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授業科目名 食物科学入門
時間割番号 LPC105
担当教員名 望月 和樹
開講学期・曜日・時限 後期・金・I 単位数 2
<対象学生>
注意:コンピテンシー等が設定されていない学科の学生でも、
学生便覧の表記に基づき必要に応じて履修申告をしてください。
<授業の目的>
人間と食品の関わりを理解するとともに、食品中の成分を分子構造(有機化学、無機化学)から理解し、食品中の成分の役割を理解する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
生命環境学部>生命工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
BT-A専門知識生命工学の基礎となる生物学、化学、物理学についての基礎知識を修得している。
BT-B共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
生命環境学部>地域食物科学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
FS-A専門食物に関して、原料から加工、栄養までの大きな流れを体系的に説明できる。
FS-B共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
FS-C様々な学問分野の考え方当該科目の学問分野(人文・社会・自然・健康科学等)の考え方を説明できる。
生命環境学部>環境科学科向け
生命環境学部>地域社会システム学科向け
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
BTFS
1・食品と人間との関わりを理解するできるBT-AFS-A
2・食品中の成分が理解できるBT-BFS-B
3・食品の一次機能、二次機能、三次機能を理解できる。BT-AFS-C
4・食品成分の化学構造(有機化学、無機化学)を理解できる。BT-BFS-A
5・食品成分の性質について理解できる。BT-AFS-B
6・食品の加工・製造の上で重要な食品成分(食品添加物など)について理解できる。BT-BFS-C
7・食品化学観点から「食品に関して、原料から加工、栄養までの大きな流れを体系的に説明できるようになる。」について総合的に考える力ことができる。BT-AFS-A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
110%小テストにより授業の理解度の評価、定期テストによる総合評価により評価する。
215%小テストにより授業の理解度の評価、定期テストによる総合評価により評価する。
315%小テストにより授業の理解度の評価、定期テストによる総合評価により評価する。
415%小テストにより授業の理解度の評価、定期テストによる総合評価により評価する。
515%小テストにより授業の理解度の評価、定期テストによる総合評価により評価する。
615%小テストにより授業の理解度の評価、定期テストによる総合評価により評価する。
715%小テストにより授業の理解度の評価、定期テストによる総合評価により評価する。
合計100% 
<授業の方法>
・教員が必要に応じて Zoom等により毎回同時双方向で学生にライブ講義を配信する
・適宜学生の思考の時間等の時間を設ける
・講義後小テストを提出
<受講に際して・学生へのメッセージ>
有機化学、無機化学、生物学の知識が必須である。
定期試験・中間試験・小テスト(毎回の講義)を行う。これらのテストで一定以上点数が取れなかった学生には、追試験を行う。
<テキスト>
  1. 新訂 食品の機能化学, アイ・ケイ・コーポレーション, ISBN:9784874922828
<参考書>
  1. 栄養科学イラストレイデット 食品学I, 羊土社, ISBN:9784758108799
  2. 栄養科学イラストレイデット 食品学II, 羊土社, ISBN:9784758108805
<授業計画の概要>
1タイトル人間と食物
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:小テストを復習する。
授業内容食文化、食生活と健康、食料と環境問題
2タイトル食品機能の概説(一次機能、二次機能、三次機能、食品添加物の機能)1
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:小テストを復習する。
授業内容食品成分の栄養性・嗜好性についての理解。
3タイトル食品機能の概説(一次機能、二次機能、三次機能、食品添加物の機能)2
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:小テストを復習する。
授業内容健康機能性・食品添加物についての理解。
4タイトル炭水化物の構造と役割1
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:小テストを復習する。
授業内容不斉炭素原子、立体異性体、グルコシド水酸性基、グルコシド結合の理解
5タイトル炭水化物の構造と役割2
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:小テストを復習する。
授業内容環元糖、非環元糖、α結合、β結合、配糖体の理解
6タイトル炭水化物の構造と役割3
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:小テストを復習する。
授業内容単糖(三単糖から六単糖、糖アルコール、アミノ糖、デオキシ糖、ウロン糖、アザ糖)の構造および食品中における役割の理解。
7タイトル炭水化物の構造と役割4
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:小テストを復習する。
授業内容小糖(二糖、オリゴ糖など)の構造およびこれらの食品中における役割の理解
8タイトル炭水化物の構造と役割5
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:小テストを復習する。
授業内容多糖(デンプン、セルロース、ペクチン、グルコマンナン、レジスタントスターチ、海藻多糖などの構造およびこれらの食品中における役割の理解
9タイトル脂質の構造と役割1
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:小テストを復習する。
授業内容脂質(単純脂質、複合脂質、誘導脂質など)の構造およびこれらの食品中の役割の理解
10タイトル脂質の構造と役割2
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:小テストを復習する。
授業内容脂質(飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、トランス脂肪酸、リン脂質、中性脂肪など)の構造およびこれらの食品中の役割の理解
11タイトル脂質の構造と役割3
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:小テストを復習する。
授業内容機能性脂質、構造脂質およびこれらの食品中の役割の理解
12タイトルアミノ酸・タンパク質の構造と役割1
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:小テストを復習する。
授業内容アミノ酸(非極性アミノ酸、極性アミノ酸、酸性アミノ酸、塩基性アミノ酸、中性アミノ酸、酸アミド)とペクチド・タンパク質の構造(一次構造、二次構造、三次構造、四次構造、水素結合、分子間結合、ジスルフィド結合、疎水性相互作用、等電点など)の理解。
13タイトルアミノ酸・タンパク質の構造と役割2
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:小テストを復習する。
授業内容アミノ酸とペクチド・タンパク質の構造が食品中に及ぼす影響を理解
14タイトルアミノ酸・タンパク質の構造と役割3
事前学習
事後学習
事前学習:配布した資料を理解しておく。
事後学習:小テストを復習する。
授業内容食品中のタンパク質(グルテン、大豆タンパク質、牛乳カゼイン、蓄肉・魚肉タンパク質の構造および食品中における役割の理解。
15タイトルまとめ
事前学習
事後学習
事前学習:これまでの講義内容を復習しておく。
事後学習:まとめの復習をする。
授業内容「食料生産と人類の健康維持との関係性」が食品化学の側面から全体的な理解
<備考>
(未登録)