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授業科目名 コンクリート構造学第二
時間割番号 TCE310
担当教員名 齊藤 成彦
開講学期・曜日・時限 前期・月・III 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
コンクリート構造学第一では,鉄筋コンクリート構造の基礎的知識と曲げモーメントを受ける部材の挙動について学習したが,本講義では,せん断力や軸力と曲げモーメントを同時に受ける部材の挙動について理解するとともに,鉄筋コンクリート構造を発展させてプレストレストコンクリート構造の基礎的知識を身につける.
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>土木環境工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
CE-A専門(C)専門基礎学力土木材料・力学一般、構造工学・地震工学、地盤工学、水工水理学、交通工学・国土計画、土木環境システムの基礎を理解して、これを説明することができる。
CE-B(F)問題の把握および専門知識の応用力基礎科目で習得した知識・技術を課題探究、問題解決に応用することができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
CE
1せん断力を受ける鉄筋コンクリート部材の破壊耐力の算定ができる.CE-A
2軸力と曲げモーメントを受ける鉄筋コンクリート部材の相互作用図の作成やプレストレストコンクリート部材について説明ができる。CE-A
3曲げ破壊やせん断破壊する鉄筋コンクリート部材の挙動について説明できる。CE-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
135%小テストにより理解度を確認する。
235%小テストにより理解度を確認する。
330%総括評価により理解度を確認する。
合計100% 
<授業の方法>
講義形式で行い、必要に応じて演習を行う。講義内容の理解度を複数回の小テストにより確認する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
地震に強い構造物を設計するための考え方について学習できます。
<テキスト>
  1. 町田、関、丸山、檜貝, 鉄筋コンクリート工学, オーム社, ISBN:4274131114
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル鉄筋コンクリート構造
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの該当部分を読む
事後学習:講義内容について見直し、テキストの例題を解く
授業内容鉄筋コンクリート構造物の特徴について学習します。
2タイトル鉄筋コンクリート部材の破壊形態
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの該当部分を読む
事後学習:講義内容について見直し、テキストの例題を解く
授業内容鉄筋コンクリート部材の曲げ破壊やせん断破壊について学習します。
3タイトル曲げ破壊する鉄筋コンクリート部材の挙動
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの該当部分を読む
事後学習:講義内容について見直し、テキストの例題を解く
授業内容終局曲げモーメントの算定方法について振り返ります。
4タイトルせん断力を受ける部材の挙動
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの該当部分を読む
事後学習:講義内容について見直し、テキストの例題を解く
授業内容斜めひび割れを特徴とするせん断力を受ける部材の挙動について学習します。
5タイトルせん断補強を行わない部材のせん断耐力(斜めひび割れ耐力)
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの該当部分を読む
事後学習:講義内容について見直し、テキストの例題を解く
授業内容斜め引張破壊耐力の算定方法について学習します。
6タイトルせん断補強を行わない部材のせん断耐力(せん断圧縮破壊耐力)
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの該当部分を読む
事後学習:講義内容について見直し、テキストの例題を解く
授業内容せん断スパン比の小さいはりに生じるせん断圧縮破壊について学習します。
7タイトル破壊形式の算定
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの該当部分を読む
事後学習:講義内容について見直し、テキストの例題を解く
授業内容曲げ耐力およびせん断耐力より、破壊形式を算定する方法を学習します。
8タイトルせん断補強した部材のせん断耐力
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの該当部分を読む
事後学習:講義内容について見直し、テキストの例題を解く
授業内容せん断補強鉄筋により補強したはり部材の耐力算定方法について学習します。
9タイトル演習:せん断補強した部材のせん断耐力の算定
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの該当部分を読む
事後学習:講義内容について見直し、テキストの例題を解く
授業内容せん断補強鉄筋を配置したはり部材の耐力算定について演習を行います。
10タイトル軸力を受ける部材の挙動
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの該当部分を読む
事後学習:講義内容について見直し、テキストの例題を解く
授業内容軸力を受ける鉄筋コンクリート柱部材の挙動について学習します。
11タイトル軸力と曲げモーメントを受ける部材の挙動
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの該当部分を読む
事後学習:講義内容について見直し、テキストの例題を解く
授業内容軸力と曲げモーメントを同時に受ける部材の挙動について学習します。
12タイトル演習:相互作用図
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの該当部分を読む
事後学習:講義内容について見直し、テキストの例題を解く
授業内容軸力と曲げモーメントを同時に受ける部材の相互作用図を求める演習を行います。
13タイトルプレストレストコンクリート
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの該当部分を読む
事後学習:講義内容について見直し、テキストの例題を解く
授業内容プレストレストコンクリートの原理について学習します。
14タイトルプレストレストコンクリート部材の設計
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの該当部分を読む
事後学習:講義内容について見直し、テキストの例題を解く
授業内容プレストレストコンクリート部材の種類や残留プレストレスについて学習します。
15タイトル総括評価・まとめ
事前学習
事後学習
事前学習:テキストの該当部分を読む
事後学習:講義内容について見直し、テキストの例題を解く
授業内容鉄筋コンクリート部材についてまとめて、総括評価を行います。
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(C) 専門基礎学力
 土木材料・力学一般、構造工学・地震工学、地盤工学、水工水理学、交通工学・国土計画、土木環境システムの基礎を理解して、これを説明することができる。
(F) 問題の把握および専門知識の応用力
 基礎科目で習得した知識・技術を課題探究、問題解決に応用することができる。
<備考>
本講義の位置付け
コンクリート構造学第一 → コンクリート構造学第二 → 土木環境工学卒業論文