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授業科目名 計画学基礎及び演習
時間割番号 TCE216
担当教員名 武藤 慎一
開講学期・曜日・時限 前期・水・III-IV 単位数 3
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
計画学基礎では,どのような場面で計画が必要となるのかを,社会資本の性質とその特徴,また,計画の必要性に関する理論的な背景を学ぶ.このようにしてなぜ計画が必要なのか,どのような計画が望ましいのかを明確にすることで,計画分野だけでなく,他の領域における講義のベースとなる知識を取得することを第一目標とする.それらを踏まえた上で,社会現象の調査手法,基礎統計学で学んだ統計の知識を生かして,現象分析法としてのデータ解析手法,望ましい計画を実践するための便益評価方法について学習する.
これらの理論に基づいて,実際の甲府中心街のまち歩きを実施し,都市問題の把握,現象分析,計画案提案の演習を行う.
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>土木環境工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
CE-A専門(C)専門基礎学力土木材料・力学一般、構造工学・地震工学、地盤工学、水工水理学、交通工学・国土計画、土木環境システムの基礎を理解して、これを説明することができる。
CE-B(E)学習および問題解決能力演習科目・研究を通して、自発的・継続的に学習し、問題解決に取り組むことができる。
CE-C(I)デザイン能力課題に対する問題解決策を提案することができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
CE
10.本講義は専門基礎学力,学習および問題解決能力,デザイン能力を身につけることを目標とする.CE-A
21.土木計画学に関する基本的な概念・理論が説明できる.CE-A
32.土木計画学の基礎となる確率・統計などを理解し,実際の問題に応用して解くことができる.CE-B
43.計画において用いられる統計分析を理解し,予測計算ができる.CE-A
54.社会資本整備の計画において考慮すべき社会的要求や便益,コスト等の事項について説明できる.CE-C
65.計画において用いられる分析手法を理解し,得られたデータを用いて分析できる.CE-B
76.社会資本整備の便益やコストを算出し,費用便益分析計算ができる.CE-C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
110%平常点,演習への取組によって評価
210%平常点,演習への取組によって評価
320%演習への取組と中間の総括・まとめによって評価
420%演習への取組と中間の総括・まとめによって評価
510%平常点,演習への取組によって評価
610%演習への取組と期末の総括・まとめによって評価
720%演習への取組と期末の総括・まとめによって評価
合計100% 
<授業の方法>
基礎統計学・応用統計学で学習した統計の知識,高等学校までに学ぶ微分法や代数についての知識が必要.
また,ミクロ経済学の基礎知識があると理解を助ける.
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
  1. 秋山孝正,上田孝行, すぐわかる 計画数学, コロナ社, ISBN:9784339023596
<参考書>
  1. 秋山孝正,奥嶋政嗣,武藤慎一,井ノ口弘昭, すぐわかる応用計画数学, コロナ社, ISBN:9784339028799,
    (2年後期の交通計画・設計でも使用します)

  2. 藤井聡, 土木計画学―公共選択の社会科学, 学芸出版社, ISBN:4761531665
<授業計画の概要>
1タイトル1.計画学の役割
事前学習
事後学習
社会問題を整理しておく.
授業内容社会問題の概要とその解決のための計画学の役割を解説する.
2タイトル2.計画学の役割:演習
事前学習
事後学習
社会問題について解答できるよう準備をしておく.
授業内容自身が問題と考える社会問題に関する演習を実施する.
3タイトル3.統計データと確率分布
事前学習
事後学習
事前配布資料を確認しておく.統計学を復習しておく.
授業内容統計データの確率分布による取り扱いを説明する.
4タイトル4.統計データと確率分布:演習
事前学習
事後学習
事前配布資料を確認しておく.統計学を復習しておく.
授業内容統計データの確率分布による取り扱いの演習を実施する.
5タイトル5.統計的推定
事前学習
事後学習
事前配布資料を確認しておく.統計学を復習しておく.
授業内容土木環境工学に係る統計データに係る推定方法を説明する.
6タイトル6.統計的推定:演習
事前学習
事後学習
事前配布資料を確認しておく.統計学を復習しておく.
授業内容土木環境工学に係る統計データの統計的推定の演習を実施する.
7タイトル7.統計的検定
事前学習
事後学習
事前配布資料を確認しておく.統計学を復習しておく.
授業内容土木環境工学に係る統計データに係る検定方法を説明する.
8タイトル8.統計的検定:演習
事前学習
事後学習
事前配布資料を確認しておく.統計学を復習しておく.
授業内容土木環境工学に係る統計データの統計的検定の演習を実施する.
9タイトル9.回帰分析とデータ解析
事前学習
事後学習
事前配布資料を確認しておく.統計学を復習しておく.
授業内容土木環境工学に係る統計データに対する回帰分析の方法を説明する.
10タイトル10.回帰分析とデータ解析:演習
事前学習
事後学習
事前配布資料を確認しておく.統計学を復習しておく.
授業内容土木環境工学に係る統計データの回帰分析の演習を実施する.
11タイトル11.統計解析と計画論
事前学習
事後学習
事前配布資料を確認しておく.統計学を復習しておく.
授業内容ここまで説明してきた統計解析と,それが計画にどのように活用されるのかを説明する.
12タイトル12.統計解析と計画論:演習
事前学習
事後学習
事前配布資料を確認しておく.統計学を復習しておく.
授業内容ここまで説明してきた統計解析の演習と,その計画への活用に関する演習を実施する.
13タイトル13.中間評価:総括・まとめ
事前学習
事後学習
中間評価に関する学習をしておく.
授業内容前半の総合演習を実施し評価を行う.
14タイトル14.中間評価の解説
事前学習
事後学習
中間評価に関する復習をするように.
授業内容前半の総合演習の解説を行う.
15タイトル15.線形計画問題
事前学習
事後学習
事前配布資料を確認しておく.微積を復習しておく.
授業内容線形計画問題の概要と解法を説明する.
16タイトル16.線形計画問題:演習
事前学習
事後学習
事前配布資料を確認しておく.微積を復習しておく.
授業内容線形計画問題の解法に係る演習を実施する.
17タイトル17.非線形計画問題と社会厚生
事前学習
事後学習
事前配布資料を確認しておく.微積を復習しておく.
授業内容非線形計画問題の概要と解法を説明する.
18タイトル18.非線形計画問題と社会厚生:演習
事前学習
事後学習
事前配布資料を確認しておく.微積を復習しておく.
授業内容非線形計画問題の解法に係る演習を実施する.
19タイトル19.費用便益分析
事前学習
事後学習
事前配布資料を確認しておく.微積を復習しておく.
授業内容費用便益分析の概要と解法を説明する.
20タイトル20.費用便益分析:演習
事前学習
事後学習
事前配布資料を確認しておく.微積を復習しておく.
授業内容費用便益分析の解法に係る演習を実施する.
21タイトル21.社会厚生と計画論
事前学習
事後学習
事前配布資料を確認しておく.公民を復習しておく.
授業内容社会厚生と計画論の概要と社会厚生の計測方法を説明する.
22タイトル22.社会厚生と計画論:演習
事前学習
事後学習
事前配布資料を確認しておく.公民を復習しておく.
授業内容社会厚生の計測方法に係る演習を実施する.
23タイトル23.ネットワーク計画法
事前学習
事後学習
事前配布資料を確認しておく.公民を復習しておく.
授業内容ネットワーク計画法の概要とネットワーク計算について説明する.
24タイトル24.ネットワーク計画法:演習
事前学習
事後学習
事前配布資料を確認しておく.公民を復習しておく.
授業内容ネットワーク計算に係る演習を実施する.
25タイトル25.PERT/CPM
事前学習
事後学習
事前配布資料を確認しておく.公民を復習しておく.
授業内容PERT/CPMの概要とその計算方法について説明する.
26タイトル26.PERT/CPM:演習
事前学習
事後学習
事前配布資料を確認しておく.公民を復習しておく.
授業内容PERT/CPMの計算に係る演習を実施する.
27タイトル27.数理最適化問題と計画論
事前学習
事後学習
事前配布資料を確認しておく.数理最適化問題の復習をしておく.
授業内容ここまで説明してきた数理最適化問題と,それが計画にどのように活用されるのかを説明する.
28タイトル28.数理最適化問題と計画論:演習
事前学習
事後学習
事前配布資料を確認しておく.数理最適化問題の復習をしておく.
授業内容ここまで説明してきた数理最適化問題の演習と,その計画への活用に関する演習を実施する.
29タイトル29.期末評価:総括・まとめ
事前学習
事後学習
期末評価に係る学習をしておく.
授業内容後半の総合演習を実施し評価を行う.
30タイトル30.期末評価の解説
事前学習
事後学習
期末評価に関する復習をするように.
授業内容後半の総合演習の解説を行う.
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《土木環境工学科》
(C) 専門基礎学力
 土木材料・力学一般、構造工学・地震工学、地盤工学、水工水理学、交通工学・国土計画、土木環境システムの基礎を理解して、これを説明することができる。
(E) 学習および問題解決能力
 演習科目・研究を通して、自発的・継続的に学習し、問題解決に取り組むことができる。
(I) デザイン能力
 課題に対する問題解決策を提案することができる。
<備考>
本授業の科目は,以下のような位置づけである.
基礎統計学 → 応用統計学 → 計画学基礎及び演習 → 交通計画・設計,都市計画 → 景観工学