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授業科目名
コミュニケーション論
担当教員
阿久澤 智恵子/坂井 郁恵/安藤 晴美/宮田 知子/飯塚 恵美
時間割番号
単位数
履修年次
期別
DNH202 1 2 前期
<授業の概要>
人は、社会の中で相互に影響しあいながら生活している。コミュニケーションは、私達が社会生活を営む上での対人関係づくりには不可欠であり、非常に重要なルーツである。特に、医療現場においては、看護の対象者と援助的関係を築き看護援助を実践するために、看護の専門家として必要なコミュニケーション技法を身につける必要がある。そのために、さまざまな手段や方法を用いたコミュニケーションを体験的に学習し、日常生活において意図的にコミュニケーションの基本的技法を用いることができるようになることを目指す。
<本授業科目による獲得・涵養が特に期待されるコンピテンシー>(能力・資質)
医学部>看護学科向け
記号コンピテンシー(能力・資質)説明 
A専門豊かな人間性
B問題解決力能力
C看護実践力
D連携する力
E自己研鑽力
F共通汎用能力1・コミュニケーションスキル傾聴力相手の意見を丁寧に聴き、その意味・意図を自分自身で表現できる。
<到達目標>
目標NO説明コンピテンシーとの対応
看護
1対象者と援助的関係づくりに必要なコミュニケーションの方法を思考し、演示することができる。A
2コミュニケーションの手段や方法について学び、さらに他者の価値観を受け入れ、自分の考えを伝える方法を思考し実践できる。B
3自己のコミュニケーションにおける課題に気づき、修正・改善する姿勢を示す。E
4グループワークや演習でメンバーシップ・リーダーシップを発揮しながら参加する。D
5自分と異なる他者の考え方や価値観を知り、自分の考えを伝える手段や方法について述べることができる。F
6看護専門職として必要なコミュニケーション技法について述べることができる。C
<成績評価方法>
目標No割合評価の観点
15%良好な対人関係づくりに必要なコミュニケーションの技法を使って演習を実施することができる。
25%自分と異なる他者の考え方や価値観を知り、自分の考えを伝える手段や方法について述べることができる。
35%自己のコミュニケーションの傾向について気づき、解決・改善するよう取り組むことができる。
45%グループの一員として強調し、協力しながら演習に参加することができる。
540%自己のコミュニケーションにおける課題について記述できる。(レポート)
640%看護専門職として必要なコミュニケーション技法について記述できる。(レポート)
合計100% 
<授業計画>
【講義日程】         【内容】                        【担当者】

第1回 4月 5日(水) コミュニケーションとは                    【阿久澤・安藤】
第2回 4月12日(水) コミュニケーションの種類と基本的技法             【安藤・阿久澤】
第3回 4月19日(水) コミュニケーションに必要な技法 演習①            【坂井・宮田・飯塚・阿久澤・安藤】
第4回 4月26日(水) コミュニケーションに必要な技法 演習②            【飯塚・坂井・宮田・阿久澤・安藤】
第5回 5月10日(水) コミュニケーションに必要な技法 演習③            【坂井・宮田・飯塚・阿久澤・安藤】
第6回 5月17日(水) 看護におけるコミュニケーション                【阿久澤・安藤】    
第7回 5月24日(水) コミュニケーションに必要な技法 演習④            【阿久澤・安藤・坂井・宮田・飯塚】
第8回 5月31日(水) 良好な患者-看護師関係を構築するために必要なコミュニケーション 【阿久澤・安藤】
<教科書>
(未登録)
<参考書>
  1. 篠崎惠美子・藤井徹也, 看護コミュニケーション 基礎から学ぶスキルとトレーニング, 医学書院, ISBN:978-4-260-02063-3
  2. 渡辺富栄, 対人コミュニケーション入門 看護のパワーアップにつながる理論と技術, ライフサポート社, ISBN:978-4-904084-22-9
  3. 橋元良明, コミュニケーション学への招待, 大修館書店, ISBN:978-4-469-21214-3
[実務経験のある教員による授業科目の概要]
臨地での経験のある小児看護学領域の教員と精神看護学領域の教員で行う。
臨地での看護師経験と大学での臨地実習指導経験において、患者-看護師、患者-学生、看護師-学生間の多様なコミュニケーションの指導経験を基に、本講義を行う。