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授業科目名 観光政策科学基礎実習
時間割番号 LST151
担当教員名 菊地 淑人/田中 敦/宮川 雅至/岡野 千帆
開講学期・曜日・時限 集中・(未登録)・(未登録) 単位数 1
<対象学生>
1年生(観光政策科学特別コース学生に限る)
<授業の目的>
これまで観光客としてさまざまな観光の経験をしてきたはずである。しかし、観光政策科学の学習・研究・実践を経て、観光をマネジメントする立場として活躍するためには、観光を運営する立場としての視点も体得することが不可欠である。
そのため、本実習では、観光に関する学修・研究・実務に求められるこうした複眼的な視野の獲得を目的に観光地の現地視察、事前・現地・事後のワークショップ等を実施し、観光のおかれた現在の状況の把握及び観光をマネジメントする側としての基本的視点の獲得を目指すことを目的とする。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
生命環境学部>地域社会システム学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
SS-A専門地域資源調査の理論と実践の基礎地域資源・産業に関する諸要素と、実態把捉のための調査・統計手法の基礎知識を修得し、これを用いて地域の現状を把握できる。
SS-B観光政策科学の基礎と発展観光産業、観光行政の仕組みやそれが地域経営に果たす役割を理解し、観光にかかわる国内外の市場や政策の分析、観光地経営や観光まちづくりに向けた計画の立案、観光経営の特徴や課題、展開について、基礎的な専門知識を用いて説明できる(観光政策科学特別コースに限る)
SS-C課題解決の意欲と態度地域社会で生じる諸課題を発見し、その課題の解決に向けて、多様な観点から考察し、その考え方を表現できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
SS
1・観光及び観光地をとりまく状況について理解する。SS-B
2・観光を企画・運営する側として必要な基本的視点を身につける。SS-B
3・観光地経営に携わるさまざまなステークホルダーや観光地整備手法の基本を理解する。SS-A
4・事前・事後のワークショップを通じて、他者との議論の仕方を身につける。SS-C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
120%実習参加における積極性・主体性、事前・事後の提出物の内容(まとめ方、情報の正確さ、視点の的確さ)
230%実習参加における積極性・主体性、事前・事後の提出物の内容(まとめ方、情報の正確さ、視点の的確さ)
325%実習参加における積極性・主体性、事前・事後の提出物の内容(まとめ方、情報の正確さ、視点の的確さ)
425%ワークショップにおける積極性・主体性など
合計100% 
<授業の方法>
事前・事後のワークショップも含めて、すべて【面接授業】として実施する。
視察地域は「富士五湖地域」を予定している。
宿泊先:東京大学山中寮内藤セミナーハウス(予定)

・事前・事後のワークショップ(事前3回程度/事後1回:学内)
・現地視察及び現地ワークショップ(1泊2日)
(加えて、視察にあたっての事前準備・調査(しおり作成等)を分担・協力しておこない、しおりは参加者で共有する)

※実施時期・内容については新型コロナウィルス感染症の感染状況次第で大幅に変更となる可能性がある。
※受講生の希望があれば、夏季休業中等に発展的な視察研修プログラムを開催する可能性がある(ただし、希望者のみとし、単位認定条件とはしない)。大学は自らが学びたいことを叶えていく場であり、希望する視察内容などがあれば積極的に表明してほしい。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・実習に必要な情報等はMoodleを通じて共有する。
・現地の情報などを主体的に調べる、地図で訪問先を把握するなど、自ら学ぶ姿勢で臨むこと。
・気になったこと、学んだことは、フィールドノートにメモをとる、カメラ(スマホ可)で写真に記録するなどし、得られた情報・知見をそのまま受け流さないこと。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル観光政策科学特別コース及び実習実施に関するガイダンス(4月20日(木)4限)【学内:S1-422(経済経営演習室)】
事前学習
事後学習
 
授業内容・観光政策科学特別コース教員・学生の自己紹介
・4年間の学修の進め方の説明
・本実習実施に関するガイダンス
2タイトル事前ワークショップその1(4月27日(木)4・5限(予定))【学内:S1-422(経済経営演習室)】
事前学習
事後学習
【事前準備】実習地域の観光資源等に関する事前調査(初回に説明する)
授業内容・現地視察内容のプランニング/訪問先の決定等
3タイトル事前ワークショップ(5月11日(木)4・5限(予定))【学内:S1-422(経済経営演習室)】
事前学習
事後学習
【事前準備】実習地域の観光資源等に関する事前調査(初回に説明する)
授業内容・現地視察内容のプランニング/訪問先の決定等
4タイトル現地視察・現地ワークショップの実施(6月3日(土)~4日(日)(予定):1泊2日)【学外】
事前学習
事後学習
【事前準備】当日に向けたしおり作成・編集等
授業内容・事前に決定したルートでの現地視察
・現地ワークショップ(夜)
5タイトル事後ワークショップ(7月(予定))【学内:S1-422(経済経営演習室)(予定)】
事前学習
事後学習
【事前準備】事後レポートの作成・提出
授業内容・成果のふりかえり
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
担当教員のうち1名(田中)は、旅行会社および観光系シンクタンクの出身者である。

担当教員のうち1名(菊地)は、国の独立行政法人の研究所にて文化遺産を中心とした地域資源の保全・継承・活用とそのための計画策定等に関する調査研究・実務等に従事していた。

担当教員のうち1名(岡野)は、観光系シンクタンク勤務のクロスアポイントメント教員である。

こうした実務経験、実践的感覚を活かした授業を展開する。
<備考>
・本科目の履修は、運営上の制約から観光政策科学特別コース学生に限る。観光政策科学特別コースの選択必修科目であるが、本科目はコースガイダンスを含む導入的な科目であることから、可能な限り履修することが望ましい。
・履修申告は4月13日(木)17時締切(集中講義のため、通常の履修申告とは手続きが異なるので注意すること。詳細は新入生ガイダンス及びCNS掲示を参照)。
・実習参加費(自己負担分(実費)、15,000~20,000円程度)が必要(指定口座への事前振込)。
・参加者には、大学のEメールアドレス(学籍番号@yamanashi.ac.jp)宛に必要な連絡をするので、随時チェックすること。
・授業実施日程はシラバス作成時点での予定である。変更が生じた場合は、随時Eメールにてアナウンスする。