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授業科目名 彫刻理論
時間割番号 EEA215
担当教員名 武末 裕子
開講学期・曜日・時限 前期・金・V 単位数 2
<対象学生>
2・3・4年
<授業の目的>
「彫刻とは何か」をテーマとする。
彫刻という感覚にもとづく造形芸術について、見方など方法論を学び、彫刻の立体としての特徴、彫刻を構成する諸要素などについて考察する力を身につけ、実技と理論の往還を図る。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
教育学部向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門授業力・実践的技能教科書にある題材や単元等に応じた教材・資料を開発・作成することができる。
B教科等の専門教養取得見込みの教員免許に対応する教科の目標や内容に関する知識を習得している。
<到達目標>  到達目標とは
目標NO説明コンピテンシーとの対応
教育
1見通しを持って計画的に実行する力を養う。A
2授業で得られた知見や記録した内容を発表する力を養う。B
3素材、技法から発想する計画的造形力を養う。B
<成績評価の方法>
目標No割合評価の観点
160%受講態度  出席点・予習・復習を基準に評価をする。
220%レポート 授業で得られた知見をレポートにて記録した内容を評価の対象にする。
320%発表/表現等  作品提出は試験での答案相当とみなし評価する
合計100% 
<授業の方法>
古代から現代までの彫刻や立体造形作品の写真やスライドなどの資料をもとに、彫刻の見方、要素の捉え方などについて講義する。
また、受講者各自でレポートをつくり発表し、討議を行う。
感染症の状況により、リサーチ・発表をオンラインで行う可能性があり、
その際は対面演習時間を柔軟にオンラインに移行する。
<受講に際して・学生へのメッセージ>
・授業内では写真資料や系譜の紹介ばかりではなく、実際に美術館に赴いて展示を鑑賞しながら彫刻の見方について学ぶ。
・後半の素材ごとの特性については理論に演習を交え、素材の種類や技法についてより分かりやすく学んでいく。
・美術館での鑑賞会などの参加(授業時間外の演習含む)がある事を承知したうえで受講すること。
・理論発表の機会を多く設ける。交代で発表資料を準備し、発表形式で授業を行う。各自の予習・復習の自習が必須になります。
・大学設置基準21条により、2単位授業には予習・復習・授業時間・テストを含め90時間の修学が必要とされています。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. ハーバード リード (著), Herbert Read (原著), 藤原 えりみ (翻訳), 近代彫刻史, 言叢社, ISBN:978-4905913535,
    (絶版古書のため、教員が随時紹介)

  2. ハーバート リード (著), Herbert Read (原著), 宇佐見 英治 (翻訳), 彫刻とは何か, 日貿出版社; 新装版 (1995/04), ISBN:4817058471,
    (新装版が販売されていますので参考書とします、各自事前にご準備ください。)
<授業計画の概要>
1タイトル1.ガイダンス
事前学習
事後学習
準備、復習を各自行うこと
授業内容概要説明を書籍や資料をもとに行う
2タイトル2.彫刻の成立、彫刻の系譜について
事前学習
事後学習
準備、復習を各自行うこと
授業内容交代で発表資料を準備し、発表形式でディスカッションを行う。
3タイトル3.古代彫刻
事前学習
事後学習
準備、復習を各自行うこと
授業内容交代で発表資料を準備し、発表形式でディスカッションを行う。
4タイトル4.中世彫刻
事前学習
事後学習
準備、復習を各自行うこと
授業内容交代で発表資料を準備し、発表形式でディスカッションを行う。
5タイトル5.近代彫刻・現代彫刻
事前学習
事後学習
準備、復習を各自行うこと
授業内容交代で発表資料を準備し、発表形式でディスカッションを行う。
6タイトル6.彫刻鑑賞(1)(美術館等へ見学)
事前学習
事後学習
準備、復習を各自行うこと
授業内容実際に美術館を訪れ、各自が担当した発表をもとに考察を深める。
7タイトル7.レポート発表(1)
事前学習
事後学習
準備、復習を各自行うこと
授業内容美術館訪問の実見で得られた知見を元に、発表形式でディスカッションを行う。
8タイトル8.立体の構成要素(素材の特性について)
事前学習
事後学習
準備、復習を各自行うこと
授業内容素材の特性について演習を行う
9タイトル9.立体の構成要素(素材の特性について)演習
事前学習
事後学習
準備、復習を各自行うこと
授業内容素材の特性について演習を行う
10タイトル10.立体の構成要素(形態について)
事前学習
事後学習
準備、復習を各自行うこと
授業内容形態についての演習を行う
11タイトル11. 立体の構成要素(形態について) 演習
事前学習
事後学習
準備、復習を各自行うこと
授業内容形態についての演習を行う
12タイトル12. 立体の構成要素(素材・形態について)演習発表
事前学習
事後学習
準備、復習を各自行うこと
授業内容総合的な造形演習を行う
13タイトル13. 彫刻鑑賞(2)(美術館等へ見学)
事前学習
事後学習
準備、復習を各自行うこと
授業内容総合的な造形演習を行う
14タイトル14. レポート発表(2)
事前学習
事後学習
準備、復習を各自行うこと
授業内容各自取り組んできた理論と実践を資料にまとめ、発表しディスカッションする
15タイトル15. これからの彫刻
事前学習
事後学習
準備、復習を各自行うこと
授業内容各自取り組んできた理論と実践を資料にまとめ、発表しディスカッションし総括を行う。
<実務経験のある教員による授業科目の概要>
実務(教育現場・美術館)経験を活かす内容とする。
<備考>
(未登録)