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授業科目名 神経細胞生物学特論
時間割番号 412560 A
担当教員名 竹田 扇
開講学期・曜日・時限 前期・火・IV 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
情報伝達とその処理に特化した神経細胞は脳というCPUの素子であり、その機能を理解することが複雑なヒトの精神構造を理解する基盤を形成する。もちろん脳の機能の理解には神経細胞や神経膠細胞の分節的な機能解析を超越した何かが必要であることも論を俟たない。ここでは、神経細胞の軸索輸送を例にそのホメオスタシス維持機構を学び、培養神経細胞を用いた実験への布石とすることを目標とするが、より高次の解析に関しても言及したい。
<到達目標>
神経細胞に就いて分子細胞生物学的視点で説明出来る様になる事。
<授業の方法>
簡単なレジュメを基に神経系を俯瞰する。講義内容は或る程度受講者の希望に応じて変えることもある。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 30  %講義内容の理解度を評価する 
2受講態度 70  %受講態度、質疑応答の積極性を評価する 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
  1. Ochs, S., A History of Nerve Functions., Cambridge University Press, ISBN:9780521247429,
    (神経細胞生物学に関する古典的な著作。)

  2. ?島 次郎, 精神を切る手術, 岩波書店, ISBN:9784000258432
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
軸索輸送を中心に神経細胞の特徴や高次脳機能の科学を2回の講義で概説する。
<前年度授業に対する改善要望等への対応>