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授業科目名 中等国語科教育法III
時間割番号 EEC247
担当教員名 尾形 大
開講学期・曜日・時限 前期・木・II 単位数 2
<対象学生>
2年生以上(2年生で履修することが望ましい)
<授業の目的>
中学校・高等学校の「国語科」の教材研究法について習得し、活用できるようにする。最初の数回は総論的な問題提起、その後、具体的な教材を取り上げ、自らの教材開発に進んでいく。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門授業力・実践的技能教材研究や教材開発を進んで行うことができる。
B教材研究を生かした授業を構想して、指導案を作成することができる。
C教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
11.中学校・高等学校の「国語科」の教材研究法について習得し、活用できるようになる。C
22.学習者の疑問を教材に即して読み解いていく。A
33.学習目標と学習課題を明確にし、授業計画を立てる。B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
140%発表内容、期末レポートおよび授業参画度
230%発表内容、期末レポートおよび授業参画度
330%発表内容、期末レポートおよび授業参画度
合計100% 
<授業の方法>
講義と演習を組み合わせる形式で進める。
面接・オンデマンド型を併用する。
面接授業ではコロナウイルス感染防止対策を実施する。
・マスクを着用させ、学生間の距離は1m以上離す・定期的に窓を開けて、換気を行う。
・授業前、後に手洗い・手指消毒を徹底する。
オンデマンド型授業は以下の形態で実施する。
Moodle上に演習課題、学修の進め方、関連資料などの必要事項をアップロードし、学生が解決課題を回答
<受講に際して・学生へのメッセージ>
教材は事前に配布するので読んできてください。
<テキスト>
  1. 特に定めない。必要に応じてプリントを配布する。
<参考書>
  1. 文部科学省[編], 中学校学習指導要領解説 国語編, 東洋館出版社
  2. 文部科学省 [著], 高等学校学習指導要領解説 国語編, 教育出版
<授業計画の概要>
1タイトルガイダンスー国語科の授業の作り方
事前学習
事後学習
事前に参考書等に眼をとおして、国語の授業に関する自分の考えをノートにまとめる。
授業内容を踏まえて、指定された教材を読む。
授業内容ガイダンス 授業内容及び授業の進め方の説明・授業内で扱う具体的な教材の決定
2タイトル文学作品と国語教科書(「学習指導要領」と教科目標)
事前学習
事後学習
国語の授業と文学作品の関係性について自分の考えをノートにまとめる。
授業内容を踏まえて、文学作品を授業であつかうことの意義について考えをノートにまとめる。
授業内容新学習指導要領に即した授業の作り方について講義する
3タイトル中高の小説教材を用いた講義(近代小説の読み方と学問的背景)
事前学習
事後学習
当該小説を読んで自分の考えをノートにまとめる。
授業内容を踏まえて、もう一度当該小説を読み、自分の考えをノートにまとめる。
授業内容川上弘美「神様」を用いた授業の実践と討議
4タイトル発表準備と質疑
事前学習
事後学習
当該小説を読んで自分の考えをノートにまとめる。
授業内容を踏まえて、もう一度当該小説を読み、自分の考えをノートにまとめる。
授業内容各自の発表教材に関して指導案の作成と模擬授業の準備をおこなう
5タイトル中高の小説教材を用いた授業実践1
事前学習
事後学習
事前にレジュメを読んで自分の考えをノートにまとめる。
発表と質疑とを踏まえて、当該小説を用いた授業計画をノートにまとめる。
授業内容夏目漱石「夢十夜」を用いた模擬授業と討議
6タイトル中高の小説教材を用いた授業実践2
事前学習
事後学習
当該小説を読んで自分の考えをノートにまとめる。
授業内容を踏まえて、もう一度当該小説を読み、自分の考えをノートにまとめる。
授業内容志賀直哉「城の崎にて」を用いた模擬授業と討議
7タイトル中高の小説教材を用いた授業実践3
事前学習
事後学習
当該小説を読んで自分の考えをノートにまとめる。
授業内容を踏まえて、もう一度当該小説を読み、自分の考えをノートにまとめる。
授業内容森?外「高瀬舟」を用いた模擬授業と討議
8タイトル中高の小説教材を用いた授業実践4
事前学習
事後学習
当該小説を読んで自分の考えをノートにまとめる。
授業内容を踏まえて、もう一度当該小説を読み、自分の考えをノートにまとめる。
授業内容原民喜「夏の花」を用いた模擬授業と討議
9タイトル中高の評論教材に関する講義
事前学習
事後学習
当該小説を読んで自分の考えをノートにまとめる。
授業内容を踏まえて、もう一度当該小説を読み、自分の考えをノートにまとめる。
授業内容岡真理「虚ろなまなざし」を用いた授業の実践と討議
10タイトル発表準備と質疑
事前学習
事後学習
事前にレジュメを読んで自分の考えをノートにまとめる。
発表と質疑とを踏まえて、当該小説を用いた授業計画をノートにまとめる。
授業内容各自の発表教材に関して指導案の作成と模擬授業の準備をおこなう
11タイトル中高の評論教材を用いた授業実践1
事前学習
事後学習
当該小説を読んで自分の考えをノートにまとめる。
授業内容を踏まえて、もう一度当該小説を読み、自分の考えをノートにまとめる。
授業内容清岡卓行「ミロのヴィーナス」を用いた模擬授業と討議
12タイトル中高の評論教材を用いた授業実践2
事前学習
事後学習
当該小説を読んで自分の考えをノートにまとめる。
授業内容を踏まえて、もう一度当該小説を読み、自分の考えをノートにまとめる。
授業内容丸山真男「「である」ことと「する」こと」を用いた模擬授業と討議
13タイトル中高の評論教材を用いた授業実践3
事前学習
事後学習
当該小説を読んで自分の考えをノートにまとめる。
授業内容を踏まえて、もう一度当該小説を読み、自分の考えをノートにまとめる。
授業内容春木良且「情報が世界を動かす」を用いた模擬授業と討議
14タイトル中高の評論教材を用いた授業実践4
事前学習
事後学習
事前にレジュメを読んで自分の考えをノートにまとめる。
発表と質疑とを踏まえて、当該小説を用いた授業計画をノートにまとめる。
授業内容高橋源一郎「大人にはわからない日本文学史」を用いた模擬授業と討議
15タイトル授業のまとめと振り返り
事前学習
事後学習
これまであつかった小説・評論をあらためて読み直し、それぞれの意義を考える。
授業を踏まえて、期末レポートであつかう作品を選択し、そこで追究するテーマを決定する。
授業内容授業全体を振り返る
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
高等学校で教鞭をとっていた経験をもとに指導を行う
<備考>
(未登録)