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授業科目名 古典文学研究法IB
時間割番号 EEJ347B
担当教員名 小島 明子
開講学期・曜日・時限 前期・水・II 単位数 2
<対象学生>
3~4年生
<授業の目的>
受講者の希望を聞いた上で一つの古典文学作品を選び、全員で輪読することを通して、古典文学作品を読むための専門的な知識と高度な読解力を修得する。また、文献調査・発表資料作成・口頭発表・討議など古典文学研究に必要な技能を身につける。「古典文学研究法IIB」に接続し、卒業論文の執筆の土台を形成する科目である。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門人や社会への関心日本や世界、自然に関する広い教養を身につけている。
B授業力・実践的技能教材研究や教材開発を進んで行うことができる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1古典文学作品を読むための専門的な知識と高度な読解力を身につけること。A
2古典文学への深い理解を基盤とした教材研究ができる力、中学校・高等学校の授業を豊かにする新たな教材や指導法を作り出す力を習得すること。B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
140%授業時の発表によって、古典文学作品を読むための専門的な知識と高度な読解力を身につけることができているかを評価する。
260%授業時の発表によって、古典文学への深い理解を基盤とした教材研究ができ、かつ、中学校・高等学校の授業を豊かにする新たな教材や指導法を作り出す力がついているかを評価する。
合計100% 
<授業の方法>
演習が中心の面接授業であるが、時には講義も交えて行う。ただし、新型コロナウイルスの感染状況によって、Teamsなどを用いた同時並行型オンライン授業に切り替わることもある。

面接授業の実施にあたっては、「学生にマスクを着用させ、学生間の距離は1メートル以上空ける」「定期的に窓を開けて、換気を行う」「授業前後の手洗い・手指消毒を徹底する」など、感染防止に細心の注意を払う。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
古典文学に関して、生涯にわたり学び続け、研究し続けることができる力をみなさんにつけていただきたいと思っています。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 松田浩・上原作和・佐谷真木人・佐伯孝弘編, 古典文学の常識を疑う, 勉誠出版, ISBN:9784585291473,
    (2017年出版)

  2. 人間文化研究機構国文学研究資料館編, 古典籍研究ガイダンス : 王朝文学をよむために, 笠間書院, ISBN:9784305705945,
    (2013年出版)
<授業計画の概要>
1タイトル興味をもっている古典文学作品
事前学習
事後学習
「興味をもっている古典文学作品」とその理由について考え、自分の学習体験を振り返っておく。
他の受講者が「興味をもっている古典文学作品」について、あらためて調べたり、考えたりして、その魅力を自分なりに理解する。
授業内容「興味をもっている古典文学作品」とその理由・学習体験について発表、また他の受講者の発表を聞く。その上で本授業において輪読する作品を検討する。
2タイトル輪読(1) ―本文の扱い方―
事前学習
事後学習
輪読作品の当該箇所を読み込んでおく。
当該箇所の内容について、自分なりに参考文献を調べたり、ノートを作ったりなどして考察を深める。
授業内容「本文の扱い方」についての教員の説明を受けつつ当該箇所を読み、自分の意見を発表、他の受講者の意見も聞いて理解を深める。
3タイトル輪読(2) ―古語辞典の使い方―
事前学習
事後学習
輪読作品の当該箇所を読み込んでおく。
当該箇所の内容について、自分なりに参考文献を調べたり、ノートを作ったりなどして考察を深める。
授業内容「古語辞典の使い方」についての教員の説明を受けつつ当該箇所を読み、自分の意見を発表、他の受講者の意見も聞いて理解を深める。
4タイトル輪読(3) ―事典類の使い方―
事前学習
事後学習
輪読作品の当該箇所を読み込んでおく。
当該箇所の内容について、自分なりに参考文献を調べたり、ノートを作ったりなどして考察を深める。
授業内容「事典類の使い方」についての教員の説明を受けつつ当該箇所を読み、自分の意見を発表、他の受講者の意見も聞いて理解を深める。
5タイトル輪読(4) ―Web検索・古典ライブラリーの使い方―
事前学習
事後学習
輪読作品の当該箇所を読み込んでおく。
当該箇所の内容について、自分なりに参考文献を調べたり、ノートを作ったりなどして考察を深める。
授業内容「Web検索・古典ライブラリーの使い方」についての教員の説明を受けつつ当該箇所を読み、自分の意見を発表、他の受講者の意見も聞いて理解を深める。
6タイトル輪読(5) ―人物の比定・官職の調査―
事前学習
事後学習
輪読作品の当該箇所を読み込んでおく。
当該箇所の内容について、自分なりに参考文献を調べたり、ノートを作ったりなどして考察を深める。
授業内容「人物の比定・官職の調査」についての教員の説明を受けつつ当該箇所を読み、自分の意見を発表、他の受講者の意見も聞いて理解を深める。
7タイトル輪読(6) ―有職故実の調査―
事前学習
事後学習
輪読作品の当該箇所を読み込んでおく。
当該箇所の内容について、自分なりに参考文献を調べたり、ノートを作ったりなどして考察を深める。
授業内容「有職故実の調査」についての教員の説明を受けつつ当該箇所を読み、自分の意見を発表、他の受講者の意見も聞いて理解を深める。
8タイトル輪読(7) ―先行文学作品の影響の調査―
事前学習
事後学習
輪読作品の当該箇所を読み込んでおく。
当該箇所の内容について、自分なりに参考文献を調べたり、ノートを作ったりなどして考察を深める。
授業内容「先行文学作品の影響の調査」についての教員の説明を受けつつ当該箇所を読み、自分の意見を発表、他の受講者の意見も聞いて理解を深める。
9タイトル受講者による発表(1) ―本文を適切に扱う―
事前学習
事後学習
担当者は輪読作品の当該箇所について資料を作成し、発表の準備をする。担当者以外は当該箇所を読み込んでおく。
発表内容、また検討した内容に関して、自分なりに参考文献を調べたり、ノートを作ったりなどして考察を深める。
授業内容担当者による発表、その上で「本文を適切に扱う」という観点からの教員の指導を受ける。また、内容の読解について受講者同士で検討し、理解を深める。
10タイトル受講者による発表(2) ―古語辞典を活用する―
事前学習
事後学習
担当者は輪読作品の当該箇所について資料を作成し、発表の準備をする。担当者以外は当該箇所を読み込んでおく。
発表内容、また検討した内容に関して、自分なりに参考文献を調べたり、ノートを作ったりなどして考察を深める。
授業内容担当者による発表、その上で「古語辞典を活用する」という観点からの教員の指導を受ける。また、内容の読解について受講者同士で検討し、理解を深める。
11タイトル受講者による発表(3) ―事典類を活用する―
事前学習
事後学習
担当者は輪読作品の当該箇所について資料を作成し、発表の準備をする。担当者以外は当該箇所を読み込んでおく。
発表内容、また検討した内容に関して、自分なりに参考文献を調べたり、ノートを作ったりなどして考察を深める。
授業内容担当者による発表、その上で「事典類を活用する」という観点からの教員の指導を受ける。また、内容の読解について受講者同士で検討し、理解を深める。
12タイトル受講者による発表(4) ―Web検索・古典ライブラリーを活用する―
事前学習
事後学習
担当者は輪読作品の当該箇所について資料を作成し、発表の準備をする。担当者以外は当該箇所を読み込んでおく。
発表内容、また検討した内容に関して、自分なりに参考文献を調べたり、ノートを作ったりなどして考察を深める。
授業内容担当者による発表、その上で「Web検索・古典ライブラリーを活用する」という観点からの教員の指導を受ける。また、内容の読解について受講者同士で検討し、理解を深める。
13タイトル受講者による発表(5) ―人物の比定・官職の調査を行う―
事前学習
事後学習
担当者は輪読作品の当該箇所について資料を作成し、発表の準備をする。担当者以外は当該箇所を読み込んでおく。
発表内容、また検討した内容に関して、自分なりに参考文献を調べたり、ノートを作ったりなどして考察を深める。
授業内容担当者による発表、その上で「本人物の比定・官職の調査を行う」という観点からの教員の指導を受ける。また、内容の読解について受講者同士で検討し、理解を深める。
14タイトル受講者による発表(6) ―有職故実の調査を行う―
事前学習
事後学習
担当者は輪読作品の当該箇所について資料を作成し、発表の準備をする。担当者以外は当該箇所を読み込んでおく。
発表内容、また検討した内容に関して、自分なりに参考文献を調べたり、ノートを作ったりなどして考察を深める。
授業内容担当者による発表、その上で「有職故実の調査を行う」という観点からの教員の指導を受ける。また、内容の読解について受講者同士で検討し、理解を深める。
15タイトル受講者による発表(7) ―先行文学作品の影響の調査を行う―
事前学習
事後学習
担当者は輪読作品の当該箇所について資料を作成し、発表の準備をする。担当者以外は当該箇所を読み込んでおく。
発表内容、また検討した内容に関して、自分なりに参考文献を調べたり、ノートを作ったりなどして考察を深める。
授業内容担当者による発表、その上で「先行文学作品の影響の調査を行う」という観点からの教員の指導を受ける。また、内容の読解について受講者同士で検討し、理解を深める。さらに全15回の授業の学びを振り返る。
<備考>
(未登録)