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授業科目名 分析化学
時間割番号 TAC210
担当教員名 植田 郁生
開講学期・曜日・時限 前期・火・II 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的>
分析化学は、調べたい試料にどのような物質が存在するのか(識別)と、その量はどのくらいか(計測、定量)を明らかにする学問分野です。例えば、環境汚染の程度や経路、環境への影響の評価、環境保全の対策は、すべて分析化学による識別と計測の結果がなければ議論できません。本講義では、基礎的で大切な定量分析の手法として化学平衡を利用して定量する方法と、共存物質と分離する方法についての原理を単元に分けて理解します。この講義は、1年次で学んだ「基礎分析化学」の基礎とするため、その復習から始めます。そして、3年次の「応用化学実験I」で体験する分析の原理と関連させながら、物質を定量的に取り扱えるようにします。
※ 本授業科目は、「COCコース別専門科目」
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
工学部>応用化学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
AC-A専門4.化学の専門知識・技術を活用し、新素材・エネルギー・環境等の分野における問題解決に取り組むことができる。C.分析化学C2.キレート滴定法、酸化還元滴定法、溶媒抽出分離法、イオン交換分離法について説明できる。
AC-BC4.クロマトグラフィー(ガスクロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー)、質量分析法、赤外分光法、核磁気共鳴分光法について説明でき、有機化合物の構造を決定できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
AC
11.錯生成平衡を基にしてキレート滴定法を理解し、滴定曲線が予測できるようにする。AC-A
22.溶解度積を基にして重量分析法の原理と操作を理解する。AC-A
33.クロマトグラフィ―分析の原理を理解し、各種クロマトグラフィ―の特徴について理解する。AC-B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
130%容量・重量・溶解度等に関する小試験・課題
240%クロマトグラフィ―の基礎・高速液体クロマトグラフィーに関する小試験・課題
330%ガスクロマトグラフィーに関する小試験・課題
合計100% 
<授業の方法>
「基礎分析化学」の学習内容を理解しておくこと。
単元ごとに小試験を行う。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
  1. 小熊幸一, 酒井忠雄編著 ; 石田康行 [ほか] 著, 基礎分析化学, 朝倉書店, ISBN:9784254141023
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル容量分析1
事前学習
事後学習
 
授業内容講義ガイダンス、水について
2タイトル容量分析2
事前学習
事後学習
授業内容酸塩基滴定
3タイトル容量分析3
事前学習
事後学習
授業内容キレート滴定
4タイトル容量分析4
事前学習
事後学習
授業内容沈殿滴定重量分析の基礎
5タイトル重量分析1
事前学習
事後学習
授業内容重量分析の基礎
6タイトル重量分析2および小試験
事前学習
事後学習
授業内容重量分析の応用および小試験
7タイトル液-液平衡および溶媒抽出
事前学習
事後学習
授業内容溶媒抽出
8タイトルクロマトグラフィ―1
事前学習
事後学習
授業内容クロマトグラフィ―の分類と基礎
9タイトル液体クロマトグラフィー2
事前学習
事後学習
授業内容クロマトグラフィ―の分離パラメータ
10タイトル液体クロマトグラフィー1
事前学習
事後学習
授業内容液体クロマトグラフィーの基礎
11タイトル液体クロマトグラフィー2
事前学習
事後学習
授業内容液体クロマトグラフィーの検出器およおび応用
12タイトルガスクロマトグラフィー1
事前学習
事後学習
授業内容ガスクロマトグラフィーの基礎
13タイトルガスクロマトグラフィー2
事前学習
事後学習
授業内容ガスクロマトグラフィーの検出器および応用
14タイトルクロマトグラフィ―の試料前処理
事前学習
事後学習
授業内容クロマトグラフィ―分析のための試料前処理
15タイトル小試験・総括
事前学習
事後学習
授業内容小試験および総括
<備考>
(未登録)