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授業科目名 測量学実習第二
時間割番号 TCE303
担当教員名 相馬 一義/佐藤 賢之介/大槻 順朗/佐藤 史弥/山本 雄司/藤田 宗弘/松浦 拓哉
開講学期・曜日・時限 前期・木・IV 単位数 1
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
測量学の講義で得た知識をもとに、与えられた課題に取り組むことにより測量学の理解を深める。単に機器操作の習熟にとどまらず、グループで測量を適切に効率良く行うために必要な作業計画や段取りの立て方の修得、測量結果に対する適切な判断が下すことができる総合的な能力を養うことをめざす。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>土木環境工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
CE-A専門(D)問題解析・分析能力主要分野に関する実験・実習における実体験を通じて、現象の理解を深め、これを応用することができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
CE
1測量学実習第一で学んだ角測量、距離測量、水準測量の手法を駆使して地形図作成を目的とした地形測量を習得する。さらにコンピュータを用いて座標計算を行い、CADによる地形図作成方法を習得する。これらの作業を指定された期間内に完成させる。CE-A
2行った測量に関するレポートを作成できる。CE-A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
150%受講態度:自発的学習、指定された期間内に作業を完成する。
250%レポート:レポートの内容(実習内容の理解度)。機器の取り扱い・後片付け、作業のスムーズさ・的確さ、班員の協力体制、も考慮に入れる。
合計100% 
<授業の方法>
・実習については可能であれば対面形式で行い、レポート等についてはMoodle上に課題・関連資料などの必要事項をアップロードし、オンライン提出する。
・対面形式での実習に際してはマスクの着用、学生間の距離、換気、手指消毒等対策を徹底する。
・状況によっては対面形式の実習をTeams等による双方向ライブ講義やMoodleでの動画視聴に切り替える可能性がある。

(1)測量学、データサイエンス入門、情報処理及び実習で得た知識を必要とする。
(2)測量学で使用した教科書、配布資料、講義ノートを準備する。
(3)関数電卓を準備すること。実習は屋外、山地で行うので、それに適した服装をし、履き物は靴とする。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・独自に作成した教科書「測量学実習指導書」を用いて、分かりやすい実習を心がけている。
・実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目について予習すること。また、復習の一部として、測定データの整理、レポートの作成を行うこと。
・機器の操作方法に関して、教員のほかティーチングアシスタントも動員して、ひとりひとりの学生に対してきめ細かな指導を行う。
・実習は班ごとに実施し、コミュニケーション力ならびにチームワーク力の向上もはかる。
・レポートは、作成項目を具体的に示して各測量の目的・手法・結果の解釈・関連する問題への対処等を理解できるように工夫させるとともに、班で取り組んだ成果を記述させる。
・地形測量を山地で行うことによって、技術が社会や自然に及ぼす効果や技術者の責任を体躯をもって実感できるよう工夫している。
<テキスト>
  1. 測量学実習指導書
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル1.地形測量の説明
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容地形測量の方法に対する理解を目標とする
2タイトル2.基準点の設置
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容基準点の設置を行う
3タイトル3.地形測量(トラバース測量)
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容トータルステーションを用いたトラバース測量の方法の習得を目標とする
4タイトル4.地形測量(トラバース測量)
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容トータルステーションを用いたトラバース測量の方法の習得を目標とする
5タイトル5.地形測量(トラバース測量)
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容トラバース測量の誤差配分、座標計算の方法の習得を目標とする
6タイトル6.地形測量(水準測量)
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容ティルティングレベルを用いた直接水準測量の習得を目標とする
7タイトル7.地形測量(水準測量)
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容ティルティングレベルを用いた直接水準測量の習得を目標とする
8タイトル8.地形測量(水準測量)
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容直接水準測量の誤差配分の方法を習得するとともに、トータルステーションによる測量結果と比較し各方法の利点の理解を目標とする
9タイトル9.地形測量(トータルステーションによる細部測量)
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容地形細部測量の習得を目標とする
10タイトル10.地形測量(トータルステーションによる細部測量)
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容地形細部測量の習得を目標とする
11タイトル11.地形測量(コンピュータによる座標計算)
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容地形測量結果から座標を算出する方法の基礎知識の習得を目標とする
12タイトル12.地形測量(コンピュータによる座標計算)
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容地形測量結果から座標を算出できることを目標とする
13タイトル13.地形測量(CADによる地形図作成・編集)
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容CADによる地形図作成・編集の基礎知識の習得を目標とする
14タイトル14.地形測量(CADによる地形図作成・編集)
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容CADによる地形図作成・編集が行えることを目標とする
15タイトル15.地形測量(CADによる地形図作成・編集)
事前学習
事後学習
予習:実習内容を理解して授業に臨むために、「測量学実習指導書」の関連項目を熟読する。
復習:測定データを整理し、レポートを作成する。その際に測量学実習指導書・測量学教科書等を参考に誤差が生じた原因を考察し、設問に答えること。
授業内容CADによる地形図作成・編集が行えることを目標とする
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(D) 問題解析・分析能力
 主要分野に関する実験・実習における実体験を通じて、現象の理解を深め、これを応用することができる。
<備考>
注意事項:
注意1)上記の1~10の講義では5人程度で班を組み実習を行う。
注意2)上記の11~15の講義では個人および5人程度の班で実習を行う。

本科目は、JABEEプログラムの学習・教育目標達成に対して以下のような位置づけである。
測量学→測量学実習第一,第二

履修に関する注意事項:
測量学実習第二は、測量学実習第一(木曜日III時限)と同時に履修申告しなければならない。授業は木曜日のIII時限~IV時限の連続で行う。

授業時間に関する注意事項:
注意1)雨天の場合は講義を順延とする。また、所定の精度を満たさなかった場合は再度測量をやり直す。そのため夏休みに入って約1週間は授業を行う可能性があるので、終日予定を入れないでおくこと。
注意2)予習の準備不足等で授業時間内(IV時限まで)に作業が終わらない場合は、作業が終わるまで実習を行う。