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授業科目名 メカトロニクス工学基礎ゼミ
時間割番号 TJM117
担当教員名 全教員
開講学期・曜日・時限 前期・水・IV 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
 機械・電気・情報の3分野で分けて、組立から制御まで体験し、機械・電気・情報が融合したメカトロニクス工学について学ぶ。
またこれを通して情報メカトロニクス機器の構造・仕組み・制御について学ぶ。
 各分野について用意されたプロジェクトに従って課題を解決し、最後にプレゼンテーションを行う。PBL科目である。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>メカトロニクス工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
JM-A専門4.三分野の知識を利用した分野をまたがった活用三分野を横断した考え方をもとにした議論の上で、結果を導き出すことができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
JM
1簡単な機械装置の構造を理解してその制御ができる。(第3回~第5回)JM-A
2電子回路と計測の基本的操作と実験ができる。(第7回~第9回)JM-A
3コンピュータの構造と仕組みについて説明できる。(第11回~第13回)JM-A
4三分野の内容を理解でき、テーマに沿ったプレゼンテーションやディスカッション等ができる。(第1回、第2回、第6回、第10回、第14回、第15回)JM-A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
120%簡単な機械装置の構造を理解してその制御ができることを評価する。
220%簡単な電子回路の制作と、電気計測の基本的操作ができることを評価する。
320%コンピュータの構造と仕組みについて説明ができることを評価する。
440%三分野の内容を理解できること、テーマに沿ったプレゼンテーションやディスカッション等ができることを評価する。
合計100% 
<授業の方法>
・本科目は受講者を3グループに分け、各グループでLEGOブロック、電子回路、コンピュータのテーマについてそれぞれ4回ずつを順に学びます。各テーマでは手を動かしてメカトロニクスを体験・体感し、4回目に各自の成果をプレゼンテーションしてもらいます。
・授業計画の概要にある第3回~第14回の内容は、グループごとに回数をずらして行います。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
受講者からの質問を歓迎します。質問疑問については、担当教員に随時尋ねるてください。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンス
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:特になし
授業内容メカトロニクス工学科について
・教員紹介
・自己紹介
などを通して、学科について理解を深めていく。
2タイトルメカトロニクス工学入門(1)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:特になし
授業内容基礎ゼミについて
3つの分野のゼミがある。
各分野について
・背景、ねらい
・目的、目標
・実施方法、実施内容、注意事項
・評価方法
などを解説する。
3タイトルLEGOブロックによるメカ作成
事前学習
事後学習
事前学習:配布資料を読む。CADを用いた基本イメージの作成。
事後学習:授業の振り返り。
授業内容LEGOブロックを用いて迷路を走破するロボットを作成する。超音波センサやタッチセンサの機能について学習し、走破に適した機構を模索し、実際に組み立てる。
4タイトルLEGOブロックメカの制御プログラム作成
事前学習
事後学習
事前学習:配布資料を読む。LEGOプログラミング環境の実装。
事後学習:授業の振り返り。
授業内容LEGOブロックメカ用のプログラム作成を行い、迷路の走破を目指す。ビジュアルプログラミングを用いてモータの制御、センサ情報に基づいた判断処理について学習し、実装する。
5タイトルLEGOブロックメカ制御の最適化
事前学習
事後学習
事前学習:配布資料を読む。
事後学習:授業の振り返り。
授業内容LEGOブロックメカの構造とプログラムの最適化を行う。実際の迷路での試走を行い、到達地点や走破時間を基に、トライ&エラーによる最適化作業を行う。
6タイトルLEGOブロックメカについてのプレゼンテーション
事前学習
事後学習
事前学習:配布資料を読む。プレゼンテーション内容の作成。
事後学習:授業の振り返り。
授業内容LEGOブロックメカのプレゼンテーションとデモンストレーションを行う。製作したメカのオリジナリティと課題点についてのプレゼンテーションを行い、さらに、実走でのデモンストレーションを行うことで作成したメカの総合評価を行う。
7タイトル電子回路入門
事前学習
事後学習
事前学習:配布資料を読む。実験パーツの確認、テスタとブレッドボードの準備。
事後学習:授業の振り返りとレポート作成。
授業内容テスタとブレッドボードを用いて測定を行い、オームの法則を確認する。
8タイトル電子回路の製作
事前学習
事後学習
事前学習:授業の前に動画資料を視聴してくること。
事後学習:授業の振り返りとレポート作成。
授業内容標準汎用タイマICのLMC555を用いたクロック発振器の動作原理を理解して,その回路を製作し、様々な周期のクロックを発生させます。
9タイトル電子回路のオシロスコープによる測定
事前学習
事後学習
事前学習:授業の前に動画資料を視聴し、測定内容・手順のまとめ。
事後学習:授業の振り返りとプレゼンテーション資料作成。
授業内容測定機器の操作を行い、クロック発信器の出力を入力としたときの回路A、回路Bの出力波形を測定する。
10タイトル電子回路についてのプレゼンテーション
事前学習
事後学習
事前学習:プレゼンテーション資料の作成。発表練習。
事後学習:授業の振り返り。
授業内容オシロスコープによる測定結果を考察し、抵抗値とコンデンサ容量による波形形状変化をプレゼンテーションにより発表する。
11タイトル(コンピュータ)初歩的なグラフィカルプログラミング
事前学習
事後学習
事前学習:配布資料を読む。課題があれば事前にリサーチなど。
事後学習:授業の振り返り。課題があれば締め切りまでに提出。
授業内容
12タイトル(コンピュータ)グラフィカルプログラミングの作品発表会
事前学習
事後学習
事前学習:配布資料を読む。課題があれば事前にリサーチなど。
事後学習:授業の振り返り。課題があれば締め切りまでに提出。
授業内容
13タイトル(コンピュータ)パソコンの仕組み(分解と組立て)
事前学習
事後学習
事前学習:配布資料を読む。課題があれば事前にリサーチなど。
事後学習:授業の振り返り。課題があれば締め切りまでに提出。
授業内容
14タイトル(コンピュータ)IT用語に関するプレゼンテーション
事前学習
事後学習
事前学習:班ごとに指定されたキーワードについて調べて3分間で発表するスライドを作成し、発表練習を行う。
事後学習:授業の振り返りをmoodleに入力する。
授業内容事前学習で準備したスライドを使って班ごとに発表し、発表終了後にグループで振り返りを行う。
15タイトルメカトロニクス工学入門(2)
事前学習
事後学習
事前学習:特になし
事後学習:特になし
授業内容第15回 地域理解について(石井)
・山梨県について理解する
・動画の視聴
・ディスカッション
等を行う。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
企業経験のある教員が担当の場合は、経験に基づき実践的な指導が行われる。
<備考>