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授業科目名 理科教育課程論
時間割番号 EEC432
担当教員名 杉山 雅俊
開講学期・曜日・時限 後期・木・II 単位数 2
<対象学生>
4年生
<授業の目的>
学習者の自然認識を支援する理科教育課程の諸条件について取り上げ分析する。戦後の学習指導要領の変遷をたどり、理科教育課程の本質について探る。また、現行の理科教育課程について概観して、将来の理科教育を展望する。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門授業力・実践的技能教材研究や教材開発を進んで行うことができる。
B教科書にある題材や単元等に応じた教材・資料を開発・作成することができる。
C教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1理科教材・教具を活用した実践研究の動向を知り,授業設計の向上に取り組むことができる。A
2理科の教材・教具研究の目的等について知り,教材研究や教材開発を進んで行うことができる。B
3学習者の自然認識の向上を図る上で、要求される理科カリキュラムの構成要素についての理解を深め、効果的な理科カリキュラムを編成・実施するための基本的知識等を理解する。C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
140%指定した題目に適合した内容であるか否か等,の観点で評価する。
230%指定した題目に適合した内容であるか否か等,の観点で評価する。
330%指定した題目に適合した内容であるか否か等,の観点で評価する。
合計100% 
<授業の方法>
本科目は原則「面接授業」によって実施する。その際,マスクの着用,着席距離の確保,定期的な換気,授業前後の手洗いと手指消毒を徹底する。ただし,大学の行動指針レベルによっては「ライブ型」によって実施する。ウェブ会議ツールを利用したライブ配信及び質疑応答を行うとともに,授業後の課題提出を求める。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
受講者の皆さんの考えや疑問を積極的に取り上げ,講義を構成しますので,是非とも積極的に授業に参加して頂きたい。
<テキスト>
  1. 文部科学省 [編], 中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 理科編 3版, 学校図書, ISBN:9784762506130,
    (2019年出版)

  2. 文部科学省 [著], 高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 理数編, 東京書籍, ISBN:9784487286348,
    (2019年出版)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトルオリエンテーション(理科教育課程が意味するもの)
事前学習
事後学習
(事前)シラバスを熟読し,科目履修への見通しを持つこと。
(事後)配布資料を熟読し,以降の学習への見通しを持つこと。
授業内容科目の概要を説明するとともに,“本科目で扱ってほしい課題と教科理科に関する疑問”に関する質問紙調査を実施する。
2タイトル中学校学習指導要領にみる理科の変遷(戦後以降)
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容中学校学習指導要領にみる理科の変遷について,戦後以降に焦点化して解説を行う。また,第1回調査で挙げられた課題について,ディスカッションによって検討する。
3タイトル高等学校学習指導要領にみる理科の変遷(戦後以降)
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容高等学校学習指導要領にみる理科の変遷について,戦後以降に焦点化して解説を行う。また,第1回調査で挙げられた課題について,ディスカッションによって検討する。
4タイトル生活単元学習期にみる授業設計
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容生活単元学習期にみる授業設計について解説を行う。また,第1回調査で挙げられた課題について,ディスカッションによって検討する。
5タイトル系統学習期にみる授業設計
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容系統学習期にみる授業設計について解説を行う。また,第1回調査で挙げられた課題について,ディスカッションによって検討する。
6タイトル探究学習期にみる授業設計
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容探究学習期にみる授業設計について解説を行う。また,第1回調査で挙げられた課題について,ディスカッションによって検討する。
7タイトル構成主義的学習にみる授業設計(含:指導案作成と模擬授業)
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容構成主義的学習にみる授業設計について解説を行う。また,第1回調査で挙げられた課題について,ディスカッションによって検討する。
8タイトル理科カリキュラムを支えるカリキュラムマネジメント
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容カリキュラムマネジメントについて,理科の視点から解説を行う。また,第1回調査で挙げられた課題について,ディスカッションによって検討する。
9タイトル中学校理科第1分野における教材・教具の取り扱い
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容教材・教具の取り扱いについて,中学校理科第1分野に焦点化して解説を行う。また,第1回調査で挙げられた課題について,ディスカッションによって検討する。
10タイトル中学校理科第2分野における教材・教具の取り扱い
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容教材・教具の取り扱いについて,中学校理科第2分野に焦点化して解説を行う。また,第1回調査で挙げられた課題について,ディスカッションによって検討する。
11タイトル高等学校理科(物理・化学)における教材・教具の取り扱い
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容教材・教具の取り扱いについて,高等学校理科の物理・化学に焦点化して解説を行う。また,第1回調査で挙げられた課題について,ディスカッションによって検討する。
12タイトル高等学校理科(生物・地学)における教材・教具の取り扱い
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容教材・教具の取り扱いについて,高等学校理科の生物・地学に焦点化して解説を行う。また,第1回調査で挙げられた課題について,ディスカッションによって検討する。
13タイトル効果的な中学校理科カリキュラムデザインの検討(含:ICTの活用)
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容カリキュラムデザインとICTの活用について,中学校理科に焦点化して解説を行う。また,第1回調査で挙げられた課題について,ディスカッションによって検討する。ICT活用については,文部科学省が公開している活用例を吟味し,理科授業におけるICT活用の方法と意義,指導上の留意点について検討する。
14タイトル効果的な高等学校理科カリキュラムデザインの検討(含:ICTの活用)
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容カリキュラムデザインとICTの活用について,高等学校理科に焦点化して解説を行う。また,第1回調査で挙げられた課題について,ディスカッションによって検討する。ICT活用については,文部科学省が公開している活用例を吟味し,理科授業におけるICT活用の方法と意義,指導上の留意点について検討する。
15タイトル本講義の振り返りと総括
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容本講義の振り返りと総括を行う。また,最終レポートについて説明する。
<備考>
(未登録)