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授業科目名 観光政策科学実習AI
時間割番号 LST156
担当教員名 菊地 淑人/宮川 雅至/田中 敦/岡野 千帆
開講学期・曜日・時限 集中・(未登録)・(未登録) 単位数 1
<対象学生>
(令和5年度入学者に限る:令和4年度以前入学者は観光政策科学実習IV(LST155)で履修すること)
観光政策科学特別コース学生及び担当教員に履修を認められた学生に限る
<授業の目的>
国内外の観光地では、時代の変化や観光客の多様なニーズ、さらにはそれぞれの地域を取り巻く課題のなかでさまざまな取り組みがなされている。
国内において観光地経営で先進的な取り組みを実践している地域、特筆される観光資源や観光施設を有する地域の視察や現地で取り組み関係者からの座学等を通じて、実践的な知見を修得することを目的とする。他の講義科目等で得た知見を、現場における実践的な知見と重ね合わせることで、観光を立体的に捉え、今後の自らの学習や実践に展開することを目指す。

本科目(A)では、【観光資源・地域づくり】に関する先進事例を核とした実習とする。
あわせて開講される科目(B)では、【観光産業・ビジネス】に関する先進事例を核とした実習とする。
各自の関心等に応じて履修すること(両科目の同時履修も可能である)。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
生命環境学部>地域社会システム学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
SS-A専門地域資源調査の理論と実践の基礎地域資源・産業に関する諸要素と、実態把捉のための調査・統計手法の基礎知識を修得し、これを用いて地域の現状を把握できる。
SS-B観光政策科学の基礎と発展観光産業、観光行政の仕組みやそれが地域経営に果たす役割を理解し、観光にかかわる国内外の市場や政策の分析、観光地経営や観光まちづくりに向けた計画の立案、観光経営の特徴や課題、展開について、基礎的な専門知識を用いて説明できる(観光政策科学特別コースに限る)
SS-C課題解決の意欲と態度地域社会で生じる諸課題を発見し、その課題の解決に向けて、多様な観点から考察し、その考え方を表現できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
SS
1・先進的な観光の現場を実際に五感で経験することを通じて、観光地経営に対する関心を深める。SS-A
2・観光資源・観光施設の多様性を理解するととともに、そのマネジメントに求められる視点を身につける。SS-B
3・観光地経営の実践的な取り組み事例についての知見を修得する。SS-C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
140%実習参加における積極性・主体性、事前・事後の提出物の内容(まとめ方、情報の正確さ、視点の的確さ)
230%実習参加における積極性・主体性、事前・事後の提出物の内容(まとめ方、情報の正確さ、視点の的確さ)
330%実習参加における積極性・主体性、事前・事後の提出物の内容(まとめ方、情報の正確さ、視点の的確さ)
合計100% 
<授業の方法>
すべて【面接授業】として実施する。

・現地視察(9月下旬/2泊3日(予定))
 ※行き先・費用等の詳細は履修申告に関するCNS掲示を参照すること。
 ※実施時期・内容については新型コロナウィルス感染症の感染状況次第で大幅に変更となる可能性がある。
 ※日程・内容については、履修申告後であっても新型コロナウィルス感染症の感染状況次第で変更・キャンセルとなる可能性がある。
  その場合の履修取り消し等については柔軟に対応する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・実習に必要な情報等はMoodleを通じて共有する。
・現地の情報などを主体的に調べる、地図で訪問先を把握するなど、自ら学ぶ姿勢で臨むこと。
・気になったこと、学んだことは、フィールドノートにメモをとる、カメラ(スマホ可)で写真に記録するなどし、得られた情報・知見をそのまま受け流さないこと。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル現地視察の実施(9月下旬:2泊3日程度(予定))
事前学習
事後学習
【事前準備】視察先に関する情報収集
授業内容・現地視察を実施する。
 (現地で取り組みを牽引している実務家からの座学・ヒアリング等を行う場合もある)

【参考】これまでの実習地域
2022年度 伊勢志摩(1泊2日/電車・バス)【新型コロナウィルス感染症の影響で規模縮小】
2021年度 妻籠宿・下呂温泉(1泊2日/貸切バス)【新型コロナウィルス感染症の影響で規模縮小】
2020年度 伊豆半島(伊東・熱海)(1泊2日/貸切バス)【新型コロナウィルス感染症の影響で規模縮小】
2019年度 伊勢神宮周辺/観光特急しまかぜ/(神戸・高松経由)/瀬戸内国際芸術祭(直島・豊島)(2泊3日/電車・フェリー(名古屋集合・豊島解散))
2018年度 岐阜県飛騨地方(飛騨高山・飛騨古川・白川郷・五箇山)(1泊2日/貸切バス)
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
担当教員のうち1名(田中)は、旅行会社および観光系シンクタンクの出身者である。

担当教員のうち1名(菊地)は、担当教員のうち1名(菊地)は、国の独立行政法人の研究所にて文化遺産を中心とした地域資源の保全・継承・活用とそのための計画策定等に関する調査研究・実務等に従事していた。

担当教員のうち1名(岡野)は、観光系シンクタンク勤務のクロスアポイントメント教員である。

こうした実務経験、実践的感覚を活かした授業を展開する。
<備考>
・本科目の履修は、運営上の制約から観光政策科学特別コース学生及び担当教員に履修を認められた学生に限る。
・履修申請は6月~7月頃の予定(別途掲示)。
・実習参加費(自己負担分(実費))50,000~70,000円程度(指定口座への事前振込)。

※令和6年度開講の観光政策科学実習AII(LST157)は日帰り*3回程度となる予定(観光政策科学実習BI(LST158)が2泊3日程度の予定)。