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授業科目名 工業科教育法I
時間割番号 TPT205
担当教員名 矢野 博文
開講学期・曜日・時限 前期・木・I 単位数 2
<対象学生>
教職科目
<授業の目的>
本講座は、「工業」を担当する際に、工業科の目標を達成させるよりよい授業ができるようにするためのものである。そのために、「工業」の学習指導要領の構成と内容及び取り扱いを解説する。それぞれの内容を踏まえたうえで、教材開発や指導方法及び評価などの研究を深めて、模擬授業の指導計画を立案して演習を実施する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>機械工学科向け
工学部>電気電子工学科向け
工学部>メカトロニクス工学科向け
工学部>土木環境工学科向け
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシー未選択
11.「工業」の目標、構成、内容及びその取り扱いについて理解する。
22.「工業」に関する教材、指導方法、評価について理解する。
33.「工業」に関する学習指導計画を立案し、授業を実践する基礎的な力を身につける。
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
130%「工業」の目標等の構成や内容に関する理解度についてレポート等で評価する。
230%「工業」に関する教材や指導方法、評価について受講態度などから評価する。
340%「工業」に関する指導計画の立案や実習内容を評価する。
合計100% 
<授業の方法>
対面講義を基本とするが、状況によってはオンライン講義に変更する場合がある。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
工業技術教育に興味があって受講する者は授業に積極的に取り組んで欲しい。何事も積極的に取り組むことで面白さが分かってくる。
<テキスト>
  1. 高等学校学習指導要領解説 工業編(最新版)
  2. 中村豊久 [ほか] 共著, 工業科教育法の研究 : 新しい観点と実践に基づく 改訂版, 実教出版, ISBN:9784407347715,
    (2019年出版)

  3. 授業中に適宜資料を配付する。
<参考書>
  1. 教職課程研究会編, 技術科・工業科教育法 : 2021・2022年度実施新教育課程対応 : 教職必修, 実教出版, ISBN:9784407347739,
    (2019年出版)
<授業計画の概要>
1タイトル第1回:工業科とは
事前学習
事後学習
・工業科について事前に調べておく
・講義内容を復習する
授業内容工業科について、その歴史や経緯なども含めて学習する。                                                                                  教員免許(工業)を取得するに、教員の服務や関係法令、学校の組織等、知っておくべき事について学習する。
2タイトル第2回:工業教育の目的と目標
事前学習
事後学習
・工業教育について考える
・工業教育の目的と目標を具体的に実感する。
授業内容工業教育の目的やその目標について学ぶ。
3タイトル第3回:「工業」の構成
事前学習
事後学習
・工業の構成を調査する
・工業の構成に関する復習をする
授業内容工業の構成について、実例を踏まえて学習する。
4タイトル第4回:「工業」の内容
事前学習
事後学習
・「工業」の内容を調査する
・「工業」」の内容について講義内容を復習する
授業内容工業の内容について講義する。
5タイトル第5回:教材開発方法と情報機器の活用
事前学習
事後学習
・情報機器の教育に対する活用例を考える
・教材開発の内容を検討する
授業内容教材開発方法について学習する。また、情報機器の活用について教材との関係性についても検討する。
6タイトル第6回:指導計画と実習の位置づけ
事前学習
事後学習
・指導計画の重要性を復習する
授業内容指導計画の意味について学び、実習との関係性と実習の位置づけについても学習する。
7タイトル第7回:座学の指導方法
事前学習
事後学習
・座学について調査する
・座学の指導方法について復習する
授業内容座学の指導方法について学習する。
8タイトル第8回:課題演習の指導法
事前学習
事後学習
・課題演習の意味を調べておく
・課題演習の指導法について復習する
授業内容課題演習について説明し、その指導法を講義する。
9タイトル第9回:評価法
事前学習
事後学習
・評価法を調べる
・評価法の復習をする
授業内容様々な評価法について学習し、実例を踏まえて学ぶ。
10タイトル第10回:指導計画・指導案・教材の作成
事前学習
事後学習
・指導案を検討する
・教材の作成について考えてみる
授業内容指導計画を立案するために、指導案を考え、教材の作成について検討する。
11タイトル第11回:模擬授業演習(1)(指導計画)
事前学習
事後学習
・指導計画をあらかじめ検討する
・作成した指導計画を見直す
授業内容模擬授業演習の始期に重要な指導計画を検討する。
12タイトル第12回:模擬授業演習(2)(実習)
事前学習
事後学習
・実習の準備をする
・実習の感想をまとめる
授業内容模擬授業演習として、実習を行う。
13タイトル第13回:模擬授業演習(3)(座学の指導)
事前学習
事後学習
・座学の指導法を考える
・座学の指導に関する復習をする
授業内容模擬授業演習を通じて座学の指導法を学ぶ。
14タイトル第14回:模擬授業演習(4)(課題演習)
事前学習
事後学習
・課題演習を考えておく
・課題演習に関する復習をする
授業内容模擬授業演習を通じて課題演習の方法を学ぶ。
15タイトル第15回:総括評価
事前学習
事後学習
・これまでの復習をする
・総括評価を見直す。
授業内容これまでの総括評価を行う。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
工業高校教員経験者による授業
<備考>
(未登録)