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授業科目名 機械工学実験II
時間割番号 TME307
担当教員名 全教員
開講学期・曜日・時限 後期・金・III-1-IV-1 単位数 1
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
機械工学科の重要科目である材料力学、振動工学、熱力学、流体工学、加工学、材料工学などに関連した機械工学の基礎実験を行う。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>機械工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
ME-A専門機械技術者として社会の要求を満たすための問題を設定しそれらを自力で解決するとともに、持続して自己の能力の向上に努めることができる。
ME-B機械工学の知識・技術に加えて、機械工学に関する最先端の技術を修得し、多様化する社会の要請に応じて、それを利用・応用することができる。
ME-C基礎的・専門的学力や論理的な表現力さらにコミュニケーション能力を修得し、科学的知見と技術を総合して社会的課題を解決する能力を身につける。
ME-D計画を立てそれを遂行するとともに、チームを組織して動かす能力を身につける。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
ME
1種々の機械工学基礎実験を行い、テキストでは得ることのできない実際の現象を自らの五感で確かめる。ME-A
2種々の機械工学基礎実験から座学で学んだ緒定理、法則等の重要性を知ること。ME-B
3機械工学に関する基礎知識を習得する。ME-C
4機械工学に関する基礎知識を活用して機械工学に関連する諸問題が解決できる能力を身につける。ME-D
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
125%レポートと小テスト
225%レポートと小テスト
325%レポートと小テスト
425%レポートと小テスト
合計100% 
<授業の方法>
材料力学、振動工学、熱力学、流体工学、加工学、材料の科学などに関連した座学科目の基礎を復習しておくこと。
また、「ものづくり実習I」および「ものづくり実習II」を修得していることが望まれる。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
  1. 機械工学実験II テキスト
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル1. サーボ機構の制御(1)(以下はグループに分かれて実習する。担当は各教員)
事前学習
事後学習
テキストを読んで手書きレポートを作成(30分)
授業内容・P制御について説明する。
・P制御のシミュレーションと実験を行い、その効果について考察する。
2タイトル2.サーボ機構の制御(2) 
事前学習
事後学習
テキストを読んで手書きレポートを作成(30分)
授業内容・PI制御について説明する。
・PI制御のシミュレーションと実験を行い、効果やP制御との違いについて考察する。
3タイトル3.金属組織実験(1)
事前学習
事後学習
テキストを読んで手書きレポートを作成(30分)
授業内容・金属組織の観察方法について説明し、材料の研磨を行う。
・材料にエッチングを行い、光学顕微鏡でエッチング前後の金属組織を観察する。
4タイトル4. 金属組織実験(2)
事前学習
事後学習
テキストを読んで手書きレポートの修正および課題を行いレポートにまとめる。(30分)
授業内容・様々な化学組成、製造方法、熱処理条件の鉄鋼材料について説明する。
・金属組織に化学組成、製造方法、熱処理条件がどのように影響するかまとめる。
5タイトル5.切削面あらさの測定(1)
事前学習
事後学習
テキストを読んで手書きレポートを作成(30分)
実験結果を整理し、レポートを作成
授業内容様々な条件にて切削した金属丸棒の切削面あらさを測定する。
6タイトル6. 切削面あらさの測定(2)
事前学習
事後学習
実験結果を整理し、レポートを作成
レポートの修正
授業内容表面あらさに影響する因子についての検討を通して,その測定法,表示方法についての理解を深める。
7タイトル7.容器内の自然対流熱伝達実験(1)
事前学習
事後学習
テキストを読んで手書きレポートを作成(30分)
授業内容・ヌッセルト数とグラスホフ数の関係を両対数関係で示し,双方の関係を検討する。
・参考文献に示した,一般式から求められる結果と比較し,本実験で得られた値との相違について検討する。
8タイトル8. 容器内の自然対流熱伝達実験(2)
事前学習
事後学習
レポートを修正し最終提出する(30分)
授業内容各自がレポートの内容を発表し、質疑応答を行う。
9タイトル9.噴流の速度分布と運動量保存(1)
事前学習
事後学習
テキストを読んで手書きレポートを作成(30分)
授業内容・噴流の速度分布と運動量保存に関する実験を行う。
・風洞を用いた噴流で、下流側の4断面における圧力分布を計測する。
10タイトル10. 噴流の速度分布と運動量保存(2)
事前学習
事後学習
テキストを読んで手書きレポートを作成(30分)
授業内容・実験結果の解析、考察等を各自発表してもらい、報告レポートの作成状況と内容チェックを行う。
・課題に関する解説を行い、修正や加筆を加えることでレポート完成度の向上を目指す。
11タイトル11. はりの曲げ実験(1)
事前学習
事後学習
テキストを読んで手書きレポートを作成(30分)
授業内容はりの曲げ実験(中央集中荷重の場合)
12タイトル12.はりの曲げ実験(2)
事前学習
事後学習
テキストを読んで手書きレポートを作成(30分)
授業内容はりの曲げ実験(中央以外の場所で集中荷重の場合)
13タイトル13. 非線形・ランダム現象の確率・統計解析(1)
事前学習
事後学習
テキストを読んで手書きレポートを作成(30分)
授業内容・データ処理を行い、各解析方法の原理や利用方法を理解する。
14タイトル14.非線形・ランダム現象の確率・統計解析(2)
事前学習
事後学習
課題への取り組み
実験レポートの作成・修正
授業内容・課題内容の取り組みを確認する。
・処理したデータを用いて結果を考察する。
15タイトル15. 総括とまとめ
事前学習
事後学習
テキストを読んで手書きレポートを作成(30分)
授業内容総括とまとめ
<備考>
・テキストはPDFファイルで配布する。配布方法は別途指示する。