学習
事後学習
動力伝達装置の役割と仕組みについて予習復習
授業内容動力伝達装置の役割と仕組み
6タイトル動力伝達装置を構成する機械要素
事前学習
事後学習
動力伝達装置を構成する機械要素について予習復習
授業内容動力伝達装置を構成する機械要素
7タイトル電動車の制御
事前学習
事後学習
電動車の制御について予習復習
授業内容電動車の制御
8タイトル応力・ひずみと引張試験
事前学習
事後学習
応力・ひずみと引張試験について予習復習
授業内容応力・ひずみと引張試験
9タイトル簡単な構造物の強度設計~許容応力、安全率~
事前学習
事後学習
簡単な構造物の強度設計~許容応力、安全率~について予習復習
授業内容簡単な構造物の強度設計~許容応力、安全率~
10タイトルねじり試験
事前学習
事後学習
ねじり試験について予習復習
授業内容ねじり試験
11タイトルクリープ試験・疲労試験
事前学習
事後学習
クリープ試験・疲労試験について予習復習
授業内容クリープ試験・疲労試験
12タイトル歯車の強度設計
事前学習
事後学習
歯車の強度設計について予習復習
授業内容歯車の強度設計
13タイトル軸の強度設計
事前学習
事後学習
軸の強度設計について予習復習
授業内容軸の強度設計
14タイトル電子機器の寿命設計
事前学習
事後学習
電子機器の寿命設計について予習復習
授業内容電子機器の寿命設計
15タイトル総括評価:まとめ
事前学習
事後学習
復習
授業内容総括評価:まとめ
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(A) 技術者の責務の自覚
 様々な知識を修得し、技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者の社会に対する責任を理解して、これを説明することができる。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>
学生が主体的に学習できるように、質問をしやすい雰囲気をつくる。
<備考>
(未登録)