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授業科目名 総合的な学習の時間の指導法
時間割番号 TPT401
担当教員名 高橋 英児/齋藤 知也/田中 武夫/服部 一秀/志村 結美/清水 宏幸/杉山 雅俊/小島 千か/金澤 翔一
開講学期・曜日・時限 後期・金・II 単位数 2
<対象学生>
教員免許状関係科目
<授業の目的>
 総合的な学習の時間の意義と編成原理に関わる基本的な事項を理解し、指導計画の作成および具体的な指導の仕方、並びに学習活動の評価に関する知識・技能を身に付けることを目的とする。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>コンピュータ理工学科向け
工学部>先端材料理工学科向け
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシー未選択
1「総合的な学習の時間」(高校「総合的な探究の時間」)の目標・内容・方法など基礎的事項について理解し、「総合的な学習の時間」(高校「総合的な探究の時間」)の意義と各教科・活動との関係について自己の考えを持つことができる。
2子ども・学校・地域・社会の現状と課題から「総合的な学習の時間」(高校「総合的な探究の時間」)で扱うべき内容・テーマについて検討することができる。
3担当する校種・学年の「総合的な学習の時間」(高校「総合的な探究の時間」)の指導計画を構想できる。
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%「総合的な学習の時間」(高校「総合的な探究の時間」)の目標・内容・方法など基礎的事項について理解し、「総合的な学習の時間」(高校「総合的な探究の時間」)の意義と各教科・活動との関係について自己の考えを持つことができる。
225%子ども・学校・地域・社会の現状と課題から「総合的な学習の時間」(高校「総合的な探究の時間」)で扱うべき内容・テーマについて検討することができる。
325%担当する校種・学年の「総合的な学習の時間」(高校「総合的な探究の時間」)の指導計画を構想できる。
合計100% 
<授業の方法>
感染症対策を踏まえて講義(対面・オンライン)で行う。前半の基本的な事項についての講義と後半の各教科から見た横断的・総合的な学習についての講義を行う。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・この科目では、総合的に学ぶとはどういうことかを原理的に考えながら、「総合的な学習の時間」(高校 総合的な探究の時間)の指導計画に必要な視点を身につけてもらいます。
・毎回講義に関する課題に答えてもらいます(Moodleなどへの回答)。
・2/3以上の出席が前提です。忌引き、教育実習、介護等体験実習のみ公欠として認めますが、それ以外の欠席は公欠とは認めません。また、虚偽の出席申告は厳格に対処します。
・テキストとして示した学習指導要領の解説は、各自ダウンロードして、必要箇所が読めるようにしておいてください。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 文科省, 中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 総合的な学習の時間編, 東山書房, ISBN:9784827815610,
    (文科省のサイトでダウンロードできます。https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1387016.htm)

  2. 文科省, 高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 総合的な探究の時間編, 学校図書, ISBN:9784762505362,
    (文科省のサイトでダウンロードできます。https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1407074.htm)

  3. 森下一期, 高校生の総合学習と学び―和光高校の実践, 晩聲社, ISBN:9784891882952
  4. 文科省, 小学校学習指導要領解説 総合的な学習の時間編 ―平成29年7月, 東洋館出版社, ISBN:9784491034683,
    (文科省のサイトでダウンロードできます。https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1387014.htm)
<授業計画の概要>
1タイトル「総合的な学習の時間」を考える(1)-オリエンテーション/基礎的事項
事前学習
事後学習
講義配付資料を読む。
講義配付資料などを読み、講義の要点を振り返る。
授業内容・総合的な学習の時間の教育課程上の位置づけと設置の経緯についての概説を行う。
・自己の経験を振り替えし、総合的な学習の意義について考える。
2タイトル「総合的な学習の時間」を考える(2)-総合的学習の編成原理
事前学習
事後学習
【事前】事前配付資料(講義の意見等のふりかえり・補足説明など)を読む。
【事後】講義配付資料などを読み、講義の要点等を振り返る。
授業内容・総合的な学習の時間の創設時の議論から、総合的な学習の時間の編制原理とその課題について考える。
・総合的な学習が、教科・活動の学びとの関係からどのような学習活動として捉えられてきたかを振り返る。
3タイトル「総合的な学習の時間」を考える(3)-戦後の「総合(的)学習」をめぐる議論を振り返る
事前学習
事後学習
【事前】事前配付資料(講義の意見等のふりかえり・補足説明など)を読む。
【事後】講義配付資料などを読み、講義の要点等を振り返る。
授業内容・戦後の「総合(的)学習」の歴史を振り返り、1970年代に民間教育運動が提起した「総合学習」の構想とそれをめぐる議論を振り返る。
4タイトル「総合的学習」を構想する(1)-初等教育段階における総合的学習の指導計画と指導事例の検討
事前学習
事後学習
【事前】事前配付資料(講義の意見等のふりかえり・補足説明など)を読む。
【事後】講義配付資料などを読み、講義の要点等を振り返る。
授業内容・初等段階における総合的な学習の時間の指導計画と指導事例について、解説を行う。
5タイトル「総合的学習」を構想する(2)-中等教育段階における総合的学習の指導計画と指導事例の検討
事前学習
事後学習
【事前】事前配付資料(講義の意見等のふりかえり・補足説明など)を読む。
【事後】講義配付資料などを読み、講義の要点等を振り返る。
授業内容・中等段階における総合的な学習の時間の指導計画と指導事例について、解説を行う。
6タイトル「総合的学習」を構想する(3)-総合的な学習の構想の視点・学びの計画をつくる視点
事前学習
事後学習
【事前】事前配付資料(講義の意見等のふりかえり・補足説明など)を読む。
【事後】講義配付資料などを読み、講義の要点等を振り返る。
授業内容・これまでの講義の内容に基づき、内容編制(課題・主題・テーマの設定)の視点と学習過程の構想の視点について、それぞれ「子どもの生活から学びをつくる」、「当事者性を立ち上げる」という観点から検討する。
7タイトル各教科から考える横断的・総合的な学習(1)-言語教育領域①
事前学習
事後学習
【事前】講義配付資料を読む。
【事後】講義配付資料などを読み、講義のポイント等を振り返る。
授業内容・各教科の横断的・総合的な学習の事例と構想についての概説を行う。
8タイトル各教科から考える横断的・総合的な学習(2)-言語教育領域②
事前学習
事後学習
【事前】講義配付資料を読む。
【事後】講義配付資料などを読み、講義のポイント等を振り返る。
授業内容・各教科の横断的・総合的な学習の事例と構想についての概説を行う。
9タイトル各教科から考える横断的・総合的な学習(3)-生活社会教育領域①
事前学習
事後学習
【事前】講義配付資料を読む。
【事後】講義配付資料などを読み、講義のポイント等を振り返る。
授業内容・各教科の横断的・総合的な学習の事例と構想についての概説を行う。
10タイトル各教科から考える横断的・総合的な学習(4)-生活社会教育領域②
事前学習
事後学習
【事前】講義配付資料を読む。
【事後】講義配付資料などを読み、講義のポイント等を振り返る。
授業内容・各教科の横断的・総合的な学習の事例と構想についての概説を行う。
11タイトル各教科から考える横断的・総合的な学習(5)-科学教育領域①
事前学習
事後学習
【事前】講義配付資料を読む。
【事後】講義配付資料などを読み、講義のポイント等を振り返る。
授業内容・各教科の横断的・総合的な学習の事例と構想についての概説を行う。
12タイトル各教科から考える横断的・総合的な学習(6)-科学教育領域②
事前学習
事後学習
【事前】講義配付資料を読む。
【事後】講義配付資料などを読み、講義のポイント等を振り返る。
授業内容・各教科の横断的・総合的な学習の事例と構想についての概説を行う。
13タイトル各教科から考える横断的・総合的な学習(7)-芸術身体教育領域①
事前学習
事後学習
【事前】講義配付資料を読む。
【事後】講義配付資料などを読み、講義のポイント等を振り返る。
授業内容・各教科の横断的・総合的な学習の事例と構想についての概説を行う。
14タイトル各教科から考える横断的・総合的な学習(8)-芸術身体教育領域①
事前学習
事後学習
【事前】講義配付資料を読む。
【事後】講義配付資料などを読み、講義のポイント等を振り返る。
授業内容・各教科の横断的・総合的な学習の事例と構想についての概説を行う。
15タイトル「総合(的)学習」を構想する(まとめ)
事前学習
事後学習
【事前】事前配付資料(講義の意見等のふりかえり・補足説明など)を読む。
【事後】講義配付資料などを読み、講義の要点等を振り返る。
授業内容・総合的な学習の構想の手順(具体的な計画の作成の仕方)、総合的な学習の評価(評価の観点・評価方法)について、具体的な事例を基に検討する。
<備考>
授業計画・内容については、受講生の状況に合わせて柔軟に対応するため、計画とは異なる場合がある。