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授業科目名 社会教育経営論I
時間割番号 EEC174
担当教員名 岡田 純一
開講学期・曜日・時限 後期・水・I 単位数 2
<対象学生>
2020年度以降入学生
<授業の目的>
本講座においては、社会教育というフィールドで多様な主体と連携・協働を図りながら、学習成果を地域課題解決能力や地域学校協働活動等につなげていくための知識及び技能の習得を図ることを主目的とする。このため、(1)社会教育行政の経営戦略、(2)社会教育行政と地域活性化、(3)学習課題の把握と広報戦略、(4)社会教育における地域人材育成を中心に学習し、これらを身につけることをめざす。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A専門人や社会への関心居住する地域の現状や課題などに関する高い関心をもっている。
B他者との協働他者の意見を聴き、理解や協力を得て課題に取り組める。
C共通教養多様な知識の獲得単位を取得した教養教育科目の概要と、重要な基礎的事項を説明できる。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1社会教育行政の意義や役割を説明することができる。A
2国及び地方公共団体における社会教育に対する行動計画について理解を深めることができる。C
3社会教育について、計画者及び住民双方の視点から分析することができる。B
4社会教育における評価に関する知識を身につけることができる。C
5広い視野に立ち、社会教育全般を俯瞰することができる。C
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
120%講義内や課題において具体的に説明できたか否かを評価する
220%講義内や課題において具体的に説明できたか否かを評価する
320%講義内や課題において具体的に説明できたか否かを評価する
410%講義内や課題において具体的に説明できたか否かを評価する
530%講義内や課題において具体的に説明できたか否かを評価する
合計100% 
<授業の方法>
講義中心となるが、できる限り双方向の状態をつくりつつ展開する。
課題について学習したことを発表する場を設ける。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
社会教育士をめざす人は必修となるので、参加をお願いします。
テキストは、初回から必ず準備してください。
<テキスト>
  1. 岡田 純一, 評価の探究 第2版 これからの生涯学習社会へ向けて, 樹村房, ISBN:978-4-88367-321-6
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1タイトル1回目 オリエンテーション・社会教育とは何か
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容本講座のすすめ方の確認
社会教育法から社会教育とは何かの確認
2タイトル2回目 社会教育行政の位置付け
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容具体的に、いくつかの自治体から、どのように行政組織が構築されているかの把握
社会教育委員に関する知識
3タイトル3回目 社会教育を取り巻く法令
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容社会教育法、図書館法、博物館法、地方教育行政の組織及び運営に関する法律を中心に学習
4タイトル4回目 国政から捉えた社会教育
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容教育振興基本計画についての学習
最近の答申等の動向についての学習
5タイトル5回目 EBPMの捉え方と社会教育
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容国の第3期教育振興基本計画からEBPMの捉え方について学習しつつ、それが社会教育上にどのように関係するのかについてを確認
6タイトル6回目 県政・市政から捉えた社会教育
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容具体的に、いくつかの自治体から、どのような展開がみられるのかを把握
教育大綱や教育の諸計画を考察
7タイトル7回目 社会教育計画の策定と評価
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容具体的に、東京都調布市で策定された計画を読み解く
8タイトル8回目 社会教育事業における評価の意義と方法
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容社会教育計画をもとに、実際にどのような事業が展開されているのかについての把握
評価の基礎的な部分の学習
9タイトル9回目 社会教育行政の実態
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容具体的に、いくつかの自治体から、どのような展開がみられるのかを確認
各計画の確認
10タイトル10回目 社会教育行政における経営
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容具体的に、いくつかの自治体から、どのような展開がみられるのかを確認
11タイトル11回目 社会教育行政と地域づくり
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容過去に展開された行政の取り組みをもとに、どのような事業が展開されているかを知りつつ、それぞれの工夫について考察
12タイトル12回目 社会教育行政と市民協働、住民自治
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容過去に展開された行政の取り組みを考察するとともに、市民協働や住民自治に必要となる事象について認識
13タイトル13回目 地域課題の分析と把握
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容具体的に、政府で検討されている地域課題の分析について考察し、その捉え方について学習
14タイトル14回目 地域課題を把握するための具体的な方法
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容実際に自治体において策定されている総合計画から、課題を読み取り、その方策について検討
15タイトル15回目 社会教育行政における地域広報戦略
事前学習
事後学習
指示されたmoodle上の資料の活用を図りながら、事前・事後の学習に努める。
講義後は復習し、理解を深める。
授業内容具体的に、自治体により作成された広報戦略について読みすすめ、今後どのような方策を行っていくべきかについて考察
<備考>
本講座は、基本的に対面での講義を予定しているが、感染症の蔓延等によりそれがかなわない場合も考えられる。その際にはzoom等の利用によるオンラインを活用した講義を行う。