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授業科目名
母性看護学概論
担当教員
小林 康江/眞嶋 ゆか/佐々木 美果/高岡 智子
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DNK201 2 2 後期
<授業の概要>
アクティブラーニングの手法を用い、母性看護学の基盤となる概念とリプロダクティブヘルスおける母性看護の基礎を教授する。疾病治療論3の授業と合わせて理解を深める。
A 知識 
1.母性看護の基盤となる理論や概念を説明できる。 
2.リプロダクティブヘルスに関する法や施策を説明できる。 
3.母性看護の役割、法的責任と倫理について説明できる。 
4.性と生殖に関する解剖・生理について説明できる。 
6.生殖における健康問題と看護を説明できる。 
7.加齢に伴うホルモンの変化と健康問題と看護を説明できる 
B.技術
1.医療・看護に関する文献検索方法と情報リテラシーを活用できる。 
2.母性看護学の知識と理論を用いて、母性看護に関連した諸課題を分析する。 
3.ワードと用いてレポートを作成することができる。 
4.調べたことを発表することができる。 
C.態度 
1.看護師としての態度、倫理的配慮、コミュニケーションスキルを向上させる。 
2.周産期医療をめぐる生命倫理を学び、豊かな人間性を育む。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>看護学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質) 
A専門豊かな人間性
B問題解決力能力
C看護実践力
D連携する力
E地域ケアに貢献する力
F自己研鑽力
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
看護
1セクシャル・リプロダクティブヘルスや生命を巡る倫理的課題に対して、倫理分析の手法を用いて説明することができる。A
2母性看護の基盤概念や理論である「母性・父性」「役割」「移行」「愛着」「母子相互作用」「家族」「セクシャル・リプロダクティブヘルス」を説明できる。母性看護実践を支える概念である「ヘルスプロモーション」「エンパワメント」「ウエルネス」「セルフケア」を説明できる。B
3生殖並びに加齢に関する生理、生殖における健康問題と看護・セルフケアの支援について説明できる。C
4周産期医療システムにおける医療と地域の多職種連携について説明できる。D
5出身地の母子保健施策について調べることができる。E
6EBNの手法や文献検索を行い、自己の疑問の解決、よりよい看護のあり方について思考することができる。母性看護における課題を取り上げ、レポートをワードを用いて作成することができる。F
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
114%倫理分析の手法を用いてセクシャル・リプロダクティブヘルスや生命を巡る倫理的課題を分析できる。
214%母性看護の基盤概念や理論と母性看護実践を支える概念、それぞれ1つ説明できる。
320%月経周期と女性の健康を保持増進する看護について説明できる。
414%周産期医療システムにおける医療と地域の多職種連携について説明できる。
514%出身地の母子保健施策について調べることができる。
624%母性看護における課題を取り上げ、レポートをワードを用いて作成できる。
合計100% 
<授業計画>
1 ガイダンス、対象理解と母性看護の基盤となる概念
2 セクシャル・リプロダクティブヘルスに関する概念
3 セクシャル・リプロダクティブヘルスに関する統計
4 セクシャル・リプロダクティブヘルスに関する法や施策と支援
5 リプロダクティブヘルスに関する倫理
6 リプロダクティブヘルスに関する倫理、法と施策と支援
7 包括的セクシャリティ教育
8 性・生殖に関する生理
9 産婦人科の問診・検査・診断,生殖における健康問題(月経異常・性感染症)
10 生殖補助医療、避妊と人工妊娠中絶(子宮内掻爬)
11 女性生殖器の疾患(子宮筋腫・子宮内膜症・子宮頸がん・子宮体がん)の診断・治療
12 成熟期女性の健康課題と看護(月経異常、不妊、性感染症)*癌は成人で
13 更年期・老年期女性の健康課題と看護
14 特殊なニーズを持つ妊産婦と家族への支援
15 セクシャルリプロダクティブヘルスをテーマにした課題学習
<教科書>
  1. 中込さと子, 小林康江, 荒木奈緒編, 概論・リプロダクティブヘルスと看護 第2版, メディカ出版, ISBN:9784840475310,
    (2022年出版 ナーシング・グラフィカ, . 母性看護学)
<参考書>
(未登録)
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
産婦人科医として実務経験のある教員による授業