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授業科目名 理科教育教材分析論II
時間割番号 EEC290
担当教員名 杉山 雅俊/松森 靖夫
開講学期・曜日・時限 後期・月・III 単位数 2
<対象学生>
2020年度開講
<授業の目的>
1.中学校・高等学校学習指導要領における理科の内容・系統性・全体構造等を理解するとともに、発展的な学習を展開する上で必要不可欠な教材・教具の活用方法について論じる。
2.生徒の自然認識・科学的思考・理科の学力などの実態を視野に入れた教材・教具の開発の必要性、教科としての理科の特性に応じたICTを含む教材・教具の効果的な活用法、及び理科実践研究を概観し、理科授業設計の向上を志向するために、従前までに開発された教材・教具を用いた模擬授業を行う。模擬授業の実施結果とその振り返りから、理科授業改善の視点(含:授業設計の向上)について具体的に論じる。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門授業力・実践的技能教材研究や教材開発を進んで行うことができる。
B教科書にある題材や単元等に応じた教材・資料を開発・作成することができる。
C教材研究を生かした授業を構想して、指導案を作成することができる。
D教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1理科教材・教具を活用した実践研究の動向を知り,授業設計の向上に取り組むことができる。A
2理科の教材・教具研究の目的等について知り,教材研究や教材開発を進んで行うことができる。B
3基礎的な理科の学習指導理論を理解し、具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身に付ける。C
4中学校・高等学校学習指導要領に示された理科の目標や内容を理解する。D
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
130%レポート:指定した題目に適合した内容であるか否か等,の観点で評価する。
220%受講態度:真摯な取り組みを重視する。
330%レポート:指定した題目に適合した内容であるか否か等,の観点で評価する。
420%レポート:指定した題目に適合した内容であるか否か等,の観点で評価する。
合計100% 
<授業の方法>
本科目は原則「面接授業」によって実施する。その際,マスクの着用,着席距離の確保,定期的な換気,授業前後の手洗いと手指消毒を徹底する。ただし,大学の行動指針レベルによっては「ライブ型」によって実施する。ウェブ会議ツールを利用したライブ配信及び質疑応答を行うとともに,授業後の課題提出を求める。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
(未登録)
<テキスト>
  1. 文部科学省 [編], 中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 理科編 3版, 学校図書, ISBN:9784762506130,
    (2019年出版)

  2. 文部科学省 [著], 高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 理数編, 東京書籍, ISBN:9784487286348,
    (2019年出版)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトルオリエンテーション(初等理科教育の目的・目標論・問題点等)
事前学習
事後学習
(事前)シラバスを熟読し,科目履修への見通しを持つこと。
(事後)配布資料を熟読し,以降の学習への見通しを持つこと。
授業内容科目の概要を説明する。
2タイトル中学校学習指導要領にみる理科の内容・系統性・全体構造(物理(エネルギー))
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容「エネルギー」を柱とした内容の構成とその具体,及び指導上の留意点について解説を行う。
3タイトル高等学校学習指導要領にみる理科の内容と指導上の留意点(物理(エネルギー))
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容「エネルギー」を柱とした内容の構成とその具体,及び指導上の留意点について解説を行う。
4タイトル発展的な学習を支援する教材・教具の活用方法(物理(エネルギー))
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容「エネルギー」を柱とした内容について,発展的な学習を支援する教材・教具の活用方法を議論する。
5タイトル中学校学習指導要領にみる理科の内容・系統性・全体構造(化学(粒子))
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容「粒子」を柱とした内容の構成とその具体,及び指導上の留意点について解説を行う。
6タイトル高等学校学習指導要領にみる理科の内容と指導上の留意点(化学(粒子))
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容「粒子」を柱とした内容の構成とその具体,及び指導上の留意点について解説を行う。
7タイトル発展的な学習を支援する教材・教具の活用方法(化学(粒子))
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容「粒子」を柱とした内容について,発展的な学習を支援する教材・教具の活用方法を議論する。
8タイトル生徒の自然認識を促す教材・教具の条件
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容生徒の自然認識を促す教材・教具の条件について議論する。
9タイトルICTを含む教材・教具の効果的な活用法,及び理科実践研究
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容観察・実験の様子を写真や動画で撮影し,考察に用いる活動を模擬的に行う。また,グラフ作成ツールを用いて実験結果を整理し,分析・考察を行う活動を模擬的に行う。
10タイトル中学校・高等学校理科の教材・教具の作成とその試行(物理(エネルギー))
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容中学校・高等学校理科の教材・教具の作成と試行を行う。
11タイトル中学校・高等学校理科の教材・教具の作成とその試行(化学(粒子))
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容中学校・高等学校理科の教材・教具の作成と試行を行う。
12タイトル教材・教具を活用した指導案作成,及び模擬授業の実施と振り返り(物理(エネルギー))
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容教材・教具を活用した指導案作成,及び模擬授業の実施とその振り返りを行う。
13タイトル教材・教具を活用した指導案作成,及び模擬授業の実施と振り返り(化学(粒子))
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容教材・教具を活用した指導案作成,及び模擬授業の実施とその振り返りを行う。
14タイトル教材・教具を活用した理科授業改善のための視点,及び理科授業デザインの再構成
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容教材・教具を活用した理科授業改善のための視点,及び理科授業デザインの再構成について議論する。
15タイトル本講義の振り返りと総括
事前学習
事後学習
(事前)Moodleに掲載された授業資料を熟読し,授業内容への見通しを持つこと。
(事後)授業内容を振り返り内容理解に努めること。
授業内容本講義の振り返りと総括を行う。また,最終レポートについて説明する。
<備考>
(未登録)