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授業科目名 機器分析特別講義IIIC
時間割番号 TPC415
担当教員名 武井 貴弘/阪根 英人/勝又 まさ代
開講学期・曜日・時限 集中・(未登録)・(未登録) 単位数 1
<対象学生>
機器分析センター科目
<授業の目的>
無機成分の分析装置である誘導結合プラズマ発光分析装置 (ICP-OES) 及び蛍光X線分析装置 (XRF) の原理、構造、応用法について学ぶとともに、分析のための試料の前処理法、分析操作などの実習を行なう。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>機械工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
ME-A専門機械工学の知識・技術に加えて、機械工学に関する最先端の技術を修得し、多様化する社会の要請に応じて、それを利用・応用することができる。
工学部>電気電子工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
EE-A共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
工学部>コンピュータ理工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
CS-A共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
工学部>メカトロニクス工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
JM-A共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
工学部>土木環境工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
CE-A共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
工学部>応用化学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
AC-A専門4.化学の専門知識・技術を活用し、新素材・エネルギー・環境等の分野における問題解決に取り組むことができる。C.分析化学C3.吸光光度分析法、蛍光分析法、化学発光法、原子スペクトル分析法(原子吸光法、フレーム分析法、発光分光法)、電気化学分析法、X線分析法、質量分析法、熱分析法を説明できる。
工学部>先端材料理工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
AM-A専門2.専門的知識・技術材料科学
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
MEEECSJMCEACAM
1・ICP-OES、XRFの原理と構造を理解する。ME-AEE-ACS-AJM-ACE-AAC-AAM-A
2・試料、目的成分、濃度等に応じて適切な分析装置を選択できるようになる。ME-AEE-ACS-AJM-ACE-AAC-AAM-A
3・試料、目的成分、濃度等に応じて適切な前処理、濃縮法などを選択し、実施できるようになる。ME-AEE-ACS-AJM-ACE-AAC-AAM-A
4・装置の操作法を習得する。ME-AEE-ACS-AJM-ACE-AAC-AAM-A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
125%・ICP-OES、XRFの原理と構造を理解する。
225%・試料、目的成分、濃度等に応じて適切な分析装置を選択できるようになる。
325%・試料、目的成分、濃度等に応じて適切な前処理、濃縮法などを選択し、実施できるようになる。
425%・装置の操作法を習得する。
合計100% 
<授業の方法>
・基礎的な化学及び試薬に関する知識
・測定したい試料に関する知識 (組成、物性等)
・溶液の調製、希釈等、基本的な化学実験の経験
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 大谷肇編著 ; 梅村知也, 金子聡, 伊藤彰英 [ほか] 著, 機器分析, 講談社, ISBN:9784061568075,
    (2015年出版 エキスパート応用化学テキストシリーズ)
<授業計画の概要>
1タイトルICP/OECと蛍光X線分析の講習
事前学習
事後学習
原子スペクトル分析法に関する概説を読み、構造や原理を予習する。
蛍光X線分析装置 (XRF) の原理と構造に関する概説を読み、構造や原理を予習する。
授業内容1. 誘導結合プラズマ発光分析装置 (ICP-OES) の構造と原理
 原子スペクトル分析法に関する概説も含み、構造や原理を解説する。
2. 蛍光X線分析装置 (XRF) の原理と構造
 他のX線分析法に関する概説も含み、構造や原理を解説する。
3. 標準溶液の調製法
 検量線作成に必要な標準溶液の調製法について解説する。
4. 酸分解などの溶液試料調製法
 主に、ICP/OESで測定する際に必要となる、固体試料の溶液化の方法として広く用いられる、過塩素酸分解、フッ化水素酸分解、マイクロ波分解法などを解説する。
5. 固体試料の調製法
 XRF分析のための試料調製法として、粉末試料を固化させるためのガラスビード法や高圧プレス法について解説する。
6. 試料調製
 受講者の研究で用いる試料を自身で前処理するとともに、測定に必要な標準溶液を調製する。(実習)
7. 測定
 6で調製した試料を用い、実際に測定する。
8. まとめ
 6, 7 の結果をレポートしてまとめる。
<備考>
(未登録)