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授業科目名 特別講義II
時間割番号 LBT446
担当教員名 輿水 精一
開講学期・曜日・時限 集中・(未登録)・(未登録) 単位数 1
<対象学生>
生命工学科3年次生および4年次生
<授業の目的>
「ウイスキー製造概論」
ウイスキーを中心として、酒のもつ魅力や美味さを体感するとともに、今日世界の注目を集めるに至った日本のウイスキーづくりの実際とその背景を知る。より高品質で安定した製品を提供するために注力する企業活動の実態、美味さ創造のコア技術である熟成やブレンドについて学ぶ。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
生命環境学部>生命工学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
BT-A専門実践力生命工学分野の専門的な知識と技術を応用し、新しいバイオテクノロジーへ活用できる。
BT-B共通教養様々な学問分野の考え方当該科目の学問分野(人文・社会・自然・健康科学等)の考え方を説明できる。
生命環境学部>地域食物科学科向け
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
BT
1高い顧客満足を獲得するために様々な企業活動が展開される中で、ウイスキーの品質面や製造技術に特化し、(1)ウイスキーの美味さ、魅力を知り、説明することができる。BT-B
2(2)ウイスキーの美味さ、魅力を形成する熟成やブレンドについて知り、説明することができる。BT-A
3(3)日本のものづくりの実際を知り、説明することができる。BT-A
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
140%レポートや授業中に実施する課題により知識と理論の理解度を評価する。また、質問などによる意欲、積極性も評価する。
230%レポートや授業中に実施する課題により知識と理論の理解度を評価する。また、質問などによる意欲、積極性も評価する。
330%レポートや授業中に実施する課題により知識と理論の理解度を評価する。また、質問などによる意欲、積極性も評価する。
合計100% 
<授業の方法>
面接授業(対面授業)による講義(官能評価を含む)と工場見学を行う。
面接授業においては、マスクの着用や定期的な換気等、新型コロナウイルスの感染拡大防止に配慮した形式で行うため、マスクの着用等について、教員の指示に従うこと。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、上記と異なる方法で授業を実施する可能性もあるので、教員の指示に従うこと。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
日本のウイスキー市場は、1980年代前半をピークとして約25年間ダウントレンドの中にありました。ダウントレンドからの脱却を目指して様々な企業努力がなされた中で、品質面の向上が果たした役割は無視できないでしょう。本講義を通じてウイスキーの面白さや魅力とともに、日本のものづくりの実際、世界的評価を得るに至った背景を知っていただきます。
なお、本講義は隔年開講(奇数年度のみの開講)となっておりますので、受講希望者は本年度にご受講願います。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 輿水 精一, 大人が愉しむウイスキー入門, 筑摩書房, ISBN:978-4-480-07186-6
  2. 嶋谷幸雄、輿水精一共著, 日本ウイスキー 世界一への道, 集英社新書, ISBN:408720720X
<授業計画の概要>
1タイトルウイスキー概論
事前学習
事後学習
授業内容および配布資料に基づいて復習を行い、理解を深める。
授業内容ウイスキーの概論を講義する。
2タイトルウイスキー誕生の歴史と日本のウイスキーの今日まで
事前学習
事後学習
授業内容および配布資料に基づいて復習を行い、理解を深める。
授業内容ウイスキー誕生の歴史と日本のウイスキーの今日までについて講義する。
3タイトルウイスキーの美味さ
事前学習
事後学習
授業内容および配布資料に基づいて復習を行い、理解を深める。
授業内容ウイスキーの美味さについて講義する。
4タイトルウイスキーの美味さはどこから
事前学習
事後学習
授業内容および配布資料に基づいて復習を行い、理解を深める。
授業内容ウイスキーの美味さはどこに由来するのかについて講義する。
5タイトル熟成/その魅力と不思議
事前学習
事後学習
授業内容および配布資料に基づいて復習を行い、理解を深める。
授業内容熟成の魅力と不思議について講義する。
6タイトルブレンド/その魅力と不思議
事前学習
事後学習
授業内容および配布資料に基づいて復習を行い、理解を深める。
授業内容ブレンドの魅力と不思議について講義する。
7タイトルウイスキー製造工程見学
事前学習
事後学習
事前学習として、これまでの授業内容を復習しておく。
事後学習として、見学内容および配布資料に基づいて復習を行い、理解を深める。
授業内容ウイスキー製造工程の見学を行う。
8タイトルウイスキーの官能評価
事前学習
事後学習
事前学習として、これまでの授業内容を復習しておく。
事後学習として、実施内容および配布資料に基づいて復習を行い、理解を深める。
授業内容ウイスキーの官能評価を行う。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
1973年現サントリーホールディングス株式会社に入社し、以後45年にわたってウイスキーの生産開発業務全般に従事した。これらの経験をもとに世界的評価を得るに至った日本のウイスキーづくりの現況を伝える。
主な経験業務:
ボトリングプラントにおけるブレンド、瓶詰、品質管理業務
中央研究所での熟成及び製樽技術の研究
山崎蒸溜所での原酒製造及び品質管理業務
ブレンダーとしてウイスキーの中味設計開発及び品質訴求業務
<備考>
(未登録)